2022/11/26 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にアストラさんが現れました。
アストラ > ダイラスの船着き場には多くの倉庫がある。
海の男たちが今日も船から港へ、港から船へと積み荷や奴隷などを運ぶ作業を、特に理由も事情もなく眺めている。
先ほどまで請けていた護衛依頼も終わり、何度か足を運んだことのあるダイラス観光でもしようかと考えていたところ。

最近はよく奴隷市場にも足を運ぶようになったが、一体どれだけの奴隷が毎日売買されているのだろうと不思議に思う。
このままいけば国内外問わず、一般市民よりも奴隷の数のほうが多くなるのではないかと。
アストラは貴族でも王族でもないので、そこらへんの事情はよくわかっていないのだが。

「……魔族は絡んでいそうよねぇ」

奴隷市場に並ぶのは人種問わず様々だ。
そこには力を封じられた魔族もいて、人間たちの鬱憤を晴らすための見せしめのようなショーも行われているのだとか。
しみじみ、悪徳の国ねぇ、と思う。とは言え、まだ腐り果てていないのは少なからず改善しようとしている人物がいるのだろう。

と、そんなことを考えながら、木箱に座ってぼーっと海を眺めていた。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にローウェルさんが現れました。
ローウェル > 「あーーー! もう船旅なんて懲り懲りだ。
 儲けがよかろうが、2度と船になんか乗るもんか」

港に着いたばかりの船から、船員たちに混じって折りてきたのは、外見にこれといった特徴のない冒険者姿の青年。
しかし真っ黒に焼けて屈強な船員たちに挟まれているせいで、このときばかりはその外見が浮いて目立っていたかもしれない。
揺れることのない大地に両足でとんっと着地すると、両手を天に突き上げてぐぐぐっと背伸びをする。

「揺れて気持ち悪いし、男しかいなくて汗臭いし、メシも美味しくないし……。ん?」

一息ついたところで、船着き場近くの木箱に腰掛けている女性に気がつく。
役人という風体ではなさそうだし、怪しい狙いがあるにしては表情が穏やかだ。
暫くぶりに目にした美人ということで衝動に逆らえず、木箱のほうへ近づいていく。
彼女がこちらに気づいたならば、軽妙に手を挙げて。

「や、おねーさん。愛しい旦那が海から帰ってくるを待ってる、とか?」

アストラ > 暫く船の乗船客の行き交う様子を眺めていたところに声を掛けられれば、視線をそちらへと向けて手を上げる青年を見る。
これと言って外見的な特徴があるわけではないが冒険者風の装いをした姿に、つばの広い帽子を弾くように上げて微笑を浮かべた。

「旦那がいるように見えるかしら? これでも冒険者よ」

と木箱から降りれば、やたらと露出過多な魔術師風の装いであることが見えるだろうか。
豊満な乳房の谷間から鎖骨の浮き出るデコルテラインに、細い腰に丈の短いスカートから伸びる白い太腿。
背の高い彼を見上げれば、軽く腰に手を当てる。

「依頼が終わって暇をしていたの。貴方は?」

ローウェル > 遠目から見ていたときも肌色の多い服装をしていると思っていたが、近づいてみれば彼女の服装は相当に露出過多だった。
そして、一目で魔術師であることが推測できるものだった。
木箱から下りる動作だけでも重そうに揺れた胸元に、視線を奪われてしまう。
どうにか視線は彼女の顔に戻したが、好色な光は隠していなかった。

「いやー、全然見えない……
 なんて言ったら逆に失礼じゃないか。
 ひとりどころか、旦那がたくさんいてもおかしくない美人さんだと思うけど、おねーさん」

朗らかに笑いながら後ろを振り返って、先程まで乗っていた船を示す。
着港したばかりということもあり、今も忙しそうに船員たちが動き回っていた。

「オレもちょっと遠くまで仕事に行ってた帰り。
 船旅ってほんと疲れるし、男しかいないから退屈で、鬱憤溜まりまくりでさぁ。
 おねーさん、かなり見せつけてくれるけど、"そういうこと"も仕事のうち?」

知り合ったばかりの距離からもう少し、彼女への距離を詰める。
視線は再び彼女の顔から埋もれてしまいそうに豊かな爆乳の谷間へ移動し、括れた腰を撫でようと手が伸びた。

アストラ > 露骨な視線が胸元に向けられるのは慣れているので気にはしないアストラである。

「ふふ、ありがとう。流石に旦那はそんなに沢山いらないけれどね」

というか一人だって必要ないと思うほどには恋愛や結婚に無頓着なので、褒められたことだけを素直に受け止めて。
雑談混じりに暫く周囲を眺めていたが、彼からの返答が来れば「そうなのね」と頷いた。
確かに船上での娯楽はほとんどないだろうから、退屈だっただろうと同意を示して。
不意に距離を詰めてきた彼の好色な視線と腰を撫でる手には数度双眸を瞬かせた。

「娼婦のつもりはないのだけれど…まぁ、結果的に似たようなことはしているかしら。
 ……溜まってるのは鬱憤だけじゃなさそうね?」

こちらからも体を寄せれば、彼の視線を釘付けにする豊満な乳を柔らかく彼の体に押し付けて、上目遣いに見上げ、誘うように妖艶な笑みを見せ。

「……どう? 私と遊ぶ?」

どうせ暇をしていた身なので特に予定もない。
彼が頷くなら、共に人目がつかないところへ移動するつもりだ。

ローウェル > 「うーん、それもそうか。
 たくさんいるとしたら、旦那じゃなくて、おねーさんに魅了された下僕とかだな」

嫌な顔をされたら目線を反らしておく程度の良識は持ち合わせていたが、どうやら体を眺められることには慣れている様子。
会話の節々でちらちらと、彼女の胸や腰、尻など、過剰なほど女らしい身体を視線で舐め回していた。
その身体が近づいてきて密着すれば、尻を撫で回しながら彼女を引き寄せ、下腹部が疼くように大きく跳ねたことを伝え。

「美人でエロい体で、そのうえ好き者なんて、おねーさん女神みたいな人だ。
 そりゃ長いこと船のなかに閉じ込められて、自分で解消もできなきゃ、ねぇ。
 ……そうそう、あそこにいる連中もオレと同じぐらい溜まってると思うんだけど、何人か声かけて一緒に遊ぶ?
 それとも2人だけで遊ぶ?」

彼女の耳元に口を寄せて、舌先で耳を擽りながら囁くように尋ねる。
ちょうど彼女の視線の先、体格だけならばこの青年よりも逞しい、何人もの男たちが汗を垂らしながら作業をしているのが見えるだろう。
欲求の溜まっているだろう彼らに声をかければ、彼女の身体を食い散らかすような肉欲の宴になることは間違いない。
しかしせっかくの機会なのだから、2人だけで親睦を深めるのもいい。
彼らを呼んでくるか、2人だけでこの場を立ち去るか、その判断を彼女に委ね。

アストラ > 「ふふ、貴方もその一人になる?
 ……まぁ、実際は逆なのかもしれないけれど」

冗談めかすように笑っているけれど、アストラの性癖を考えれば沢山いるのは下僕とは逆の立場か。
実際にはどちらもいないのだが、大きな尻を撫でる手も少しスカートをたくし上げれば丸い尻肉を直に触れることもできるだろう。

「んっ…、…ひどい選択肢を委ねるのね、貴方。私を試してるのかしら?」

耳朶を擽るぬるりとした舌の感触と、情欲を煽るような囁きにゾクゾクと背筋が震える。
視線を向ければ作業している男たちの姿も見える。
一人でも複数でも、アストラの性欲と外見に見合わぬ体力が、応えられるだろう。
どちらが良いかを選べと言われれば、迷ってしまう程度には彼の言う通り淫乱の好きモノであることが知れよう。

「貴方だけを選んだら、彼らの分も満足させてくれるのかしら?
 それとも、色んな男たちに回されているのを見るのが好きなの?」

前者を是とするなら二人で、後者を是とするなら彼らにも声を掛けよう。
どちらかを選べないので、彼の欲求も知りたいと軽く首を傾げて。

ローウェル > 「どうだろうなぁ。
 男のほうはおねーさんのことを下僕として見ていても、実際はおねーさんの好きなように転がされてる……
 なんてのが似合いそうだけど。
 犯されているときにはいい声で鳴きながら服従を誓っていたとしても、ねぇ」

スカートをたくし上げれば、その内側はほとんど尻肉が露出しており、下腹部を隠しているのは紐にも近い煽情的な下着しかないと知る。
両手に吸い付くように柔らかなヒップを揉み捏ねながら、尻の谷間に食い込んでいる下着を悪戯のように時折引っ張り。
質問を返されると、耳を食みながら逡巡するように唸って。

「うーーん……
 そこで迷うってことは、おねーさん本当に好き者だろうからさ。
 ぶっといチンポを何本も咥えてイキ狂ってるところ、見たくなっちゃったな。
 もちろんオレも参加させてもらうけど」

船員たちにも声をかけることに決めると、名残惜しそうにしながら密着していた身体を離した。
だがスカートの内側で尻を撫で回している片手だけは離さない。
そのまま彼女と横に並んで連れ立ち、船員たちが作業をしているところへ近づいていった。

「……なぁ、聞いてくれよ。
 女日照りで陸に上がったらすぐに娼館へ駆け込んでやる、とか言ってたろ。
 このおねーさんが、まとめてスッキリさせてくれるってさ。ねぇ?」

娼婦顔負けのメスじみた彼女の身体へ、その場にいた船員たちの視線が一斉に集まる。
その場で男たちを煽るセリフで誘わせてから、適当な宿に押しかけるつもりだ。

アストラ > 「……それはそうね?」

よくよく考えながら、否定はしない。
その視点はなかったので見方を変えるとそう言う風にも映るのねぇとどこか感心した様子で頷きつつ、地肌を撫でる彼の手には弾力を返しつつ、下着を食いこませるように引っ張られてくちゅ、とわずかに濡れた音をさせただろうか。
熱っぽい吐息を零しながら、高揚しているのが伺える表情で彼の下した決断に笑みを浮かべ。

「ん……貴方も相当好きモノね」

想像するだけで興奮して、アストラはぶるりと身を震わせた。
そのまま尻を撫でられつつ彼と共に船員たちのところへと。
彼が誘うように声をかければ、荒くれものにも見える海の男たちの視線が突き刺さり、集中する。
それだけで体の芯から熱い疼きが下腹部へと落ちていき。

「お仕事の手が空いた人から、一緒に遊びましょう?」

と頬を火照らせながら誘う雌についてくる男たちは果たしてどれぐらいいたか。
集まった彼らと船着き場近くにある宿へと向かっていっただろう──。

アストラ > 【移動】
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