2018/07/16 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にタピオカさんが現れました。
■タピオカ > 港湾都市の夜。4つマストを備えた大型帆船から小さな漁船が帰り着く岸辺に伸びる、石畳みの道。砂浜に沿って街の外れまで続く遊歩道を、褐色の小柄な人影がゆっくり歩いている。
「夜の海風が涼しいー……。
ギルドのお仕事は楽だったけど……今日も暑かったなあ」
潮騒ともなって運ばれる夜風に目を細めて。
首尾よく手に入れた報酬を手に、居住まいの宿へ帰る途中だった。急ぐ様子もなく、砂浜と石畳を隔てる欄干に寄りかかって夜空を仰ぐ。
他の人影もほぼ無く、街灯がうっすら明るいだけの夜道でひとり、佇み。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にヴィクトールさんが現れました。
■ヴィクトール > 日も沈み、月夜を水面に映し出す砂浜。
焼けそうなほどに照りつけた日差しが石畳に吸い込まれ、その熱が未だに足元を熱くさせる。
薄っすらと汗をかいたまま、夜風に当たりながら歩いていると、見覚えのある姿が視野に収まっていく。
出会った時といい、前といい、普通ではない出会い方が続いたのを思い起こせば、にやっと口角が上がった。
「今日は濡れ衣も縄も掛けられてねぇな」
冗談めかした言葉を挨拶代わりに書けると、よぅ と軽く手を降ってご挨拶を。
そのまま彼女の方へと近づいていけば、隣に並ぶようにして欄干に寄りかかっていく。
彼女が見上げていた空へと視線を向ければ、紺色に広がる無数の光が映り込む。
「集落で見んのと、ここで見んのだと少し違って見えんな……まぁ、どう違うかって聞かれっと、よくわかんねぇけどな?」
そう見えただけと、苦笑いを浮かべながら彼女へと視線を戻す。
もう少しロマンチストな言葉でも言えればいいのだがと思いつつ、誤魔化すように掌を伸ばして銀糸をわしゃわしゃとなでくりまわそうとする。
■タピオカ > 夜の色した空の遥か先で夏の星座が見えていた。
賢者のローブ座、騎士の大盾座、マンドラゴラのお辞儀座。知ってる星座を指先で数えようとしていると、大柄の男の人の気配が近づいて。
「あはっ……!……そうだね。
今の僕は、田舎育ちのどこにでもいる冒険者だよ。
……ひさしぶり、ヴィクトール!また会えるなんて、嬉しい」
振り返りざま、挨拶代わりの冗談に軽い笑い声。
彼の目の前であられもなく乱れた記憶は愛おしくも久しくて。金の瞳を見上げて顔に喜色を広げ。
「自分の庭で見るのと、海の神様の庭で見るのとは気分が変わるんじゃないかな。……んっ!ははっ、……くすぐったいよ!」
集落と、この港。違って見える原因はそこじゃないかと思いつつ。髪なでられて嬉しそうに声音を弾ませ。愉快そうに肩を揺らして。
■ヴィクトール > 「あぁ、俺もだ。仕事帰りに会えるたぁ思ってなかったぜ。そいや、タピオカって何処の出身だったけか?」
田舎と言われれば、自分と似たようなものかと思いつつ親近感を覚えて目を細める。
そういえば、見た目といい格好といい、ここらの村や集落の出身とは違うように見える。
今更ながらに、何処から来たのかと興味が湧けば、首を傾けながら問いかけた。
「海の神様の庭か、俺なんぞ見つけたら、出てけって蹴られなきゃいいけどな。ははっ、そういうところがまた……可愛いよなぁ、タピオカはよ」
海の神様がいるなら、旧神の友人か何かだろう。
半魔となった自分は、そこらから紛れ込んだ鴉の様に疎ましいかもしれない。
クツクツと笑いながら冗談を重ねると、擽ったそうに声を上げる音色も心地いいもの。
夜に見せた艷やかな一面とは別に、小動物の様な愛くるしさに嬉しそうに微笑みつつ、今度は優しく指の合間に梳き通す様にして撫でていった。
■タピオカ > 「偶然に感謝だよ……!
僕は、マグメールのずっと北だね。年中涼しくてお日様が照ってる高原が広がってて、馬とヤギと羊と一緒に、一族であちこちフェルトのテントで旅してたよ」
自分の故郷へ話が及んだら、もうしばらく戻っていない事思い出して少し遠くを見るように。そして、どこか楽しげな様子で語って。
「そうなの?昔、女の子の取り合いをしたとか?……なんて。――えへへ。ヴィクトールに可愛いって言ってもらえちゃったー……」
彼の正体については聞き及んだ事がなくて。遊撃部隊の隊長という以外は詳しく知らないまま彼と神との関係をそんな風に茶化した後、冗句だよ、と唇が三日月。
さらさらと髪を梳かれると心地よさそうに肩の力が抜けて。そっと目元を上気しながら微笑む。
「僕ね、……ヴィクトールにしてもらったこと、忘れてないよ。あの服は持ち歩いていないけど……」
髪撫でられながら。自らの下腹部に指先を滑らせる。そこに現れたのはペイントタトゥ。蓮の花と葦と太陽。そしてハート。葦模様には闘技場で名を轟かせた彼を表す黒い羽。浮かび上がらせ、彼の視線の先に明らかにして。そして、腰の鞘に収まっている曲刀の飾り房には小さな小箱の姿がある。彼が覚えていれば、そこに相手から貰った他のアクセサリを収めていると知れるはずで。
■ヴィクトール > 「ほぉ~……遊牧民ってやつか。今はそこから離れて一人旅なのか?」
楽しげに語る彼女に、感心したように小さく頷く。
だが、遊牧民と思い浮かべると、日々の生活もなかなかに大変そうだったのを見たことがあった。
若くて働き盛りな年頃の少女が、そこを離れて一人旅というのも妙に思えれば、離れた理由を問うように言葉を重ねる。
「んなこと言ってると、悪い奴ばりに拉致っちまうぞ? まぁその、半分人間じゃなくなっちまってな、半分魔族化しててな」
故に、この地に住まう神からすれば半分は疎ましい存在なのだと。
見た目や気配には闇を思わせるものは滲まないが、背負っている剣にはその力が溜め込まれている。
冗談めかした言葉に、こちらも冗談を重ねるように微笑めば、銀糸を優しく撫で続ける。
指に絡む心地よい感触、そして顔を上げた彼女が見せるのは、活発に明るい少女から艶を交えた女の顔。
あの夜を思い起こすように言葉を切り出し、指先が向かう先を目で追う。
清らかな心を示す蓮を彩る蔦模様、そして名前の代わりに刻んだ羽。
その合間に象ったのは、彼女の明るさを示す太陽と暖かな心。
小麦色の肌に刻んだ美しくも淫猥に感じる爪痕を、忘れるはずもない。
それが浮かび上がっていくなら、そこに自らの手も重ねていき、ゆっくりとその下へと滑り込ませようとする。
「仕事終わりに熱気を冷まそうかって思ってたのによぉ、んなに誘うと……加減できねぇぞ?」
体を卑猥に飾ったアクセサリが収まる小箱も見え、まるで自分と合うのを待ちわびていたようにすら感じる。
少女から牝へと変わっていく瞬間は、ぞくりと嗜虐心を煽り立て、熱っぽい瞳を見つめ返しながら片腕はその体を抱き寄せようと背中に回っていく。
届いたなら、少し汗ばんだ太い腕が、壊さない程度に加減しながらも、ぎゅっと体を密着させるように抱きしめるだろう。
■タピオカ > 「そうだね!……僕の一族は、いつも新しい血や物事を取り入れるために15歳になったら旅に出されるんだ。同じ事を繰り返して古ぼけてしまわないように。だから色んな場所に行って、色んな人に会うのさ。そうやってヴィクトールにも会えたの」
重なった言葉にそう答えて。きゅ、と柔く、そのたのもしい片腕に両手を回す戯れを仕掛けて笑いかけてみる。
「ひゃあ!だれかたすけてー。……とかね。あははっ!
半分、魔族化……。……そっか、色々あったんだね。……。」
拉致の言葉に、楽しそうに悲鳴を上げて。棒読みで助け求めて遊び。
続いた台詞にぱちぱちと大きく瞳弾ませた。見た目には明らかにしない彼の闇を思えば、
深く尋ねる事はしないで。ただ、相手の手首に指をそっとなぞらせた。
……あの夜に、彼に刻んでもらったのは目にも見えない縁。
運と神とだけが操る縁を、おなかの上に描いてもらった。
いつかまた会える日のため、と自分のわがままで隠せるようにしておいたタトゥを、
やっと本人に見せる事が、本人にお返しできるような事が叶って。スカートとショーツの上をすこし開きながら笑顔でいる。
「ん、……あっ……。ぁ……。
……ごめんね、昼間とっても熱かったのに……。
でも夜は……もっと熱くなっちゃいそう……。……あ!……、ふ……あぁっ……」
着衣の裏に彼の手が重なる。巻きスカートの前に二人分の手の甲の形が縁取られながら、頬に紅色広がった。加減できない、と熱っぽい目つきに嬉しそうに頷いて。冗句めいて呟く台詞が途中ですくみあがる。彼の大きな腕に包まれて。彼の匂いに包まれてふるっと腰が悶える。唇をゆるく開き、濡れた瞳が彼を見上げ。
■ヴィクトール > 「そういう事か、新しい血ってのは要するに……一族の外でて、孕まされて帰ってこいって事だろ?」
クツクツと押し殺したような笑い声と共に、意地悪な言葉を重ねる。
異文化を取り入れて、発展を促すのはある意味国が行う進化の過程とも似ていると感じる。
だが、血を交えるのは珍しい方だろうと思うが、その意味を生々しく言い換えると、棒読みの悲鳴に変わらぬ笑みを見せた。
「色々……あったな、そんな暗い話ばっかじゃねぇよ。兄貴と出会ったのも、それが縁だ」
気遣ったように敢えて踏み込まぬ様子に、苦笑いを浮かべて髪をくしゃりと撫でていく。
母の仇も討ち、兄と出会って今がある。
そう悪いことだらけでないと、記憶を巡っていく。
手首に重なる指には、薄っすらと日焼けした肌が汗ばみ、日差しの熱を指先へと伝えていく。
下腹部がちらりと覗けていくのを目で追うと、ショーツの中へと掌を滑り込ませていった。
「もっとか……情緒ある誘い方だぜ。じゃあ俺は……そんな牝顔して迫る可愛い遊牧民の娘を貪って、俺の血を混ぜちまおうか」
日差し照りつける中の戦いでも、傷一つ負わずに敵を切り捨てた。
そして、汗には血の香りはなく、代わりに彼の雄々しい匂いだけが残る。
密着すればそれは濃くなり、心許す彼女には天然の媚香となるだろうか。
恥丘の茂みを撫でていき、その下のクレパスに指を這わせながらも、背中に回した掌は一度頬へと移る。
親指で頬骨をなぞるように撫でていくと、顎へと指先を掛けて上へと傾けてしまう。
後はそのまま覆いかぶさるように顔を近づけて、唇を奪い去る。
重ねるだけのキスと共に、逃さないというように改めて体を抱き寄せて愛撫を重ねていく。
すりすりと淡く肉割れをなぞりあげ、その上の陰核を包皮の上からコリコリと優しく押しつぶす。
幾度も弾きながら可愛がり、唇も徐々に啄むように激しい重なり方へと変わる。
■タピオカ > 「そっ……、そんな意味……、じゃぁ……、……っ……!
――そっか……。んっ……」
孕まされて、と単語が意地悪に紡がれたとたん、頭から湯気立つよな勢いで顔が赤らんだ。文化を吸収すると共に、そういう側面もあるという事を否定することもできなくて。
自分がいやらしい子みたいになった気分になりながら、無言でぱくぱく、反論もできず動揺する。
魔族化で兄と会えた。件の、この目の前の彼に人の上に立つ練習をしておけと告げるほどに親しいその人と関係が築けたきっかけに魔族が絡むという話をどう噛み砕けばいいか迷い。良かったね、とも言えなくて。悩んでると頭を撫でられて。少し瞳を伏せて。そして、少し笑った。
自分のスカートの中に沈んでく大きな手は熱くて、自分のおなかの太陽の熱が大きくなっていくみたい。ショーツの内側は熱っぽくなっていて。互いの熱が混ざると、ぷくりと膨らむ恥丘のまろみの上で肉鞘に収まった肉芽が、っひく、と彼を感じて反応する。
「んっ、……あ……っ!……はぁ……、あっ、……んうう……。
ヴィクトールの匂い……。とっても強い……雄の匂いがするの……っ、
はぁ……、あっ……、ひっ!んううっ……!
お股なでなで……、きもち……い……ぃ……。
ふぅ……、ふぅ……っ、……、ヴィクトール……。
ぅ……!ぅぅううぅっ……!はっ、……はっ……、んぅーーーーっ!」
彼の雄々しさに覆われた褐色の遊牧民は、やがて彼の雌となって身を縮ませ。
逞しい媚香で酔っていくように頬の朱色が広がっていく。
割れ肉いじられて、反射的にきぅと内股を強張らせて。頬撫でられると、視界いっぱい彼の顔。相手の名を呼び瞳の潤みが増して表面で揺れたときに唇が奪われ。睫毛の先が大きく跳ね上がる。目尻が下げられると、陰核を弄り回されて小尻が切なげに振られる。唇を食む勢いに胸の鼓動が早まり、甘い声で呻くと熱くなったスリットからつぷりと愛液が膨らみ。弾かれた肉芽が充血していく。
■ヴィクトール > 「ホントかぁ? あれだけ俺に何度も中に出されて……そのまま孕んじまうのとか、考えたことない方が嘘っぽいけどよ?」
小さな体を壊れそうなぐらいに抱きしめて、乱暴なぐらいに体を揺さぶって幾度も中に注いだ夜を思い起こす。
一滴たりとも零さずといった様子で、胎内に受け止めて細い腹部を淡く膨らませてしまう程、全てを飲み干していた。
それを意地悪く突っついていくと、真っ赤になる姿も可愛らしく、何より興奮するばかり。
過去の答えに迷う姿に、気にするなと言わんばかりに撫で続けると、微笑みを見つめながらそれ以上は語らなかった。
「腕っぷしは強ぇぜ、それに盛っちまうタピオカはホント……エロい牝だな」
ショーツの中には熱が溜め込まれ、僅かに割れ目をなぞるだけでも、蜜の膜を破ってしまいそうな想像が浮かぶほど。
肉芽も軽く撫でだけで甘い反応を示すながら、唇を奪いながらに愛撫を加速させる。
縮こまり、内股を閉ざす彼女の体を引き寄せ、唇を奪うと言葉の代わりに指がお強請りに応える。
爪先でくぷっと皮をむき出せば、指の腹がそこを撫で回し、その下のクレパスに指は滑り込む。
溜まりこんだ蜜を突き破り、腹部側の粘膜を中指の腹でぐちゅぐちゅと執拗に撫で回し、幾度も幾度も奥から膣口付近をなぞり続ける。
時折親指で肉芽を弾きながらも、遠慮ない愛撫を繰り返し、唇を淡くついばんで広げてしまう。
そして、僅かな隙間から捩じ込むように舌を差し込めば、小さな舌を滅茶苦茶にかき回すように絡めていく。
吸い付き、しゃぶり、絡めては唇を重ね合わせと遠慮はしない。
小さな体へ完全に牝の熱を宿させようと、指も三本にしてねじり込むように掻き回し、口元をべとべとにしながら舌が引き抜かれると、熱気を溢しながら唇が離れていった。
■タピオカ > 「……。
……ヴィクトールに、乱暴にされて……、いっぱい中に注いでもらえて……。それが、気持ちよくて、幸せで……。ほかのことは……考えたく、なかったの……。
ヴィクトールにも……気持ちいいこと以外、何も考えほしくなくて……」
異文化交流に子種を授かるという意味が含まれている以上、何か言えば軽蔑されてしまいそうだから。随分悩んだ後、一族としてではなくて自分としてそう答える。
たまに会って、こうして身体を交える。そんな気安い関係でいたいから。
あの日の嬌態を、自分であげた甘い声や肉打ついやらしい水音をも脳裏に浮かべてややうつむき加減。――何も語らないのなら、何も言わずに少しだけ首を頷かせる。
「ヴィクトールはトロールが来ても1対1で倒せちゃいそうだもの……。
うっ、……あっ……!あっ……!ぁ……!
はぁはぁ、ひゃっ、ひあぁぁぁぁ……!
ん、んっ、……んっ、……っ……、っはああっ、
お汁垂れちゃう……、お汁垂れちゃう……っ、お豆もよがっちゃうよおっ……!
――ひ、……ぁ……はっ……!んう、んうううっ!
はっ、ふ……、うううっ、……ぅ……!
ん……!ッん……!ふ、……ぅううっ……!」
唇を塞がれたままよく深くする身体と身体。
雌の身体は少年じみた痩躯だけれど、包むと雌の柔さを併せ持っていて。
そんな身体が、むきあげられた肉芽が撫でられ背筋をぴんと反らす。
指の腹にこりこりと感触踊るほど尖ったその下で蜜壺の蜜かきまぜるよな指遣い。
たまらずにちうちうと指の関節をすすりあげる膣肉は、お腹側にあるつるつるとした、他とは少し違った肉感のスポットをなぞられて不規則に揺れ弾み。指の根本にまで愛液滴る始末だった。肉芽がはじかれるたびに腰裏は敏感に強張りをみせ。差し込まれた舌で口腔を乱暴された事でとうとう、力が入らなくなっていく。倒れまいと太腿を息む傍らで指の数が増えてしまえば、瞳の端に涙の粒が膨らんでいくはしたなさ。舌の根が震えて、愉悦で崩れそうな身体を支えようとばかり、彼の舌へすがりついていく。
「っ……、は、……あああっ……!……っはああっ……、はああっ……。
ヴィク、トールう……」
唇離れたとたん、やっと息する事を思い出す。
顔を真っ赤にしながら大きく肩で呼吸整えたら、下唇からふたりの唾液がほろりと顎へ落ちていくところで。切なげな声でもう一度、彼を呼ぶ。
■ヴィクトール > 思い悩む、ほんの僅かな隙間。
そしてたどたどしく紡がれる言葉は甘くも、少し重たく響く音色。
それほど深く突っつくつもりはなかった男からすれば、バツ悪そうに表情を曇らせながら思考を一巡させていく
「……ぁー、わりぃ、そういう意地悪するつもりじゃなくてよ……本音いえばよ、タピオカが俺に種付されて、腹膨らませて帰るって想像すると、エロいなって思ったんだよ」
異文化交流と送り出された、純朴な少女を肉欲の限りに汚し尽くし、挙げ句孕ませて里に戻らせる。
その細い体が少女から母体へ変わるのを想像するなら、背徳的な欲望が顔を擡げ、見てみたいものだという男の欲を語る。
「そらな、倒しちまうぜ…?」
トロールどころか、魔王にも勝るとも劣らないと自負するほどになった。
にやっと自信満々に語る姿は、雄らしい荒っぽさにあって、どことなく子供っぽく笑っている。
肉壷の粘膜をぐちぐちと掻き混ぜていけば、しゃぶりつくように襞壁が窄まり、ぴっとりとひっついていく。
それを引き剥がすように指をうねらせ、つるつるとした部分を執拗に攻め立てる。
ここを触る度に体が捩るように揺れるなら、もっと深めようと幾度も幾度も小刻みに早くこすりつけていく。
肉芽も押しつぶしながらも、甘ったるい悲鳴を奪うように唇を重ねて、舌を絡める。
指が増えて、ピストンの動きと中指のうねりが加速する中、舌の動きがぎこちなくなるなら、此方から奪うように上から下へ、その逆も繰り返して絡め続けていく。
「っは……はぁ……っ、可愛いな…タピオカは……ほんとによ」
崩れ掛かる体を此方へ引き寄せて支えると、少し悪どく歪む微笑みで囁く。
そして、ずじゅっ! と勢いよく指を引き抜いていけば、絡みついた濃厚な水飴へ、目の前で舌を這わせていく。
泡立った部分も、濁った部分もすべて舌がすくい上げていき、酸味混じりの独特の香りと味を咀嚼し、指を清めていった。
「なぁ、服……ここで全部脱いでくれ。エロい散歩させてやるよ。ギャラリーは俺だけだけどな」
見られる事に目覚めてきた少女を誘う、卑猥なお強請り。
今宵は見せつけるのは自分だけと先に告げながらも、じっとその姿を見つめる。
未発達な乳房も、物足りない臀部も、細っこい体も全てがよくを唆る。
少年のような細い体だが、それでも牝らしい育ちはあり、何より、そんな体で牝の表情を見せるのがたまらない。
もっと見たいと言わんばかりに下腹部に膨れきった肉棒を押し当て、布地越しながらも、ぐいぐいと押し付ける程の圧迫感はあるだろう。