2020/09/12 のログ
エレイ > 「女の子の一人でも通りかかってくれると、無味乾燥なこの勤務時間もちょっとは潤うんだがのぅ……」

なんて、欲望の入ったつぶやきがぽつりと漏れる。
単に一言二言会話するだけでもいいし、男好みの美味しそうな娘であれば
職務質問にかこつけて屯所に連れ込んでアレコレしてしまってもいい。
というか是非そうしたい。
そんな事を考えてフフリ、とやらしい笑みが漏れる。

「──とはいえ、この時間帯だとちと難しい望みですかねぇ……」

ニヤケた顔を正すように頬を手でぐにぐにしながら、フンスと小さく嘆息しつつあたりをきょろりと見渡す。

日中から夕方にかけては人通りも多いこの倉庫街だが、夜も深くなると酒場から出て街へ向かう酔客がぼちぼち通る程度で
ほとんど人気はなくなってしまう。まあ、だからこそ警備が必要なのであるが。

エレイ > 結局その日は、平和に過ぎていったようで──。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエレイさんが去りました。