2023/07/04 のログ
ご案内:「セレネルの海」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 「…………」

綺麗な砂浜と波打ち際で、衣服もすっかり脱ぎ去った豊満過ぎる程の裸体を仰向けに寝転がらせている女性が一人。
手元には丁寧に畳んだ服の詰まった鞄が転がっているだけでなく、色白な身体付きには独特の光沢をも帯びて波打ち際の光に合わせて艶めかしくその肌を輝かせていた。

「……んん」

今回においては理由があって、今の様に肌を艶めかせて露出させている。
同業者である薬師が手に入れた塗り薬は日焼けを防ぐ強靭な効果があるらしいが、実際どうなのかは分からないので試して来て欲しい、と。
効能が無ければ適当な薬として騙してどこかへと卸す、効能があったならば肌が焼けなくなるとの触れ込みで兵士やら暑がりの面々に売りつける。
どっちにしても頼みたい、と渡された瓶の中身を、実際に使って試しているのである。

「…………」

汗ばんだ身体から仄かに漂って来る匂いは確かに悪いものではなく、波打ち際で目を細めながら静かに佇む。
強烈な日差しの中で海沿いならば誰も来ないだろうという算段であったが、油分を含んだ塗り薬によって地肌が陽光を反射し存外気付かれやすくなっているとも知らないまま…。

ご案内:「セレネルの海」にハレスさんが現れました。
謎の集団 > 暑い日差しの砂浜に無防備に横たわるオイル濡れの豊満な女性の姿は遠目からでもよく見えて。
森の中からぞろぞろと謎の集団が姿を現し、忍び足で犠牲者となる女の方へと向かっていく。
それは盗賊か、それとも魔物か…どちらにせよ良いことにはならないことは確実だ。

ハレス > 仕事で使うアロマやオイルの原料を手に入れるため、海岸沿いを目的に歩いている男。
今回は海の中にも潜る必要もあるためそれなりの装備を持ってもいる。
またこの時期はこのあたりの原生生物の繁殖期も重なっており、攻撃的な魔物も多くいるため注意が必要だ。

それを知らずにこの辺りに無防備に入り込んだ冒険者がケガをしたり、女性だった場合もっとひどい目にあったりすることは珍しいことではない。
一応そういった事態に遭遇したときの備えもしてきているが、大抵は手遅れになっていることがほとんどだ。
酷いものだけは見たくないもんだなと思いながら歩を進めている。

その無防備な女がいるところまで行くには、まだまだ時間が掛かるだろう…

レフェーリア > 強い日差しの割に肌を焼かれるという感覚は思ったよりも薄まっており、熱はあるものの寝苦しいという程ではない。
結構な時間が経ってもいるが、赤く焼けていたりといった気配も無い以上はもう効能も十分証明されたと言って良いかもしれないが。

「…………」

もぞもぞと身体を動かして、今度は身体の前側ではなく背中側へと転がって試してみる。
豊満過ぎる様な乳房を砂浜に埋めて、何気なく視線は海の方へ。
波間の音と合わさって、後方に聳える生物の気配は更に感じ取れにくくなっているとは知らずにぼんやりとした時間は流れて…

ご案内:「セレネルの海」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」からハレスさんが去りました。