2015/11/04 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にマユズミさんが現れました。
■マユズミ > 「昼下がり 船着き場」
ぼんやりと船を見ながら潮風に風を遊ばせる。
何のことは無く、簡単な仕事を終わらせたその帰りで。
受けたのは深夜の倉庫番。
交代が来るまで見張り、交代が来れば仮眠、それを数回繰り返し。
昼を越えれば積み込みで荷物が出て行くのでそれまを見送り。
特に何事も無く終了し、船着き場の邪魔にならない所で休んでいる所であった。
「……ふぁ」
欠伸が出る。
流石に短い仮眠の繰り返しだったせいもあって、仕事中は感じていなかった眠気が押し寄せてきていた。
ゆっくりと腰を下ろす。
「ん……」
目を擦るが睡魔は中々に強力で。
昼下がりの暖かな日差しも手伝って微睡みそうになる。
■マユズミ > さわ、と流れる風に目を更に細める。
こうやってのんびり過ごすのも悪くは無い。
騎士団に居た頃には考えれない生活。
それがいいのかと言われるとどうとも言えない。
あの頃を思い出せば堕落したな、と思う。
鍛錬と戦いで頭が一杯だったあの頃。
強くなることを考えて居る事は一緒なれど。
目的と言う意味ではぽっかりと空いていて。
ただ漫然と強くなろうという気持ちだけが先を行く。
よいしょ、と胡坐をかき、膝に肘を乗せれば其処に首を傾けて頬を乗せた。
スカートだが、まあ周りに誰も居ないのでよしとしよう。
「……」
定期的に打ち寄せる波の音は子守唄じみていて。
更に眠気を増長させる。
思考も途切れがちだ。
「ほんとに寝てしまおうか」
そう呟いてやはりうとうととしながら。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」に魔王ベルフェゴールさんが現れました。
■魔王ベルフェゴール > (そんな眠気を誘う昼下がり。女性が胡坐をかいてうとうとしている方に向かって、なにやらふわふわとクマのぬいぐるみが浮いて向かってくる)
『………zzzz……』
(よく見ると、熊のぬいぐるみを抱いたパジャマ姿の緑髪の少女が眠ったままふわふわ浮いて向かってくるではありませんか)
■マユズミ > 「あ……まず、いかな」
いよいよ眠気に抗うのが難しくなってきた。
瞼が重い。
昼から次の仕事を探そうかと思っていたのを今更思い出し―――いいか、と思い直す。
堕落だな、と眠くなる思考の中で思いながら。
「……?」
細まった瞳にふわふわと浮く熊のぬいぐるみが見えて。
さらによく見れば熊のぬいぐるみを抱いた女の子で。
ああ、いよいよ、夢の世界かな、と。
それにしては随分とリアルだ、などと思いながら。
今にも落ちそうな瞼に耐えながら、向かってくる熊のぬいぐるみをぼんやりと見ている。
■魔王ベルフェゴール > (ふわふわ浮く少女は起きもせず。真っ直ぐにマユズミの方へと向かってくる。放っておくとそのままぶつかるか。)
『ぅうん……あと二日だけ…』
(寝言を言っている少女にぶつかると。少女の周りに見えない堅い球体があるような感じで、結構痛いはず。風に流されるように止まる気配はない)
■マユズミ > ごっ、という割といい音がして。
額にぶつかった。
「っ!?」
流石にその衝撃に眠気が飛ぶ。
「え?あ。夢じゃない、のか」
目の前でぶつかった硬いもの、はどうやら魔法障壁か何かなのだろう。
到底柔らかそうなぬいぐるみと少女に出せる衝撃では無かった。
今も止まらずにふわふわと浮くベルフェゴールを見ながら。
「ええと、私が言うのも何だけど。そのまま居眠りは危ないと思うんだが」
どちらかと言うとぶつかられた方がと思いながらそう伝える。
■魔王ベルフェゴール > (流石にぶつかった衝撃で頭にアイマスクを乗せた少女はゆっくりと目を半分開ける)
『ぅん、ゴメン…じゃあ、おやすみ…』
(そういうと、ふわっと、マユズミに抱っこを求めるように覆いかぶさってくるだろう。抱っこすると、そのまま、また目を閉じてしまうだろうが。今回は魔法障壁は作動しないようだ)
『抱っこ…お願いします』
(何かと聞いてない)
■マユズミ > 「え、えぇ?」
素っ頓狂な声をあげる。
そんな間に懐へ潜り込んでくる少女。
「……何なんだろ」
全く理解が追いつかないが、懐に入って障壁なども消した少女を無下にする事も出来ず。
しょうがないのでそのまま懐でゆるやかに抱き留める。
色白な辺り、この辺の子ではないのだろう、などと考えながら。
懐でまた目を閉じはじめたベルフェゴールを見て、ふう、と軽く息を吐く。
「……どうしようかな」
うーんと悩んでみるものの今の所全く動けない現状、であった。
■魔王ベルフェゴール > (クマのぬいぐるみはなんだか傍でふわふわ浮いている。そのままマユズミにギュッとしがみつくように抱かれていると、不意に目を開けて下から見上げる感じで)
『鎧が硬い…』
(図々しくも抱かれ心地のダメ出しをした。若干不機嫌そうに)
『脱いで』
(と少女が呟くと、何やら見えない手のようなもので、マユズミの鎧がはがされそうになる)
■マユズミ > 「……え、あ、ええ……」
更にダメ出しまで来て、困惑していれば。
「……!?ちょ、ちょっと……キミ?」
見えない何かが鎧の接合部を解除していき、かしゃん、と軽い音を立てて鎧が落ちる。
先ほどの障壁と同じ原理なのか、とりあえず見えない何かを操る力があるようだ、と思いながら。
「何なのもう……満足?」
はあ、と溜息を一つだけ。
早々にどけ、などと拒否しない辺りが彼女の甘い所、なのであろう。
■魔王ベルフェゴール > (満足したようにもう一度、マユズミの胸に頭をもたれさせるように寝ようとすれば。再び不服そうに眼を半開きにして)
『これも外して良い?…』
(眠そうな目で問えば。見えない手がマユズミのシャツの裾から滑り込み、その豊かな胸を抑え込んでいるサラシをほどこうとしてくる。どうも、枕にした感触から気づいたようで。良いかと聞いている割には割と強引だった)
■マユズミ > 「ひゃっ……?」
する、とシャツが見えない何かが入り込むのが見え。
恐らく手のようなモノ。
了承を得るも何もキツく巻いていたサラシを解かれ、はら、とシャツの下から落ちてくる。
途端ふよん、とシャツが双丘に押し上げられ盛り上がった。
若干の開放感にふう、と息を吐く。
とはいえ。
「……あのね、キミ」
流石に一言物申さねばなるまいと。
今も眠そうにしている少女に声をかけようと。
■魔王ベルフェゴール > 『あ…凄い…ふかふか……』
(思ったより大きかった胸にご満悦で谷間辺りに顔をうずめてマユズミを両腕で抱きしめようと)
『君じゃないよ…ボクは、ベルフェゴールだよ…』
(半分寝ぼけている感じで名前を名乗る。魔族の王たち。大罪の名がどれだけ伝わっているかは知らないが。知っていても流石にコレが魔王には見えないかもしれないけど)
■マユズミ > 「……」
毒気を抜かれて言葉を飲み込めば。
抱きしめられて。
気に入られたようではあるが。
「……ベルフェゴール、ね。……ではなくて、せめて許可を取って欲しいんだけど」
名前よりかはその行為がやはり気になり、一言注意をする。
とはいえ聞いてくれるかはわからない。
■魔王ベルフェゴール > 『枕お願いします』
(目をつぶったまま言う。
これで許可を取ったつもりらしい。)
『そういえば、ボク…なんでここにいるんだっけ?……なんだっけ……』
(ぼんやりと独り言を言い始める。
そもそも何でここに来たんだったか思い出せない寝起き脳。
ぼんやりしながら、片手でマユズミの胸をモミモミと弄ぶか、クッション扱い)
■マユズミ > 「……」
そうじゃない、と言うのも面倒くさくなったようでまた一つ溜息だけを付く。
「それは私が聞きたいのだけど」
すっかりこの子のペースだなあ、と思っていれば。
ふにふにと胸を弄ばれる。
クッションか何かと勘違いされているようで。
「ん……あのね……胸で遊ばないで欲しい」
眉を吊り上げて、少しだけ口調を強めて伝えた。
■魔王ベルフェゴール > 『海が見たくなって~…なんか可愛い魚がいたから追いかけて~………寝たんだった』
(基本的に何かをしようとしたわけではなかったらしい)
『それで、起きたらいい感じのお姉さんが居たから
抱っこされたら、良いおっぱいしてた…』
(現状説明)
『お姉さん…怒った?』
(何か不安そうな表情で見上げるも。その手は、
マユズミの胸の先端辺りを擦るように撫でようとしている)
■マユズミ > 「……まあつまり何もしてな……んっ」
先端をシャツ越しに擦られれば小さく声を出してしまう。
サラシが無いのでシャツの下は下着は無く、その刺激は直接身体に響いた。
「怒ってない……けど止めよう、な?」
じくり、と押し寄せそうになる波をせき止める様に息を整えながら、ベルフェゴールの頭を諭すように優しく撫でた。
■魔王ベルフェゴール > 『う~ん……………』
(頭を撫でられると悩むようにしながら、無意識のようにマユズミの乳首をシャツの上から2~3度つまんで転がし)
『じゃあ、チューして?…』
(と、何がじゃあなのかはよくわからないが。
マユズミが怒ったりしないで優しく諭してくれたから
そうしてくれたら止めるという意味でンッと顎をあげて目を閉じてみた。その間も止められなければ指先は胸をもてあそんでいるはずで)
■マユズミ > 「え……いや、あの、ね?」
ぴくん、と身体が弄られる乳首に反応を示してしまいながら。
きょろきょろと辺りを見る。
今の所、それほど不審に思われては居なさそうで。
こちらに視線を送る人は居れど、視界に入った程度のようだ。
とにかく弄らせるのを止めないと。
この時点で既に正常な判断、ではないのだがそれにマユズミが気付くのはもっと後の事だろう。
「一回だけ、だからね……ちゅ」
軽く啄む様にベルフェゴールの唇に己の唇を近づけた。
■魔王ベルフェゴール > 『ん……ちゅ…』
(その唇が触れた瞬間、マユズミの身体の自由を奪うべく、
見えない手が素早く動く。周りから見れば、マユズミが自分から口づけしているように体を動かさせ。それでも自らは離れられないように。見えない手が、どうにも感じやすいと気づいたマユズミの両方の胸の先端をもてあそぶのも周りからは見えない)
『んむ…ちゅ…ちゅ…』
(相手を動けないようにさせてから、マユズミの口の中をじっくりと味わうように舌を絡め、何度も吸い付くを繰り返したのが、1分くらいになるかもしれない。その後、マユズミの身体の自由は取り戻されるはず)
■マユズミ > 「っ?」
途端、身動きが取れなくなる。
固定され、すぐに離すつもりだった唇がベルフェゴールの唇と深く合わさり。
「んっ……んんっ」
その間も「なにか」に胸の先端は弄られて。
声は幸い唇を合わせていたのでくぐもった音が周囲に漏れるだけで。
彼女の舌が口の中に入り口内を舐めまわしていく。
唾液が混じり粘着質な音を立てて。
たっぷりと長い時間唇を合わせていてやがて離れれば。
「……っぷは……」
同時に身体の自由も取り戻す。
しかしビクン、とやはり下腹部の印は反応してしまっており。
「やく、そくだから、ね?」
と少しばかり緩い口調。
■魔王ベルフェゴール > 『ん……おいし♪……』
(唇を離せばペロリと口に着いた唾液を舐めとり
クスッと笑む)
『この辺に、何かあるね…ああ、なるほどね…』
(見えない手が服の上からではあるが、マユズミの淫紋のある
部分を軽く撫でるか。何があるのか確かめてから)
『うん、約束だもんね……今日はこれで満足』
(そう告げると、ふわっと浮かび上がるようにマユズミから離れるか)
『そういえば、お姉さん。お名前は?』
(聞いてなかったなと、お気に召した女性の名前を問う)
■マユズミ > 「んっ……」
「何か」にまた触れられて声をあげた。
熱を持ち始めた印。
ふわり、と離れるベルフェゴール。
安堵したような、どこか残念なような複雑な気持ち。
「……マユズミ」
短く、名前だけを小さき魔王へと伝えた。
■魔王ベルフェゴール > 『マユズミ…察するに、東の方の生まれかな?』
(ンーっと珍しい発音の名前に軽く首をかしげてから)
『改めて。ベルフェゴールです。大罪『怠惰』の魔王。
ベルフェゴールだよ』
(ぺこりとお辞儀一つ。
名乗ってくれたお礼か何か、正式に名を名乗った後。
その次の瞬間に空間のひずみに消えるように姿は消えた)
■マユズミ > 「……母さんが東の生まれなだけで私は東の国は知らないけど」
とだけ伝えれば。
魔王、と聞き。
少しだけ驚いた表情を見せる。
「……こんな所で出逢える、ものなんだね」
と。
魔王、というのは身近にいるモノなのか、などと考えながら。
正式な名前をマユズミに伝えたベルフェゴールが消えて行くのを眺めていた。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」から魔王ベルフェゴールさんが去りました。
■マユズミ > 小さき魔王が去って言った後。
残された彼女。
「……」
さらしを拾い、再度身に着けようとして。
痛いほどに充血した己の双丘の先端。
触れるだけでぞくりと背筋を突き抜ける快楽。
「……くぅ」
顔に片手を置く。
サラシをつけようにもつけようとすれば擦れて声が上がってしまう。
ふら、と立ち上がる。
約束を守ってやめてもらっても。
出来上がりかけたこの感覚は治まらない。
抑えが利かない。
「は、は……」
軽く嗤う。
鎧とサラシを一端仕舞い。
自分の胸へと視線を下す。
シャツの上からでもわかるほどに勃起してしまったソレ。
「ダメ、なのに」
身体は火照り、我慢が利かなかった。
理性は壊れてしまっていた。
ふらりと。
見る者が見ればそれは誘っているようにも見える扇情的な姿と表情で。
歓楽街へと続く路地へ消えて行った。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からマユズミさんが去りました。