2019/02/12 のログ
ジード > 「もうちょっと船乗り向けの商品でも揃えらればいいんだろうけど、
 船乗りに受けるものってなんだろう?
 酒とかその手のかなあ―薬酒はないな」

作るだけならば勿論作れるが、薬としてどんな効果を求められるかわかったものではない。
栄養剤たぐいならまだマシで媚薬など売ろうものなら下手をすればしょっぴかれかねない。
危ない橋すぎるなと首を横に振り、船の停泊する港に視線を向ける。
流石にそれらしい人影ももう引っ込んで、完全に船の中から漏れ聞こえる声が聞こえるだけである。
苦笑いが漏れて思わず肩をすくめ。

ジード > 「そろそろ切り上げどきか。
 食事する場所だけはしっかり用意しておかないとな」

声を漏らしながら立ち上がり荷物を片付けて、街の方へと消えていくのだった。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からジードさんが去りました。