2017/01/13 のログ
■魔王レヴィアタン > 「……さて、そろそろ戻ろうかな」
飽きることなく船を眺めていたいが、そうしてばかりもいられない。
忙しいというわけではないのだが――あまり船を空けると、部下に呆れられる。己に苦言を呈す者も側近の中にいないわけではないし。
鬱陶しくもないのだが、言い訳するのはやや面倒なのだ。
名残惜しくも踵を返した。
潮の香りを背で受けながら、緩々と歩き始める。
■魔王レヴィアタン > 船着場から去っていく中で、どこで手にしたのか、掌に収まるほどの小さな果物を一つ。
コロコロと手の中で転がし、楽しそうに笑いながら。
「さて、さて。お土産はどこでいただこうかねェ…」
船の部下達に何を買っていこうか、そんな考えを頭に過ぎらせつつ――
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」から魔王レヴィアタンさんが去りました。