2018/05/20 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 夕暮れ時の倉庫街。
その中の倉庫の一つの傍らに置かれた木箱に腰掛け、ボケェー……とヒマそうに佇んでいる、
銀色のジャケットを羽織った金髪の男が一人。

男は現在、冒険者ギルド経由で倉庫街の警備の依頼を受けてこの場にいる。
なのだが……

「……ヒマすぐる。いや平和なのは良いことなんだがよ……こうも何もすることが無くては持つわけもない」

……これといった事件もなく、男はすっかり暇を持て余しているのだった。
そういう訳で警邏をサボってこうして座っているが、一応周辺で何か騒ぎがあれば察知できる位置にはいるので、
全く仕事を忘れている訳ではない。

「んんーむ……もう時間まで屯所で寝てようかのぅ」

……もっとも、もはやそれすらも放棄しそうな勢いだが。

エレイ > 段々と日も沈み、空の色も茜色から夜色に移ろいつつある。
しかし、まだ規定の時間には程遠い。

「……小腹が空いた感。なんかあったかな……」

フゥ、と溜息一つ零しつつ、バッグをゴソゴソと漁る。
出てきたのは……リンゴが一個。
ぬぅ……と軽く唸りつつも、今の所それしかないので、とりあえずそのリンゴをしゃくりと齧り始める。