2019/06/21 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にジードさんが現れました。
ジード > 朝の喧騒が嘘だったかのように人の気配が少なくなった船着き場。
未だ通り掛かる人々は居るものの、昼食から帰ってきた人足などが中心である。
色とりどりの薬やアクセサリーが歯抜けに並べられている店先は、
その店がそこそこ程度に繁盛した形跡を残しているものの、
それに興味を示す人間が通り掛かる様子はない様子で。

「――それなりに受けは悪くは無いんだが。
 売れる薬はどうにも原価が高いんだよな。今日はこの辺が切り上げどきかね」

渋い顔でぼやきながらのセリフを漏らしながら、
店主らしき男は困り顔で肩を揺らした。トータルで見ると今一のようだ。
気を取り直してとばかりに人のまばらな通りに目をやるが、
客になりそうな人足はイマイチ。