2015/10/29 のログ
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にマユズミさんが現れました。
■マユズミ > 『夕刻 船着き場:倉庫街』
「っ……」
ふらふらと覚束ない足取りで倉庫街を歩く。
と言うのもこれから人で溢れ返り、盛況になる歓楽街から少しでも離れ、人気のない場所へ行く為だ。
「は……あ」
適当な倉庫裏の壁に背中を預け、ずるずるとそのまましゃがみ込む。
次第に己の中で存在の大きくなる下腹部に刻まれた証を擦る。
―――これのせいで。
「っ」
近くで恐らく船乗りだろう。
二人組の声が聞こえ、息を殺す。
幸い、こちらに気づく事無く通り過ぎて行った。
「―――は」
安堵し息を吐いた。
■マユズミ > とにかく接触を防ぐ。
目を瞑り呼吸を整え、気を張り、心を落ち着かせる。
「はぁ……」
少しずつ、荒かった息が落ち着きを取り戻してくる。
印も、少しずつ、少しずつ疼きが治まり始めた。
「……」
最後に一度、大きく息を吐き、目を開け辺りを見回す。
今の所、近くには誰も居ない、と思う。
「……ああ」
額に手を当てる。
ぽた、と汗が一滴流れ落ちた。
先日刻まれたこの印。
これの法則を発見するまでに何度発情したかわからず。
そしてその度に精を貪るハメになった。
「ああ、もう……」
額に手を当てたまま、ギリ、と歯を鳴らす。
とにかくわかる事は一つ。
男だとか、女性でも「性的対象」と見なしてしまえばすぐにこの印―――淫紋というヤツは反応し、勝手に身体を発情させてしまうと言う事。
故に人通りが多くなるとそれだけで―――。
匂いにすらくらくらすると言うのに近づく事は難しかった。
■マユズミ > そしてこの時間から先は倉庫街は人が減る。
人気がなくなれば落ち着く事も出来るので―――自然この辺りでここ数日、夜を過ごしていた。
欲を言えば宿で寝たいし―――何より身体も洗いたい。
だが受付での接触だけでどうなるかわからない。
気を張っていれば、ある程度は抑えられると言う事も分かっているので、昼間にどうにか飯にありつき、夕方になる頃には疲れから精神がすり減り、ふらふらになりながらここに戻ってくる。
さっさと王都に向かいたい所だったが、道中どうなるかがわからず、結局動けずにただただ特性を調べるのに時間を費やすしか無かったのである。
とにかく「そういう事」に弱くなると言う事で。
「……はあ」
溜息を付く。
いっそ流された方が気が楽ではある―――のだが。
■マユズミ > 「―――あ」
迂闊、そう思った所でもう遅い。
そして想像してしまった。
思い出してしまった。
「んっ……」
ぴくん、と身体が跳ねる。
「ぁ……ぅ」
その場に身体を丸め、歯を食い縛る。
想像するだけでも―――十分だと言わんばかりに身体の体温が上昇していく。
―――熱い。
「……」
ただ耐える。
―――熱い。
耐える。
―――欲しい。
耐える。
―――我慢なんかしないで。
五月蠅い。
容赦なく理性を溶かしていくのをただ身体を丸めて静まるのを待つ。
「は、あ……」
涙が滲む。
また、息は荒くなる。
■マユズミ > 動けない。
動けば―――大方負ける。
―――別にいいじゃない。
「……っう、そ」
荒い息は更に速度を増す。
何時もならこの辺りで治まるはずだった。
が、今は治まる気配も無く、疼きだけが増大していく。
ふら、と指がもはや無意識に近い状態でスカートの中に潜ろうとし、慌てて抑止する。
「だ、め……」
歯を食い縛る、腕でキツく身体を抱く。
―――触るぐらいいいよね。
よく、ない。
―――別に自慰ぐらい。
よく……。
「んっ」
―――気づけば指はスカートの下に潜り込み、ショーツの上から秘所を弄っていた。
くち、と湿った音が響く。
「ぁ……は、ん」
擦る。
最も敏感な所から、割れ目まで。
既に愛液で指もショーツもべとべとになっていた。
■マユズミ > 片方の手でライトアーマーを外し、制服の下へ手を潜り込ませる。
巻いてあるサラシを軽く解き、自らの胸を愛撫する。
「こんなこと……だめ、なのに」
それでも、誰かに抱かれるよりかはマシだと。
自分に言い訳をして情事に耽る。
声は漏れ、淫猥な音は辺りに響く。
胸の突起を弄れば、以前に執拗に苛められた事もあって痺れるような快感が頭を突き抜けて行く。
「これ、ならすぐ……イくから……っ」
既に抵抗する事は諦め、それならさっさと達する事を考え、ひたすら自分で自分を責め立てる。
人に見られれば言い訳の出来ない光景だが、それでも動きは止まらないし、その見られるかも知れない、という状況に在る事が更に背筋をゾクゾクと震わせた。
「あ、は」
見られたらどうしよう、が見られたいに変わりかけている事に気づいて思わず笑いが出た。
「どーしようも……ない、ね」
ショーツをずらし、指を直接秘所へと挿れる。
中で蠢かせ、快楽を貪って行く。
■マユズミ > 次第にその手つきは乱暴に、速度は更に速くなる。
「あっ……んんっ♥」
漏れる声も更に甘く、媚びた声。
その声で自らを更に快楽へと落としていく。
身長に比べ、豊満に育った胸を自分で口まで持ち上げ、その先端を噛む。
「っ~~♥」
びくん、と身体が跳ね、挿入している指をきゅう、と更に締め付けて行く。
■マユズミ > 止まらない。
次第にせり上がってくる感覚。
仕上げとばかりに―――一際強く、乳首を噛む。
びりびりとした快楽が身体中を駆け巡り―――。
「イ……くぅ♥」
びくん、と大きく身体が跳ねれば快楽の次に絶頂した感覚が全身を更に駆け巡って行った。
「……」
ぺたん、と壁にもたれかかる。
息は未だに荒く、速いままで。
ぼんやりと自分の状況を見る。
鎧は外し、服は乱れ、己の獲物をそっちのけでただ自慰に耽っている自分。
「……は、は」
嗤いが漏れる。
これでは本当に売女じゃないか。
自己嫌悪と余韻。
ただ気だるげに髪をかきあげたその仕草も何処か艶っぽくて。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」にイアさんが現れました。
■イア > 気まぐれに贔屓にしてくれる貴族の女に連れられてやってきた港湾都市。
都市を出なければ構わないと散歩の許可を得て、物珍しく彷徨いた結果、迷い込んだ倉庫街の一角に少女の姿を見つけた。
見てしまった。
それは丁度、少女が淫らにその身体を弄り、大きく跳ねた瞬間だった。
「……は。何でこんなトコで勿体無いショーやってんの」
嘲笑うように喉を鳴らし、わざとらしく下卑た言葉を投げかける。
乱れた服の隙間から覗く肌を無遠慮に視姦しつつ、一歩、二歩。
少女へ近付いて。
■マユズミ > びくん、と声に心臓と、身体が跳ね上がる。
「ぁ……」
声に気づいてそちらを見れば。
自分よりは低いであろうか、男の子で。
その出で立ち、首輪から奴隷の身分だと言う事がわかった。
見られてた。
かああ、と慌てて身体を隠す。
その後に、見られていたという事実と、その乱暴な口調にゾクゾクと彼女の背筋を突き抜けて行く。
「ぅ……」
近づかれればず、と少しだけ後ろへ少しだけ後ずさった。
疼く。
イアを見る。
先ほど達したばかりと言う事もあるのかその瞳はやはり熱っぽくて。
それはまるで何かを期待していたかのような。
■イア > 少女の視線と、黒い瞳がかち合う。
嗜虐の色を滲ませた眼差しは、隠したとしても見通すかのように、視線で肌を舐めていく。
じり、と近付いていけば少女の物であろう外された鎧も視界に入れて。
彼女を冒険者だろうとあたりをつける。
まあ、何者であっても無関係に、今の彼女はただの“女”で。
「逃げんなよ。そんな細い指じゃ、たりねーだろ? ……手伝ってやるよ」
少女より幼い少年は、唇をに、と釣り上げて笑う。
熱っぽく潤む瞳が訴えるものを知っているとでも言いたげに。
「なぁ、おねーさん」
年上であろう少女を煽るように、わざとそう呼んで。
近づく。追い詰める。
やがて壁際まで至れば、身体を隠している手を無理矢理に掴み。
■マユズミ > 目が合えば。
その目は幾度となく彼女が知ってきた目で。
じり、と近づかれればまた少し後ずさり。
「さわ、らない……で」
狂ってしまうから。
手伝ってやるよ、と彼は言う。
―――いいじゃない。
―――もっとキモチヨクなれる。
トン、と気づけば壁際で。
じ、ともう後はイアを見つめるしかなく。
その瞳は彼にはどう映ったか。
「やめっ……んっ」
無理やり手を掴まれ。
隠していた乳房が露わになる。
既に先端は充血する様にピン、と勃起しており、そして。
ビクンと待ち望んだように。
「ぁ……んんっ」
下腹部の印が熱を持ち、その熱は全身を伝播していく。
思考が理性がその熱に溶かされて行く感覚。
耐えろ、耐える、耐え……。
「は、ぁぅ……はっ……」
ぺたん、と腕を掴まれたまま、その場で息を荒げ始めた。
■イア > 何かを恐れるように少女は逃げる。
逃げれば男は追いたくなるのだと知らないのか。
それとも、知っているからか。
壁を背に、逃げ場を失った彼女の目は、揺れているように見えた。
両方に多くの重石を乗せたギリギリの天秤のように。
抵抗はあったのか、それともなかったのか。
どちらにしろ少女の手は自分が掴んでいた。
体躯にしては豊かな乳房の先端は、先ほどの自慰の余韻かしっかりと勃起しており。
赤く充血して誘うようだ。
「すげーな、あんた。俺まだ何もしてないよ? なに感じちゃってんの」
くくっ、と愉しげに喉を震わす。
息を荒げる様子をしばし眺め。
ぺたりと地に着いた少女の足の間に割り込むように片膝を下ろし。
乳房の先端へと顔を近づけていく。
ひどくゆっくりと。
そうしながら挑むように上目遣いで少女を覗う。
「逃げたい? 逃げても、いーぜ?」
逃げられるなら。
少年の口の間から赤い舌がちろりと伸ばされ。
胸の頂へと近づく。
近づいていく。
そして、触れた。
■マユズミ > 「感じて……なんかぁ……ない」
絞り出すように声をあげる。
説得力と言う概念をまるきり欠如した、ただ男を誘う声。
彼女の帯びる熱は思考をどんどんと奪っていく。
「ぅ……」
しばらく見ていたと思った彼はゆっくりと、膝を下す。
そしてゆっくりとじわじわと。
まるでにじり寄る捕食者の様に―――。
「……」
上目使いで意地悪そうに。
赤い舌が己の胸の先へと伸びていく。
その赤を見ているだけでくらくらし、覚束ない。
既に逃げれない。
その舌で。
サれる事を夢想したから。
瞳はもう、期待だけに色を染め。
「ぁぁっんっ♥」
触れただけ。
それだけなのに、身体はどうしようもなく反応して、ビクンとイアにも伝わる程に痙攣を繰り返えした。
■イア > 否定の言葉が、その内容を否定する。
熱っぽく甘くとろける声音。
男を誘う牝の声。
自身よりも年上の少女は今や少年の獲物だった。
美味しそうに熟れた食べ頃の。
真っ赤な果実のような乳首に、舌先が触れた。
それだけで痙攣する肢体に、欲情する。
口内に先端を含み、唇で強く挟み込む。
舌先で転がす。押し込む。吸い付く。
そうする度に少女の反応を見る。
「イイ声……もっと啼いてみなよ。他にも男が誘われてくるかもよ?」
ちゅっ、ちゅう、と胸の頂に口付けを落としながら囁く。
悪魔的な想像、妄想を刺激するであろう言葉を。
■マユズミ > 「あっ♥んんっ♥さきっぽ……よわ、いぃっ」
イアが乳首を苛める度、その一つ一つにいちいち面白いぐらいに身を捩り、声は甘く、切なくなっていった。
声は抑えられず、すっかりと夜を迎えた倉庫街へ響く。
他に誰か―――。
ぞく、とその言葉でその先を想像しただけで、また軽く痙攣を起こす。
輪姦される自分を想像して。
己より大きな男たちが自分に群がり、使える場所全てを使われる事を想像して。
「そん、なの……耐えられぇ♥」
更に一際大きく、声を上げる。
己でも無意識に。
だらしなく開かれた股に手を伸ばし、自ら秘所を弄り始めた。
■イア > 胸の先端への愛撫のどれにも面白いように反応を示す様は、自身の欲情を煽る。
甘く切なげに上がる嬌声は、耳馴染みの良い音楽のよう。
「あぁ、いやらしいな。されたいんだ? めちゃくちゃに」
黒いストッキングに包まれた太ももへ、片手が伸びる。
膝から内ももへ向かって撫でて気付いた。
「自分で弄るほど我慢できなかった? ごめんな、気付かなくて。もっと早く、こうされたかったんだな」
かり、と乳首に歯を立てて甘噛みする。
それと同時に、腿を撫でた手が少女の秘所を弄る手に重なり。
ちゅく、と少女の指と一緒に己の指を膣口へ押し込んで。
先ほどの行為の名残があれば、容赦なく責め立て、水音を響かせる。
■マユズミ > 「ん……され、たい、むちゃくちゃ……♥」
欲望に素直に、ただされたい事に同意する。
腿に伸ばされた手。
「うんっ♥早くぅ……わたしの……あそこ弄って♥」
甘噛みされる乳首に全身を震わせながら、己の手とイアの手が重なった。
弄っていた己の指の他に挿入ってくるイアの指。
「あっこれ……ぇ、すご……っい♥」
膣壁を自分の指とイアの指が責め立てる度に蕩けた顔の口端からは涎が零れ、嬌声があがり。
既に濡れていた秘所は更に蜜を滴らせ、二人の指を更に濡らしていき。
声に交じり響く水音は粘着質で厭らしい音を立て、その音に更に高みへと導かれていく。
■イア > 少女自身の内から淫気が湧き出すように蕩ける声に、嗤う。
重ねた手は成人男性ほどに大きくはない。
包み込むというより添えるといった風情。
「ああ。弄ってやるよ、ドロドロのぐちゃぐちゃに」
れろ、と乳首から、乳房の膨らみを舐めあげていく。
そうしながら少女の指と自身の指とを絡め、柔らかな膣肉へ潜り込ませて、ぐるりと掻き回す。
元々十分に潤っていた秘所から、蜜が泡立つほど激しく差し挿れて。
掻き出して。
高みへと追い立てる。
その間にも自身の昂ぶりは、ショートパンツの中で張り詰め、苦しい程だ。
粘ついた水音と、媚びたような嬌声にたまらなく煽られる。
は、はっ、と浅い呼吸を繰り返しながら、乳房の丸みにむしゃぶりつき、軽く歯を立てた。
■マユズミ > 「う……ん♥」
お互いの指が絡み、二人で秘所を責め立てる。
一つは思うが儘に、一つは儘ならず。
泡立つ蜜は更にお互いの指を汚していく。
胸のふくらみを舐められれば小さく声を上げた。
「あぅ……また、イっ♥」
ビクン、とまた一際大きく跳ねる。
何度目かの絶頂。
その度に小さく小刻みに潮を吹き。
乳房に軽く歯を立てられれば眉を歪め、その小さな痛みにまた身体を捩る。
「ぁ……♥」
何度も絶頂したせいで逆に余裕が出来たのか。
彼の吐息も乱れている事と、苦しそうに張りつめている彼のモノ。
空いた手が伸び、ショートパンツの上から指で裏筋だろうと思われる個所を軽くつぅとなぞった。
■イア > 少女の身体が一際大きく跳ねた。
きゅう、と強く締まり吸い付くような膣壁の動きに、達したことを知る。
絡めた手は、指のみならず手のひらまで愛液に塗れている。
ちゅぽん、と音が立つようにして指を引き抜く。
そしてその手を彼女の顔の前へと持っていき。
牝の匂いの染み付いた指で唇を撫でる。
「……っく……」
彼女の手がショートパンツ越しに、くっきりと立ち上がった肉棒の裏筋をなぞると、びぐんっ、とそれが暴れる。
少年の昂ぶりは、酷く熱かった。
パンパンに膨れて窮屈そうに跳ねて、腰が震える。
「……余裕、そうじゃん。欲しいの? シたいの? 淫乱なおねーさん」
問いかけつつ、胸の谷間へと舌を滑らせ、滲んだであろう汗を味わう。
ちゅぅ、と胸の中心で強く吸い付き、小さな小さな痕を残そうとし。
■マユズミ > 自分の厭らしい匂い。
顔先にまで迫った指の匂いを嗅ぐ。
それだけでまた頭は靄がかかったように、次の快楽を、と急かしてゆく。
ねちゃ、とわざと音を立てる様に舌を出せば。
「ん……くぷ……んむ」
唇を撫でる指を舐る。
指先を舐め、軽く食み、指と指の間、一つ一つの個所を丁寧に舐めて清めて行く。
愛液の次は唾液で、イアの指をべとべとにして行く。
裏筋を撫ぜればびくんと暴れるその一物。
持つ熱は熱く、その熱さは伝播するように、彼女の秘所が軽く水音をたてた。
にた、と嬉しそうに笑顔を張りつかせ。
「うん……シたい……我慢、でき、ない♥」
余裕なく言えば、胸の中心に吸い付くイアの頭を片手でふわ、と抱き寄せながら、更に一物を愛撫していく。
優しい手つきで撫でたと思えば、ショートパンツ越しに握り、亀頭の先を捏ねる様に刺激する。
その行為に自ら発情しながら。
■イア > 蜜で汚れた指を眼前に差し出すと、少女はそれを美味そうに舐め始めた。
思った通りの行動に、少年は満足そうに声をあげて笑う。
指先も横も、指の股も、少女の生温かい舌が這い回る。
今度は唾液塗れになった手で、彼女の頬を優しく撫でて。
もう片方の手も動き出す。
大きな乳房を下から持ち上げ、手のひら一杯を使って揉み込み。
抱き寄せられ、胸の谷間に顔を埋めて。
熱い吐息を間断なく吹き付ける。
彼女の細い手で撫でられ、布越しに握られ、ぶる、ぶる、と苦しそうに肉棒が震え。
亀頭の先を刺激されて、ついにショートパンツの表にまでじわりと先走りが滲んだ。
「は、ぁっ……俺も、も、苦し……」
切羽詰まった声が漏れる。
頬から手を離し、片手で自らの下衣の前を寛げる。
下着にはもう既に先走りがべっとりと滲み出し、若く青臭い牡の匂いを放って。
■マユズミ > 「んっ……熱ぅ……」
谷間の間から感じる吐息は熱い。
更に少しだけ、強く抱きしめた。
谷間に更に顔を押し付けさせるように。
くち、と滲んだ先走り液を指と指でこすり合わせて泡立たせ。
「あむ……ちゅ……♥」
自分の指を舐る。
指の先走り液を味わう様に。
「あは……♥」
青臭い匂いに更に理性が溶けて行く。
直接、竿に指を絡ませれば軽く扱き上げ、溢れる先走り液に手を濡らしていく。
先ほどまでの意趣返しの様に、厭らしい音を立てさせながら。
「は、あ……気持ち、……いい?」
そう言いながら。
我慢が効かなくなる身体は自らもショーツを横にずらし、秘所を露出させ自ら指でその口を開く。
「ねぇ……もう、シよ?私、がまん……できなっ♥」
期待する様に苦しそうにそそり立った一物をもう片手の指で更に扱き、刺激しながら。
そう、彼女は誘った。
■イア > もはや少年の顔は柔らかな乳肉に完全に挟まれていた。
熱く、息苦しい。
けれど、甘い女の匂いを胸いっぱいに吸って、ぐんっ、と肉棒は反り返る。
嬉しそうな声は、淫蕩に耽る様相で。
逆襲のように粘ついた音を立てて肉棒を扱かれれば、ぐん、と腰を押し付けてしまう。
たまらない。
たまらなかった。
「ぁあ、すげー、イイ」
名残惜しかったが、少女の胸の谷間から顔を上げる。
見れば、彼女は自ら秘所を外気に晒し、指で花弁を押し広げていた。
散々に愛液に濡れたそこは、絖って、膣口が雄を求めてひくついている。
両手で、少女の太腿を片方持ち、引きずり上げる。
少女の背が半ば地につくように。
自分で自分の秘所が見えるような角度に。
そこへ肉棒の先端を添えると、ぷちゅ、と粘液が擦れあう音が響く。
「シてやるよ、淫乱なおねーさん。思う存分、飲み込んで」
ずぶっ!上から、勢いよく腰を落とす。
蜜がナカから押し出され、飛沫になって少年の下腹や少女の内腿に飛び散る。
際立って巨きいわけではない少年の肉棒だが、その姿勢のおかげで少女の子宮口まではすぐに至るだろう。
■マユズミ > 少年は彼女の谷間から顔を離す。
片方の太腿を上げられ、更に大きく股を開く形となり。
「ぁ……ん」
秘所に押し付けられる先端。
くちづけをするように亀頭の先を秘所が啄むように締め付ける。
そんな様子が自分からよく見えて―――ゾクゾクとした。
「キてっ♥えっちなおねーちゃんにおしおきっ♥んんっ♥」
一気に貫かれ、一際大きな嬌声を上げる。
押し出された愛液は勢いをつけ、接合部から飛び散る。
こつん、と奥の奥に当たる感覚に身震いが止まらない。
「んっいい……きみの♥すんごくっ♥」
悶え、喘ぐ。
今入ってきたモノを熱く、じわじわと締め付けて行く。
望んでいたものに満たされ、じっくりと味わう様に。
そしてただ快楽を貪る為に。
■イア > 「はっ……オシオキぃ? ご褒美、の間違い、だろっ!」
熱く溶けた蜜壷の奥深くまで貫く若い肉槍は、やはり酷く熱い。
少女の内は搾り取るように吸い付き、襞が蠢き、締め付けてくる。
悶え悦ぶ少女の膣壁を、抉るようにぐりゅ、と腰を捻り。
捩じ込んで、一気に浅くまで腰を引く。
カリが反しの要領で膣肉をこそぎ、少女の牝穴に快楽を生じさせる。
ずちゅっ、と引いて。ぐちょっ、と挿れて。
交互に、リズミカルに繰り返す。
「ああ。おねーちゃんもイイよ。すっごく淫乱で、はしたなくて、みっともなくて、キレイだよ」
わざとらしく子供っぽい口調を作り、腰の動きを止めず、嘯いた。
粘膜の擦れる音と、肉がぶつかる音が響く。
ふと、少年が少女の下腹部へと手を伸ばす。
そこは子宮の真上。くっきりと刻まれた淫紋。
何かはわからないが、しかしとてもエロティックだ。
手のひらを押し付ければ、肉竿を咥え込んだ感触も伝わってくる。
その紋様をぐっ、ぐっと押し込み。
体内からも外からも、子宮をぐりぐりと刺激してやる。
■マユズミ > 「あんっ……♥ご、ほうびぃ♥ありがとう、ございますっ♥」
一物に抉られ、膣壁を抉るようにこそげば、掻きだすように蜜が吹き出す。
ピストン運動一回一回に軽くイく程の快楽。
「はしたない、厭らしいおねえちゃんにご褒美、ご褒美ぃ♥」
もっと、と言う様にねだる。
それに答えてくれるように肉がぶつかり、接合部からは擦れる音が響く。
ふと、彼の視線が彼女の淫紋に注がれていて。
「ぁ……だめぇそこ、見ないっ、で♥」
少しだけ目を背ければ。
ぐに、と淫紋の場所を押しこまれ。
「~~~っ♥」
弾ける様に身体が大きな痙攣を一つ起こす。
それだけで絶頂を起こした。
「ちょく、っせつぅ♥、触っちゃ……んあああっ」
直接淫紋を触られただけで、この世のものと思えないほどの情欲が吹きだす。
―――もっと、気持ちよく。
内から、外から刺激されれば、締め付けがきゅぅ、とどんどんと強くなっていく。
―――もっと、頂戴。
「あ、ぅ♥気持ち良すぎてっこわ、れっ♥」
ガクガクと痙攣が続く中、それでもイアの肉棒を責め立てる動きは変わらず、膣内は蠢き、快楽を際限なく求めていた。
■イア > ピストンを一往復する毎に膣肉が痙攣し、愛蜜が際限なく溢れてくる。
それは少女の肉壺の中で少年の先走り汁と混じり合い、肉棒に掻き回されて泡立って、飛沫になる。
果てて、果てながら達して、感じて。
自慰では決して得られない満足感を膣に、子宮に、脳髄に、与えているだろう。
「あげるよっ、ご褒美。おねーちゃんのナカがいやらしくて、気持ちいいからっ、たくさんっ!」
腰が持って行かれそうな締めつけと、蕩けそうな蠕動に迫る射精欲を必死に堪えて、子宮口まで押し開こうとするように腰を打ち付け。
しかし、淫紋が与えたものは、もっと強烈だった。
少女の身体が大きく跳ね、絶頂を招く。
「こんなのが、イイんだっ。すげー変態……っ、直接がイイんだっ。じゃあ、もっと……。もっともっともっと、壊れちゃえ、よっ!」
痙攣する少女を更に遠慮なくガクガクと揺さぶった。
結合部からは混合液が溢れて後孔までずぶ濡れにして。
イきながら蠢き、締め付ける膣肉に、肉棒をガンガン突き入れ。
「い、っく……俺、もう、おねーさん。イく、イくよっ! おねーさんの中にっ、こりこりの子宮にっ、出すっ! からっ! 飲んで……っ!!」
ぱんぱんと少女を壁に押し付けても尚足りないというように深く、速く、腰を叩きつけ。
そして少女の膣内で亀頭の先端がぱくぱくと開閉を繰り返し、ついに決壊した。
びゅるるっ、びゅく、と膣壁に、子宮口に、精液がぶつかる衝撃が伝わるほどの勢いで。
吐精した。し続けた。
■マユズミ > 飛びそうになる意識を快楽で繋ぎ止め。
身体を突き抜ける快楽をただ一身に貪る。
「ちょう……だい♥」
もうこの一度の行為で何度イったかもわからず、それでも飽く事が無い。
それだけ強烈で。
イアの逸物が、一際大きくなるのを感じる。
限界が近いと身体で感じる。
「イイっの……私、ヘンタイ……だからぁ♥だから、キミのでもっと壊してぇ♥」
自らを貶め、それにより更なる興奮を。
己より小さな少年に懇願を。
先走り液、愛液の混ざる音を聞きながら。
ピストン運動が更に激しさを増す。
「のむっ♥飲む……からぁ、濃いのいっぱいっ、ナカにぃ♥」
ぎゅ、と全身でイアを抱き締め、密着させる。
身体も両脚も子宮も全て絡め密着させ。
「んっぁぁぁぁ♥」
どくん、と膣内で脈打ち、吐き出される劣情の塊が激しい勢いで撃ちつけられ中を満たす。
それと同時に何度目かの絶頂も迎え、今も精を吐き出し続けている一物を更にきつく包み込めば、搾り取るように蠢いた。
■イア > 快楽に突き落とし、快楽で繋ぎ留め、快楽を貪る。
そこには獣よりも卑しい快楽の奴隷がいた。
自ら認め復唱することで一層昂ぶっていく少女の膣奥を。
下腹に刻まれた淫紋を。
子宮を。
中から外からリズミカルに圧迫し。
「受け、とれぇぇええええぇっっ!!」
抱き締められ、これまでで一番深くまで、密着した。
豊満な乳房に沈み込み、滑らかな脚に絡め取られ、淫紋を押し込む手が子宮を掴むように五指を立て。
その瞬間は、ばちんと脳髄が痺れるほどの快感が走った。
長く、しかし勢いの衰えない射精の最中にも、また少女の膣が食らいつくように締まって。
ずぷ、どぷ、と抽挿を繰り返せば愛液と精液とが攪拌されて、結合部からトロトロと漏れ出す。
「はっ、は……おねーさん、満足した? まあ、まだ、だよな。こんなに淫乱なスキモノなんだから……なぁ」
ぐちゅり、と精液を叩きつけられたであろう子宮を、その真上にある淫紋ごと揉みほぐすように、指でこりこりと刺激し、手のひらでぎゅうぎゅうと押し付ける。
少年の肉棒は、少女の膣内で一回りほど小ぶりになったが、硬く反り返ったままだ。
腰を回し、ぐちゅぐちゅと白濁を掻き回せば、どろりと濃い精液が愛液とミックスされてこぼれ出す。
■マユズミ > 「―――♥」
淫紋と共に圧迫される子宮に音にすらなり損ねた嬌声を上げる。
それはもはや声というよりは音で。
密着した少年より吐き出された精液。
厭らしい液すべてが混ざり合って零れて行く。
「ぁ……は」
両脚は力なくだらりと弛緩し蟹股のように放り出され、はあ、はあと息だけは荒く、まともな返答が出来ない。
が。
「あ……は……んぁっ♥」
淫紋をまた直接刺激され覚醒するかのように声を上げると共にまた軽く痙攣を起こす。
挿入されたままかき混ぜられ、それだけでもまた軽くイく。
零れ落ちた液が更に奥からも掻きだされ、泡立ち結合部近くの肉を淫靡に塗り飾って行く。
「もっと……ちょーだい♥」
未だに淫紋も―――彼女の性欲も、収まる気配は無かった。
■イア > 度重なる絶頂にだらりと弛緩した身体が、淫紋を刺激するだけで再び痙攣する。
蕩け切った声音に、にぃ、と口角上げて笑み。
もっと、と彼女が強請るのを聞けば。
「ああ、やるよ……もっともっと、ココが満腹になるまで、な」
そう言いながら酷く優しい仕草で淫紋の下の子宮を撫でて。
がぶりと乳房に噛み付きながら、膣壁をこね回すように抽挿を再開する。
奴隷以上に奴隷らしい少女を存分に犯し、愛し、絶頂へ追いやって。
少年は長い、長い時間を其処で過ごし。
事が済めばどろどろになった少女の唇に、小さなキスを一つ落として、彼女をその場に残し去っていくのだった。
■マユズミ > ひたすらに犯され続けた黒髪の少女と。
ひたすらに犯し続けた黒髪の少年。
傍から見れば姉弟にも見えただろうか。
姉弟とすれば、相当に歪んだ関係であろうが。
そしてそんな少女と少年という構図は好きものがみれば相当に「勿体ないショー」だったであろう。
やがて事が終わり、少年は少女に一つ、口付をし。
その場から離れて行く。
残されたのは饐えた匂いと犯されたまま、そのまま放置され白く染まった少女のみ。
少女が目覚めるのが先か、他の誰かが見つけ、饗宴の続きが始まるか。
今はまだ知る由も無い。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からイアさんが去りました。
ご案内:「港湾都市ダイラス 船着き場」からマユズミさんが去りました。