2019/07/18 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 夜。
人気のない倉庫街にて、立ち並ぶ倉庫の間の路地を、腰に明かりの灯ったランタンを下げながら
ダラダラと歩く、特徴的な銀色のジャケットを羽織った金髪の男が一人。

「──くーわわわ……」

億劫そうに歩を進めながら、人目がないのを良いことに、大口開けて盛大な欠伸を漏らす。
……もっとも、この男はこの程度で人目を気にするようなものでもないのだが。

男は倉庫街の警備の依頼を受けてこの場におり、今は不審な人物などがいないかどうか
警邏している最中である。

とはいえ、今の所これといった何かを発見したりすることもなく、男は暇であった。

「まああ何もないのは良いことなのだが……暇すぎてもう屯所に戻って寝てようかなと考え始める始末」

などと、フンスと鼻を鳴らしながらボヤキを漏らし。