2021/05/28 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にレンさんが現れました。
レン > 港の賑やかな喧騒を横目に、ふらりと人波を縫って歩いてくる。
時折周囲に視線を巡らせるも、さして興味を留められるものがなかったのか、波止場付近までやってくる。

「…潮風が気持ち良いねぇ」

仕事をしに来たようにも、港に用事があるようにも見えない。
かといって黄昏るには格好のつかない風貌で。
倉庫街の壁に背を預け、行き交う人波を眺めて。

レン > 人々の喧騒をぼんやりと眺めつつ、それでいて邪魔にならない位置に佇み。
通り過ぎる人に合わせて道を譲ったり、ふらふらと移動しては周囲を見て。
潮の香りに紛れて魔の香りの漂う港町を横目に、屋台のように張り出した軒先へと。
魚の串焼きを炙る煙が漂うそちらへと歩を進めると、逡巡するように佇み。

レン > 冷やかすなら帰れ、とでも言われたか。
軽く肩を竦めると、コインと串焼きを交換し、それを手にまた街の方角へと歩き出して。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からレンさんが去りました。