2021/06/18 のログ
ご案内:「セレネルの海」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > 間もなく焼け付く日差しも無くなる、橙色の夕暮れ。
疎らに見えていた客達も去りつつある中、入れ違いで一人の女性が訪れる。
灰色のローブを身に着けて、まずは当初の目的通りの事を成し遂げる為、手持ちの鞄に綺麗な白砂と特定の貝殻を集め始める。
用意した瓶一杯に砂と貝殻を収めた頃には、既に日も落ちかけて一人だけの空間になっている。
日が落ちたならば夜盗なり魔物なり、或いは怪しいものなり何なりが襲い掛かってくるかもしれないが。

「――少しだけ、なら…」

一人呟くと、身に纏っていたローブを脱ぎ去ってから丁寧に畳み、鞄を重し代わりにして砂の上に。
水着といった物は持ち合わせていない為当然全裸。色白の肌に実った肉感を大胆に踊らせ、全てを剥き出しにした裸体で海と戯れていく。
犯されても構わないとばかりに、無防備な姿を艶めかしく揺らしながら。

ご案内:「セレネルの海」にハレスさんが現れました。
ハレス > 仕事で使う薬草やら薬やら、城下町や近場の森では手に入らないものを港町まで買い付けにいくのは最早日常。
海外からの珍しい品々を手に入れ、背中に背負いこんだバッグに押し込めば後は王都までの帰り道。
日暮れ時の道すがら、綺麗な夕日の景色でも眺めつつ砂浜を帰り道とするのもオツなものだろうと足を向けてみたのだが。

「…さあて、俺は夢でも見てるのか?」

人気もはけてくるであろう時間帯に一人渚で水遊びをしている女性。
夕日に映えるその姿は遠目から見ても尚肉感的で大胆な膨らみが大胆に踊っている。
興味を持ってその姿の主に近づいていくのは男としては自然なことだが、やがて違和感にも気づこう。
その女性が裸であると気づいたころには、向こうにもこちらの姿が認識できるでろう距離。
ばっと足を止めてぽかんと、その姿に見とれてしまっているのか、それとも呆れているのか。

レフェーリア > 膝丈程度の深さの場所で何気なく戯れてみたり、波間に身体が躍る感触に浸ってみたり。
ほぼほぼ一人の中で海を堪能していて、全身で一通り楽しんだ後で振り向いてみると。

「……あっ」

呆気に取られた様な表情で此方を、或いは此方の一部始終を見ていたであろう男の姿と対面する事になってしまう。
ついでに身体の向きまで合わせてしまった事で滑らかに揺れる巨大な乳房も、隠す気も無かった股間の様子まで全てを認識出来るかもしれない。
ばつが悪そうな、申し訳なさそうな表情を浮かべているが、特に身体を隠そうとはしない。
恥らいを伴いながらも裸体を隠そうとしないままの姿に何とも言えない艶めかしい雰囲気を漂わせ、
ほぼほぼ二人きりの様な空間の中で、仄かに顔色が赤らむ姿まで相手を前に見せてしまったのかもしれない。

ハレス > 「おいおい、俺が悪党かモンスターだったら今頃…」

その男の欲望をくすぐるような豊満な肉体の揺れる様を焼き付けるように眺めていたのは否定できない。
彼女にその様を見られ叫ばれることも予想していたが、こちらを認識した彼女の反応はその予想を大きく裏切るもの。
女性としての大事なところの一切を隠そうとしない、寧ろ見せつけるように真正面に佇んでいて。
大胆かつ妖艶な雰囲気を纏いながら、頬まで赤らめているその姿に呆れたように警告を口にしようとしたが。

「…それがご希望か」

なるほど彼女はそのつもりで…といろいろ察することができたのか、男はふぅと一つため息を漏らして。
普通であればこんなところでこんな女性がいれば警戒の一つも構えるのだが、魔の血の本能か彼女にそういった危険性が無いと思える。

「…来るかい?」

改めて彼女の身体と表情をじっくり見つめる。
強面と言われるその顔が緩むほどの魅力を湛えたその姿に、男は指をくいくいと動かして彼女を誘おう。
確かこの近くにちょうどいい洞窟があったはずだ…

ハレス > 移動
ご案内:「セレネルの海」からハレスさんが去りました。
レフェーリア > 更に視線が合っている内に、相手の中に眠っている怪し気な
――魔の物が根付いているのだと彼女は理解する。理解をした上で誘われるとなると、

「は、い……」

もどかしい表情を浮かべながら確かに頷くと、誘われるまま足跡を残して、洞窟の中へと消えて行くのだった。

ご案内:「セレネルの海」からレフェーリアさんが去りました。