2018/10/05 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にシュネルさんが現れました。
■シュネル > (あれから幾度。砦が奪われ、取り返し、が繰り返されている事か。
今は陥落と奪還の合間。その都度しっかりと整えなければならない、準備の期間。
派遣すべき兵員の数は問題無いと聞いているが。反して、消耗した様々な資材が足りていない。
周辺諸国から買った物。或いは奪った物。それ等の内海路で届く物を受け取らなければいけないが。
船旅は往々にして遅れる物だ。結局、予定された今日、船は港に着かなかった。
明日になるか、更に伸びるか。何れにせよ待たなければいけないのだが)
…だからって。羽目を外しすぎだ。ったく。
(無論。兵達にとって、これから鉄火場に赴く事を考えたなら。
今の内に、一時の享楽を謳歌したい…或いは。死地に潰える可能性も有るのなら。
今の内に、生の証を刻みたい、残したいと。そんな者も居るだろう。
だからと言って。連れ添い娼館に繰り出すから、と誘われて。そうそう着いていくのは――気が退けた。
流石に。あまりに。らしくないではないか。
今頃将兵問わず、街に出た者が無礼講で、何をしているのやら…だが。
取り敢えず、居たたまれず、宿を出て。桟橋の上に居た。
…勿論、どれだけ波を睨めた所で。早々と船を運んで来てくれる訳でもないものの)
■シュネル > (……まぁ、彼等の気持ちも解っている。
蓄積された…同時に、鬱屈した物も自覚している。
ただ、彼等もように。前後不覚ではっちゃけたくはないというだけで。
それなりの立場を与えられたからには、それを崩す所を見せたくない、見られたくないというだけで)
詰まる所…格好を付けたい、だよなぁ…
(自覚はひしひし。相好を崩す。
せめてこの位は良いだろうと、桟橋の箸に腰を下ろし、座り込んだ。
…片膝に手を着き、顎を載せ。
立ちっぱなし、それも終始姿勢を意識し続けて、は。流石に少々気疲れもする)
■シュネル > (随分と遅い時間迄。
それこそ、夜遊びに出た者達が戻って来る頃合い迄、その場に居た。
…後日、付き合いを断られた同僚の中に。
「よもや興味の対象が、異性ではないのかもしれない」、などと冗談半分で言い出す者が出る。
流石に、その際だけは…軍人たるべき規範の遵守も、貴族たるべき紳士らしさも投げ出して。
かの人物へと盛大な一撃を喰らわせる事になったらしいが――それは余談、という事で)
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からシュネルさんが去りました。