2018/11/16 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にジードさんが現れました。
■ジード > 昼間の喧騒が嘘だったかのように人の気配が消えた船着き場。
薄明かりに照らされたまばらな人影が通るだけになった路地に、露天が広げられていた。
色とりどりの薬やアクセサリーが歯抜けに並べられている店先は、
その店がそこそこ程度に繁盛した形跡を残している。
「――それなりに受けは悪くは無いんだが。
売れる薬はどうにも原価が高いんだよな。今日はこの辺が切り上げどきかね」
渋い顔でぼやきながらのセリフを漏らしながら、
店主らしき男は困り顔で肩を揺らした。トータルで見ると今一のようだ。
気を取り直してとばかりに人のまばらな通りに目をやるが、
見向きもされない様子に息を吐いて頬杖をつくのだった。
■ジード > 「よし、そろそろ切り上げどきだな。
食事する場所だけはしっかり用意しておかないとな」
声を漏らしながら立ち上がり荷物を片付けて、街の方へと消えていくのだった。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からジードさんが去りました。