2019/02/14 のログ
カイン > 「ま、仕方ない。できるだけ探すは探しておこう。
 最悪酒場で粘りでもするかね」

酒でも飲みながら待つことも最悪考えようと思いつつ、
っ地上がってから荷物を手に取ると街の方へと去っていく。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からカインさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > これでもかとばかりに王都や近隣都市へと輸送していたカカオやチョコレートの類も漸く一段落。
この時期はただでさえ価値の高い海外農場のカカオが飛ぶように売れるとあって、商人達はほくほく顔である。

「…うむ。今年も上々だな。良く頑張ってくれた。暫くは、ゆっくり休むと良い」

ホーレルヴァッハゆかりの農園から大量に運ばれて来た荷物を黙々と積み下ろし続けた水夫たち。
その代表である荒くれ達に、社交的な笑みと共に金貨の詰まった袋を数個手渡した。

狂喜乱舞して立ち去っていく男達を苦笑いを浮かべつつみ送りながら、闇夜に浮かぶ商船の群れにぼんやりと視線を向けた。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > とはいえ、所詮は民需物資の輸送。
より金になる軍需物資に比べれば、大した事では無い。

「…もう少し王国軍が派手に動いてくれれば良いのだが。少々貴族共をつついてみるか」

身を切る冬の海風に小さく身を震わせると、上着の襟を立てて風から身を庇いつつ、港を後にするのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。