2017/04/29 のログ
ヴェロニカ > 相手の視線を向けられたメイドは、それに気づいてさえいないように無反応だろう。
相変わらず、その場に立つ人形のように、ガラス玉めいたどこか無機的な瞳を二人へと向けているだけだった。
周囲の人影も少なく、少女の異変に気付くものもいなさそうである。

「あらあら、そうでしたの…」

そう残念そうに目を伏せて零すも、ドレスを纏う肢体はしっかりと相手に見えるように立ったまま。
しどろもどろな態度で否定を続けようとする相手が、こちらへと注ぎ込んでくる視線には気づきながら指摘せずにいて。

「ふーん、体質?…ああ、これね…」

すっかり地の口調になってしまいながら、酒に酔わされたように口を滑らせる相手へ魔法陣が浮かぶ目を細める。
気になる言葉に視線を落とせば、ズボンを持ち上げてくる膨張の気配が見えて、蠱惑的というより鮫のように口元を歪める。
そうして手袋に包まれた指が降りていき、そのズボン越しに撫でようという済んでのところで、相手の掌へと進み、指を絡めていく。

「こんなところじゃなんだもの、こちらへどうぞ?」

そう言って焦らしながら、相手が抵抗しなければ絡めた手を引いて誘うように連れていこうとする。
やがて車輪が回り、蹄が石畳を叩く音がして、目の前に馬車がやってくるのが相手にも見えるだろう。

サーリット > ズボンの前を押し上げるモノに気づかれる。
けれど恥ずかしいと思う事すら遠い世界の出来事のよう。
少女の細い指先がそれに近づけば、ひくり、と盛り上がりが小さく震える。期待に震えたのだろうか。

「あ…。」

そうして、手をとられる際にも抵抗はできない。
身体が重く、うまく動かせないような感覚。
馬車が目の前に到着しても危ないと思う事もなく。

『こちらへどうぞ』と誘われれば、その言葉に従う事だけが体を動かせる。
誘われる言葉のままに馬車の中へと入っていく。鳥籠の中へと入っていくように、少女に囚われていく。

ヴェロニカ > やってきた馬車の御者は無言のまま馬車を止めると、傍に控えていたメイドがその扉を開いていく。
馬車の荷台はそこそこ広く、ソファと絨毯の敷かれていて、そこにエスコートするように少女を連れていく。
メイドはついてくることなく、背後から馬車の扉を閉めていく。
その音と共に、外とまるで隔絶されたような空間で二人が向かい合うことになる。

「フフ、服を汚したくないでしょうし、ここで脱いだらどうかしら?」

そう依然として魔法陣が輝いている瞳を向けながら、少女へと促すように言う。
時折身体を近づけて、解いた手で太腿などを触れていくものの、相手が期待したズボンの膨らみには指は触れない。

「それができたら、したいことを正直に言いなさい?」

そして他者を堕落させたくなる魔族の性分から、口元に笑みを浮かべてからかうように問う。
自身は服を脱がずに、優雅にソファに脚を組んで腰を下ろした令嬢の姿のまま、相手の動きを見つめていた。

サーリット > ぱたん、という扉の閉まる音。
外界と隔絶された空間で、美しい少女と向かいあう。
さわ、さわ、とくすぐられるような感触が太ももに走り、は、と吐息が漏れる。
そして、ささやかれる言葉が頭の中に響く。

「…あ…は、い…。」

ぼうっとしたまま返答し、続けて自らの手が動く。
リュックを荷台の端に下ろし、再び少女の前へ。
ソファの上に座ったまま、愉快そうに笑みを浮かべる少女はミストレスのようだ。

言葉に導かれるままにズボンを脱ぎ、怒張した肉棒を露にする。
魅惑的な肉体と、焦らすような誘惑によってすっかりと勃起したそれを少女の前に晒し…。

「…あなたに…射精させられたい…。」

と意思の蕩けた瞳で、少女の赤い瞳に吸い込まれそうになりながら、つぶやくようにそう答えた。
答えた瞬間、肉棒がひくりと震える。
言わされるという背徳感も、興奮を導いていくようで。

ヴェロニカ > 小窓もカーテンで仕切られて、周囲の喧噪も遠い空間の中で、手指で太腿や腹部を撫でて煽る。
だんだんと興奮を覚えてか、自身も白い肌も桃色に染まり始めていて、潤んだ目にはなおも魔法陣が光る。

「よくできたわね…それにしても、随分苦しそうねぇ」

自らの手でズボンを降ろして、雄々しくいきりたつ肉棒を露わにした相手へ、ニヤニヤと楽しそうに愉快そうに笑んで零す。
主人ぶった態度を見せながら、見ず知らずの相手の前で着衣を脱いでいく少女を観察する様子は、心底愉快そうに見える。

「そう、別にあたしは下品な淫魔じゃないのだけど…こんなにして、ここはどうなっているのかしら?」

相手の呟きには、少し意外そうに眉根を持ち上げたが、すぐにまた元の笑みに戻っていく。
呪詛のかかりがよかったのか、すっかり蕩けた女を瞳の魔法陣が光らせながら、ソファに座ったまま言葉を切る。
そして物欲しそうに肉棒を揺らす様に、立ち上がって相手に擦り寄って胸を押し付けながら、絹のきめ細かい手袋をつけたまま肉棒の裏筋を指を滑らせていく。
そのまま付け根まで進み、指を這いまわらせて感触だけでそこがどうなっているのか仔細を探っていこうとする。

サーリット > よくできた、と言われれば少し笑みが浮かぶ。
蕩けたままのだらしない笑みにはなってしまったが。

魔性の瞳に魅せられて、目をそらすことができず。
自身の体を確認することができないまま、はい回る少女の指先に体をひくつかせる。

「あっ…ん、んっ…!」

露出した肌を、そのシルクの手袋の感触で撫でられればゾクゾクした快感がはい回る。
支配された思考を、快感が溶かし、ぐずぐずにされていく。

「あっ、ふぁっ…! そ、こ…!」

そしてその感触が肉棒へとまとわりつけば、快感はさらに大きく。
びく、びく、と真っ赤な肉棒が震え、たらりと先走りの液体をこぼすだろう。
その快感に合わせて柔らかな体を押し付けられれば、支配された思考がねっとりと肉欲に染まっていく。

少女の指先にはしっかりとした男性器の存在が確認できるだろう。
肉棒と、陰嚢と。そしてその下側にはきちんと女性器も。
女性器に触れれば、そこもしっとりと蜜を溢れさせているのがわかるかもしれない。

ヴェロニカ > まるで支配されたがるようにだらしなく笑みを浮かべる相手に、魔族としての堕落させたい歪んだ欲求を満たされていく。
感じていた苛立ちやフラストレーションを、この名も知らぬ少女にぶつけて解消しようとする気持ちになっていき、それを無言で語るように嗜虐に歪んだ唇から歯が覗く。

「敏感ね、ズボンに擦れてるだけでも気持ちよかったかしら?」

まだ肉棒に触れずとも、素肌を絹の生地がなぞるだけで溶けるように快楽を覚えている相手に、不意に手つきを止めながらからかう。
無論、すぐに手は再び動いて肉棒へと進んでいくのだが。

「二つとも楽しもうなんて、欲張りな身体ね…もし望み通り射精するまで立っていられたら、二度目はここに出させてあげるわよ?」

指先に感じる男と女の器官の両立に、口元を歪めながら再び指先は肉棒を指を巻き付けるように握りながら扱きあげていく。
そして、空いている片手で自分のスカートを捲りながら太腿を露わにし、下腹部まで撫で上げてみせながら告げる言葉の意味は、直接でなくとも伝わるだろう。
そうやって期待を煽りながら、上下に肉棒を扱く手とは反対の手で、少女の秘裂を指先でなぞり陰嚢を揉み解していく。

サーリット > 嗜虐的な笑みを浮かべる表情を見つめることしかできない。
身体を震わせながら、快感を感じている事を伝え、
しかしその快感にかくかくと膝が笑い始めている。
このままでは腰砕けになってしまいそうな様子。

「あっ、ふぁ、い…きもち、よかったです、ぅ…んっ、あっ…!」

支配された思考は少女の言葉に反射的に答えを返す。
しかし続けられる愛撫に喘ぎ声を漏らし、びくんと身体を敏感に震わせて。
そして囁きと共に女性器や陰嚢へと指先が伸びれば、さらに甲高い声を漏らしてしまい…。

「ふああぁっ…! あっ…あっ…!」

くちゅくちゅという女性器から漏れる音。
陰嚢を揉み解されるねっとりした快感。
そして少女の誘うような発言。
その滑らかな下腹部に目を奪われるが、すぐに深い色の瞳に視線を囚われてしまう。

しかしその誘惑は覿面であった。
視線を奪われたまま、膣内へのイメージを想起されてしまい、膝がかくかくと震えて今にも崩れ落ちてしまいそうで。

「あっ、はぁ…っ、ふぁ、い、がんばり…ますぅ…んっ、あっ…!」

視界は少女の瞳のまま。しかし下半身そのものが蕩けているような快感。
愛撫されているのかセックスしているのかよくわからない状態へ追い込まれていき…。

今にも、射精してしまいそうな状態へと急速に導かれていく。

ヴェロニカ > 「それなのに、名前も知らない相手に射精させられたいだなんて…淫乱なのね、アンタ」

地の口調のまま、もう殆ど下半身と直結した反射じみた答えを返してくる少女の告白に、呆れ気味に囁いていく。
指先は少しずつ秘裂を解すように膣内へと押し込まれていき、陰嚢は左右に転がすように指が揺らされていく。
そうやって愛撫されることで、甲高い嬌声を上げる少女に擦り寄りながら、殆ど布一枚を隔てただけの胸を押し付ける。

「最初に口説いたのも、ケダモノみたくここへ射精するつもりだったんでしょ?」

下腹部に目を奪われる少女が、誘惑されて秘裂を濡らしながら脚を震わせていると、見上げる相手の顔を覗き込んでいく。
そうして口にするのは、もはや問いというよりも瞳の力を発しながら少女の認識を塗り替えんとする洗脳じみていた。
容易く欲望に傾き、誘惑される少女の心に入り込むように唇から紡ぐ熱っぽい言葉で耳朶を打っていく。

「そうそう、頑張ったらあたしのナカで射精させてあげるから…早くイキなさいっ!」

手袋が汚れ、さらに射精することで馬車や自身が汚れかねないことを厭わずに指先の動きは熾烈なものに変化していく。
少女の絶頂が近いことは歴然としていて、指を秘所まで突き込みながら動かし、陰嚢と亀頭とを揉み解していき、そのまま射精へと導こうと。

サーリット > 「あぁっ、はぁ、んっ…! ふぁ、い…私、いんら、んですぅ…っ!!」

少女に瞳を覗き込まれながら、激しく性器を愛撫されていく。
ひくひくとわななく肉棒の鈴口から先走りや、女性器から蜜をこぼしつつ、
少女の与える快感と、その肉体への欲望に溺れ、思考を支配される。

「あ、ぁっ…わたし…っ、なかに、だしたかった…っ…そう、でふぅ…んっ、あぁっ…!」

びく、びく、と身体を震わせながら、ささやきのままに思考を改変されていく。
肉欲に支配された頭の中を、言葉の糸ががんじがらめに縛っていく。
少女に欲情していたのだと。その肉体に溺れたかったのだと。
植え付けられた欲望が、さらに快感を加速させて、背を伸ばすように爪先立ちになって与えられる快感を必死に我慢し———。

「あっあっあっ…! も、もうっ…! でちゃうっ、イっちゃうぅ…ッ!!」

欲望のままに白濁液を噴出する。
どく、どく、とどろりとした液体で少女の手袋を汚し、とろりとした蜜を女性器から零していく。
だらしなく舌を出しながら、精液を吐き出す快感に頭を真っ白に漂白されて。
視界をその瞳に支配されたまま、頭の中では膣内へと吐き出すイメージによる快感がスパークする。

射精が終わる頃合いで、立っていられなくなりその場に崩れ落ちてしまう。
洗脳と快感で、すっかりと脱力しきった姿。しかし、肉棒だけが相変わらず屹立しているだろう。

ヴェロニカ > 「まぁ二つもあったら処理も大変よね、淫乱になるのもしょうがないわよ」

瞳を交わすことで、魔力に篭った呪詛が送り込まれていき、相手の心に入り込んでいく。
自分の言葉を追うように支配された思考を口にする少女をさらに追い詰めようと、慰撫する手つきは止まらない。
快楽によって大きな隙ができている今、他に見るもののいない場で少女の心を掌握し切ってしまおうと画策していた。

「けど、そんな淫乱なアンタには躾けが必要ね、どこでも節操ないケダモノから、よく躾けられたケダモノにしてあげないと、誰かれ構わず種をばら撒いちゃうものね?」

囁く言葉で、都合よく認識を書き換えられていく少女に、魔法陣の輝く瞳が細められて気分よさげな笑みが浮かぶ。
爪先立ちで必死に快楽を我慢し、そしてだらしない表情で染まり切り、敢え無く白濁を肉棒から噴き出して射精する少女を心底楽しそうに眺める瞳が愉悦に光って歪む。

「ご褒美を前にもうギブアップ…ってわけじゃなさそうね。ほーら、ご褒美…あんっ…ふっ…あぁっ…!」

射精を受け止めた手袋は白濁に塗れてシミを作っており、それは馬車の中にも飛び散ってしまっていたが、むしろ上機嫌に少女を見下ろす。
崩れ落ちる少女を前に唇を舐めると、淑女のするカーテシーでもするように、スカートを持ち上げながら下着を穿いていない秘所を晒して跨っていく。
射精したばかりで脱力する少女の、なおも血をたぎらせている肉棒に相手を弄ぶうちに十分に濡れた秘所で咥えこみ、腰を落とした。
眼を細めながら甘い声を上げながら、すぐに相手の腹部に手を置きながら腰を振り始め、相手の腰へとお尻を打ち付け、
膣内はうねりながら少女の肉棒を包み込んでいくだろう。

サーリット > 射精の快楽によって真っ白になった頭に少女の囁き声が響いていく。
蕩けた思考に心地よく入り込み、ねっとりと縛り付けていく。
淫乱であることを認識させられ、肯定されれば嬉しそうにだらしない笑みを浮かべて。

「ふぁ、い…しつけ…しつけ、て、くださぁい…。」

へたりこんだままl、ゆっくりとスカートを持ち上げる姿をうっとりした表情で見つめる。
欲望に支配された思考はこれから与えられるご褒美につられていく。
先ほどささやかれた言葉をおかしいと思う前に快楽を餌にそらされ、深く深く暗示として刻み込まれていく。

「あっ、あっ、ふああぁぁっ…!」

ちゅぷうっと卑猥な音を上げて肉棒が飲み込まれれば、そこは熱く滾った沼のよう。
少女がグラインドを始めれば、膣内で肉棒が心地よく蕩けていくよう。

そして、その底なし沼に蕩けていく。
堕ちた先で快楽と共にささやかれる言葉は理性を通りこして深く刷り込まれ、
射精の快楽と共にサーリットを洗脳していく。

少女の言葉は、今後、愉悦と快感を伴った命令として作用していく事になるだろう…。

ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からサーリットさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からヴェロニカさんが去りました。