2020/06/27 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──くーぁぁぁ……」

倉庫から荷物を運び出す、または船からの荷物を運び込む人足がボチボチ行き交う倉庫街の路地を、
大欠伸をかましながらのんびりと闊歩する金髪の男が一人。
暇です、と書いてありそうな目元を軽く擦ると、フンス、と鼻を鳴らし。

「いやあ今日は実に平和ですなあ……平和すぎて俺がいる意味を問いたくなっちゃうぐらいに。
いやまあ何事もないのは良いことではあるんだが……」

などとややボヤキの混じった独り言を漏らす。
男は現在、倉庫街の警備の依頼(バイト)を受けてやってきており、現在はその務めとしての
警邏の最中である。もっとも、傍から見ると単に散歩してるだけにしか見えないのだが。

一応つい先刻、近場の酒場から出てきた酔っ払い同士の喧嘩の仲裁に入ったり、最終的に
彼らを海に投げ込んだりもしたのだが……男としては、その程度の出来事は取るに足るような事として
カウントされるものではないらしい。

──ともかく、男はダラダラと警邏を続けながら、何か目を引くものでもないかと適当に視線を動かしていって。

エレイ > その後も特に何事もなく、時間は過ぎていって──。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からエレイさんが去りました。