2016/01/29 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にリトさんが現れました。
■リト > 海風が吹く波止場に、ドレスをはためかせながら立っている。
目線はぼんやりと海の向こう。
「―――つまーんないなぁ……」
遊び相手が欲しかった。城にいてもメイド達は怖がって遊んでくれない故、此処にやって来たのだ。
王都から少し遠出をしたのは気まぐれ、あまり訪れていなかったせいもある。
かっつん、と足元にあった石ころを海面目掛けて蹴飛ばした。
■リト > 「ネス姉も最近忙しいみたいだしー……つまんなぁいの」
ぶす、と見るからに拗ねた表情でガツガツ、と足元蹴る。
注意してくれる人もいないのでやりたい放題だ。
そこでふと、気づいた。
「……あー。そういや、メイド……」
専属メイドが未だ空白の座を保っている。いい加減目星をつけなければ、部屋が汚れるばかり。
しかしそれを探すのも面倒で、ため息が漏れる。
■リト > ころころと手の中で先程拾った――というより奪った金貨を転がす。
暫し、その鈍い煌きを眺めていたが――
「…………えいっ」
ぽん、とそれを海に放る。瞬く間に金貨は海面に沈み、見えなくなった。
そうしてから、あぁ姉に渡せばよかった…と気づくも時既に遅し。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にエデルガルトさんが現れました。
■エデルガルト > ばたばたと強い海風に耐えるように細い枝を振るわせる樹。強い海風に今にも折れそうなその樹が、一際大きく風にゆれれば、それがぐぐ、っと意志を持つようにねじ曲がり、うねってその退席を増していく。せり出した瘤は人の頭となり、細い蔦が髪のように生えそろっていく。滑らかな曲線は見る間に女性の身体を形作り、ふわりと頭上から舞い落ちる貫頭衣を被れば…赤い瞳をした一人の魔族が、裸足でその場に顕現した。
「…んぅ…?」
ふと、視線を向けたその先で、波止場でなにかをしている人影をみつければ、ふわり、と甘い果実の香りを纏った女は、一歩ずつ、そちらに向かって歩いて行って…。
「こんばん、は?…寒く…ないの?」
こくん、と首をかしげる動作にふわり舞い散る魔力を宿した香り。見る人がみれば、それは「怠惰」の香りであることは知れるだろうか。抵抗力のない相手であれば、ものを考えることも億劫な程の倦怠感を感じるだろうけれど…
■リト > 「……んー?」
声をかけられれば振り向く。
そこに立っている女の姿に、そしてその香りに。肩竦めて笑って……
「ちょっぴり、寒いかな?でも大丈夫だよー」
「……ん。ちょっと待ってねー」
一応の抵抗力は身につけている。これでも魔族、しかも由緒ある吸血鬼の家柄だ。
それから、見上げるような彼女との身長差が億劫になったのか。
膝を折り、一度しゃがみこんだ。
一瞬の間を置いて立ち上がれば、彼女とほぼ変わらぬ身長に。
「……よし!これで首が痛くならないねー」
■エデルガルト > 抵抗のない相手であれば、話し相手にもならぬ程に呆けてしまう己の香り。その中でもこともなげに返事をしてくれる相手に、嬉しそうに、ふにゃあ、と表情を緩ませて。
「あは、おっきくなった…♪すごい。…えっと…。エデルガルト。お名前、聞いても、いい?」
んと、と少し、何かを考えるように、小さく首をかしげれば、己の頭にぽん、と咲いた赤い花に手を伸ばし…見る間に実を結んだそれ…真っ赤に爽やかな香りを放つりんごのような果実を、お近づきの印…とばかりに差し出して。
■リト > 「わたしより大きな人には、これ使うんだぁ。ちっちゃくはなれないんだけどねー」
そして名前を聞けば、差し出された果実を受け取りながら一度頷いて。
「わたしはリトだよ。よろしくね、エデルガルト」
爽やかな香りの果実を見つめたあと、口を開けてしゃくっ、と一口齧る。
■エデルガルト > 「どうして…?さっきの姿も、かわいかった、よ?」
今の姿も、いいと思うけど、と本当にそうおもっていることが伝わるような、きょとんとした様子で首をかしげて。
「あは、りと。りと…。うん、おぼえた。」
あっさりと、一口食べてくれる様子に、嬉しそうな様子は一際強く。
おいし?おいし?と態度で伺うように相手の様子を、じーっと見つめて。
一口食べたその実は、飲み込めば、その実一つで数人分の生命を保証するほどに滋養に満ちたもの。込められた魔力は働かずとも「満たされること」を教える実は、弱者にはその実を堕落させる果実だろうが、香りに抵抗できる相手には、ただ、たっぷりの魔力をもたらすものだろう。
久方ぶりの、「ちゃんと反応を返してくれる相手」に期待たっぷりの視線を熱っぽく向けて相手の返事を待って。
■リト > 「えー。だって、見上げるの疲れるもん!」
単純な理由だった。勿論そっちの方が…というのであれば考えるが。基本は自己中心的な少女。
一口分を飲み込む。ふわっと身体の内で広がる魔力に、パッと笑顔を浮かべて。
「……美味しい!美味しいよー、これ」
嬉しそうに笑って、残りの分も食べてしまう。そう間も無い。
■エデルガルト > 「でも、だっこするには、そっちのほうが、だっこしやすい、よ?…私は、抱っこする方が、すきー…♪」
されるのも、好きだけど、とくすくす、笑ってから。
だっこするのと、されるのと、りとは、どっちの方がすき?って首をかしげて聞いてみて。
「あは…♪ふふ、うふふふ♪うれしー♪りとが、たべたかったら、いっぱい、食べて、いいよ?」
ともだちともだち、なんて嬉しげに笑えば、細い蔦のようなその髪に、ぽんぽん、と二つほど赤い花が咲いてあたりに漂う香りもその分濃くなって。
■リト > 「あ、抱っこされるのはいいね。わたしは……される方が好きかなー」
聞かれれば笑顔で答える。
ぽんぽん、と続け様に咲く赤い花に、わぁ、と興味津々な眼差しが向く。
「うん、食べる!えへへ、エデル大好きぃ」
友達、と此方も嬉しそうに呟いて、両手伸ばした。
避けられなければぎゅっ、とその身を抱きしめようとして。
■エデルガルト > 抱っこされる方が好き、という相手に、嬉しげに、ふふー、っと笑みを漏らして。
嬉しげに抱きつかれれば、こちらも嬉しそうに、その身体を、ぎゅー、って抱きしめ返して
「りとが、気に入ってくれたのなら、いつでも、食べれるように、しておく?」
ぎゅ、と腕を擦りつけるようにしっかりだきしめ、頬をくっつけてすりすり、擦りつけながらそう囁いて。
「私、いっぱいいる、から…これ、植えたら、生えてくる、よ?」
しっかり抱きしめながら、掌を見せれば、そこから苗が生えてきているのを見せて…。
群体でもある自分は、植えれば殖えてどこにでも現れる存在なのだと説明しよう。
■リト > ぎゅー、っとお互いに抱きしめ合う。
嬉しそうに頬を、肌を擦り付けながらふと、掌に生える苗を見た。
「……わー。すっごいね!…じゃ、城に持ち帰って植えてみよーかなぁ」
言うとその掌に自分の掌を重ね、きゅ、と握る。期待の表情を隠しもせずに。
■エデルガルト > 「りと、いいにおい…♪」
彼女が掌を見ている間に、鼻先を首筋に埋めてすんすん、と小動物のようにならせば、えへー、と嬉しそうに赤い瞳を微笑ませて。
「うん、それでね、私の名前、呼んだら、いつでも遊びに、いけるから」
重なる手、指の間を擦りつけるように、絡ませ、握り返せば、じゃれるように、頬を唇で、ぁむぁむ、と擽っては、身体をすりつけて…
「さっき、ちっちゃい方が、だっこしやすい、って言ったけど…、私、おっきいりとも、好き、かも」
やぁらかくて、あったかい♪と囁けば、ぎゅー、って肌密着させるように抱きしめ直して
■リト > 「ありがとー。えへへ、エデルもいいにおいだよ…?」
両手の指が絡まる。指の間を、重なる掌を擦り付けるように握りながら、身体を擦り付けて……
「うん! 遊びに来てね、歓迎するから。……おっきいと抱きしめやすいでしょー?ふふ」
そう囁きながら、あむ、と唇を重ねにいく。
じゃれるように何度も押し付けて、その感触を味わってみて。
■エデルガルト > 「あは、嬉しい。りと、好きー♪」
すりすり、と指の間をすりつけ合いながら、きゅ、と手を握り。しっかりだきしめあえば、二人の身体の間で、貫頭衣を身に纏っただけの胸が、むにゅ、むにゅ、と形を変える。つん、と尖ったその先端をすりつけるようにしながら、っはぁ…♪と朱に染まった吐息を吐いて。
「んく、ふふ、抱きしめやすいけど…変な気分に、なってきちゃった、よ?」
重なる唇を、受け入れるように赤い瞳を一旦閉じれば、ちゅ、あむ、と唇を擦りつけるように口づけを返す。軽く啄み、その柔らかさを愉しむように、角度を変えて何度かキスをして。
「んは、ぁぁ♪りと、キスも、おいし…♪」
もっと、もっと頂戴?って甘く囁けば、れ、ろ、と熱く柔らかくぬめる舌をりとの唇の間に滑り込ませるように…
■リト > 「んふ、わたしも、エデル好きー」
指を擦り付け合う行為が心地好く、きゅ、と手を握ってすりすりと全体を擦り合わせる。
そして布越しの胸がむに、むにと形を変え潰れ合う感覚に、もっと、と強請るように身体を擦り付けて。
「ん、ふふ、変な気分になろ?……っは、はぁ…」
滑り込んでくる舌に己の舌を絡ませ、ねっとりと擦り合わせて啜る。
口腔から押し出すように舌を突き出し、互いの唇の合間ですり、すりとこすり合わせて……
■エデルガルト > 「あは、うれし…♪ん、んっ…ちゅ、はむ…ぅん…♪」
貫頭衣越しの身体は、熱く火照り、もどかしげに擦りつけられて。っはぁ♪と一度唇を離せば、つぅ、と途切れる銀の糸が月光に煌めいて。
濡れた唇をぺろり、と赤い舌が舐めれば、それを再び、んむ、と押しつけて
「りと、えっち…♪でも、えっちなりと、好き…♪」
絡め取った舌を、ぬるりと唇で包み、ぬるぬると扱きながら、絡ませた舌をりとの口中に返せば、とろぉ、っと甘い唾液を流し込みながら、リトの下腹部に、貫頭衣をぐぐ、っと押し上げる塊をおしつけていって…。
「ね、りと、触って…?」
すこし掠れた声で、貫頭衣を少し持ち上げ、びく、びく、っと跳ねる男性自身をむき出しにすれば、触って欲しい、とおねだりして…