2022/07/17 のログ
ご案内:「セレネルの海」にレフェーリアさんが現れました。
■レフェーリア > 町中にある水浴び場や、安全が保障されている水遊場よりも、こういった所に来てしまうのはある種の性分であるのかもしれない。
夕暮れ時の海は穏やかな波の音が聞こえており、誰一人居ない様に見えて浅瀬に魔物が来ないとも限らない、そんな場所。
普段身に纏っているローブは元より靴は波飛沫が掛からない箇所に置きっぱなしにしたまま、日の強さも和らぐ時を狙って佇んでいる。
「…………」
薬剤の濾過に使える砂は集め終え、周りには人気も無い、夕日が沈めば夜になって危険度と視界の悪さも跳ね上がる。
そんな時を狙ってる訳でも無いが、誰も居ないのを良い事に、そっと身に纏っていたローブまでも脱ぎ去って、滑らかな柔肌を露わにしていってしまい。
今まではローブが濡れるのを考えて膝が浸かる程度の水位で佇むばかりであったが、海に来て眺めるだけ、では少し損する気がしたので。
やがては足が付かない程度の深さまで辿り着き、あられもない格好のまま裸で海を楽しみ始める。
波打ち際にぽつんと置かれた靴の上に畳まれたローブを、拾い上げるのは彼女だろうか――
ご案内:「セレネルの海」にギードさんが現れました。
■ギード > 街々、村々を放浪しては、時々困りごとを討伐して小金を稼ぎ、また放浪するを繰り返している魔は、今日はたまたまこの海へとやってきた。
砂浜を歩いていれば、波打ち際近くに靴とたたまれたローブ。
ふと海の方を見やれば、海の中、やや深めの場所に人影を一つ見つける。
「……身投げか?」
ぽつり、つぶやき洩らして見やるものの、おぼれているようには見えない。
とはいえ暗くなりつつある海で、それなりの距離があれば判断が難しい所。
どうしたものかと暫し様子を見、何か起これば飛び込むことを考えよう、と心を決めた。
海から見れば、自分が置いた荷物のあたりに大柄な人影が見えるような状態だろうか。
■レフェーリア > 感覚的に言ってしまえばただの戯れの様であり、まだ水温が下がっていない泳ぎやすい海を愉しんでいる、というだけである。
大半のものを橙色に染め上げる様な夕日であっても、海に時々浮かんでは潜るその姿を、
……何にも身に纏っていない柔肌を光が反射している姿は、遠目から見てもはっきりと分かるかもしれない。
「……あっ」
暫く楽しんだ所で衣服を畳んでいた辺りに目を付けてみれば、明らかに自分とは異なる人影が立っている姿が目に入る。
盗もうとしている様子は見せていない事に一安心しながらも、ひょっとしたら要らぬ誤解を持たせてしまったかもしれない。
「……あ、あの、すいません…誰も見ていないからと、泳いで、て……」
そんな気持ちと間もなく日が落ちる事を考慮して、海面から人影が泳ぎ、服の元までやって来ては姿を現す。
同時に丸裸の肢体を隠さず、突然に溢れる疼きから相手が魔族である、とも分かってしまった。
■ギード > 暫し人影を見つめていれば、こちらに気づいたのか戻ってくる様子。
しばし見つめていれば、それは豊満な、性的魅力にあふれた女性。
ぱっと見人の子に見えるものの、少し違和感を感じていた。
姿を現し、女性が紡いだ言葉を耳にすれば、小さく肩をすくめて
「いや、そういう事ならばこちらこそすまなかった。身投げでもあったかと思ってしまってな。楽しんでいたのだとすれば、寧ろ邪魔してしまったのではないか?」
不躾にその肉体を見つめるわけではないものの、特にローブを差し出すでもない。
ローブを着たければ着ればいいし、そのままでも良いならそれでも良い、というスタンスで。
ただ、1つ気になった事があった故に、投げた問い。
「……男に見られているというのに、体を隠したりしないのだな?」
単なる疑問として投げた質問。
答えるかどうかを含めてそれは女性に任せる事と。
■レフェーリア > 遠めに見ても大柄に見えていた事から、浜辺に戻って来た時には見上げなければ視線が合わせられない程。
下腹部に感じる疼きには魔族であれども、こういった慈愛の心を持っているのだと理解しながら。
「あ、その、大丈夫、です……そろそろ戻ろうかなって思っていました、から……」
たどたどしい言葉で申し訳なさそうな返答を行っている間にも、各所に実った豊満な肉付きからは滴が垂れ落ちる姿を見せている。
何の道具も持たずに泳ぎを堪能していたならば仕方なかっただろうが、秘所から乳房にしても全てが丸出しという無防備過ぎる痴態を晒したままで。
「……その、それは……あんまり、そういうの……気にしません、から……?」
問い掛けに対して露骨に動転したような反応と、奇妙な返事を放った後でも咄嗟に局所を隠す動きも見せないまま。
それでも一応は自分の物だからと、両足を靴に突っ込み、ローブを両腕に抱え上げながら、身体の水気が落ち着くまで静かに佇む。
■ギード > 己は大きな体躯をしているからこそ、自然と見下ろすような姿勢で見やることになる。
その会話の中でも、まだ濡れたままに靴に足を突っ込んだり、ローブを持ったりする女性に少し苦笑浮かべて。
「寒い時期ではないとはいえ、それでは心地悪かろうよ。まぁ、おせっかいだが嫌なら嫌と言えばいい」
そう女性に言葉を向ければ、暑い時期故に持っていたタオルを取り出して、一歩近づく。
もし拒否をされないのであれば、髪の毛から肩口、胸回りに腹部、下腹部としゃがみ込むように体制を変えながらタオルを使って拭っていこうか。
ただ、男の持ち物ゆえに、ひどく汚れてないとはいえ、雄の匂いは感じさせるかもしれないけれど。