2018/05/16 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からヴァルブルガさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からグライドさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にヴァルブルガさんが現れました。
ヴァルブルガ > 短く言葉を交わした傭兵と別れる。やや人気が少なくなってきた理由は
ふいに感じた潮の香りで察した。街の明かりも少なくなってくる中、視界が開ける。
波の音だ。倉庫だろう、無骨な同じような形の建物が並ぶ向こうに
黒々とした海が見える。さぁ、と潮風が頬を撫で、わずかに酔いがさめていく。

少ない街灯の明かりを頼りに目を細めながめ、やがて一歩踏み
出す。海に流れ込む河川、その堤の端に立ち、暫く海を眺めて。

ヴァルブルガ > なんとなく、煙草が吸いたい気がした。もう長いこと常用はしていないが、たまに吸いたくなる時がある。
煙草の一本もくれる人はいないだろうか、なんて堤沿いに
歩き始める。違う道で戻るような形。
堤防沿いにはちらほらと明かりが見え、華やかな雰囲気が見て取れる。

静寂をわずかに惜しむようにゆっくりと、その明かりの方向に向かって。

ヴァルブルガ > 川沿いは宿が多いようだった。大衆宿のようで3階以上あるような建物はあまりない。

大波などがくれば、河口に近いこの辺りは傷んでしまうのだろう。
見晴らしはいいがどの建物も、痛みは激しそうだった。
その分安いのだろうし、水が来ることは承知の上なのか

一階部分は飲食店だったりする建物が多い。安物でも部屋ごとの
家具が水でやられるのは嫌なのだろう。
脇を雰囲気を出したカップルが肩を抱き、腕を抱きながら宿の一室
に消えていく。

ヴァルブルガ > やがて自分の宿について。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からヴァルブルガさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 「時化たもんだ」

夜の海を眺めながら男は独りごちた。
風が強く、荒ぶる水面が街の光で時折その姿を現す。
暖かくなってきたと思ったが今日は寒気を感じる。

悪い病気にかからぬうちに屋内に退散しよう。
泣き出しそうな空をにらみながら。懐を擦る。
金目のものはあるが、金も心もとない。

グスタフ > 退屈に飽いて欠伸を殺す。
腹が減っているわけではないが、口寂しく。
下半身は欲求不満のはけ口を探している。

飽きやすく面倒くさがりで。
今なら見世物でも楽しめるかもしれないが
予定調和のないトラブルを欲して。

ぶらりと嵐を迎える夜を待ちわびて。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からグスタフさんが去りました。