2021/11/03 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──夕暮れ時の倉庫街。
立ち並ぶ倉庫の間の路地を一人、ざしざしと緩やかな歩調で歩いているのは特徴的な銀色のジャケットを羽織った金髪の男。

「──くーぁぁぁ……」

男は歩を進めながら、誰も見ていないのを良いことに盛大に欠伸をかます。
……いや、この男の場合見られていようとも構わずやるのだが。

男は倉庫街の警備の依頼を受けてこの場におり、今は怪しい人物などがいないかどうか
警邏している最中である。

とはいえ、今の所不審なモノや人影が見つかることもなく、男は暇であった。

「ンン……何もないのは良いことではあるが……うぅむ、屯所に戻って寝てようかなもう」

などとため息混じりにボヤキを漏らし。退屈そうな面を下げたまま、ダラダラとやる気なさそうに巡回を続けてゆく。

エレイ > その日は結局、何事もなく過ぎていって──
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエレイさんが去りました。