2017/10/14 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にジードさんが現れました。
■ジード > 船から降りて潮の匂いの強い場所に降り立てばそこは人の坩堝。
荷も人も行き交い、行き交う人の数に合わせてまばらに店が立つ。
その中の一つ、赤レンガ造りの倉庫の前に間借りした露天が客を呼び込んでいた。
「やあや、お客さん一つみていかないかい?何、損はさせないよ?」
普段は良く売れる薬ではなく仕入れた交易品や宝飾品を全面に出した店構えは
路地裏を根城にするとは思えない程度には見栄え良く整っている。
それを客が気に入るかどうかは別の問題ではあるが。
■ジード > 「普段より大分人が多いとはいえ通りがかった人間が多ければ
多いほどモノが売れるって訳でもないねえ」
一通りの接客を終えてふと売り上げを確認すればそこまで普段と変わらぬ様子。
あまり興味を惹かれる人間がいないのかそれとも単価のせいか少々残念そうにしながらも、
夜半過ぎまでその通りから露店の姿が消えることはなかったという。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からジードさんが去りました。