2021/03/31 のログ
■ソラム > 「...私は、ソラム」
相手が名乗ると、自身も名前を名乗り、よろしくという。
男から渡されたナイフを観察すると、よく切れそうなナイフで、魚を捌くには十分な切れ味だと判断すると、男へ了解の意で頷く。
「......さて」
男が焚き火に使う乾燥した枝を探しに姿を消すと、彼女は一言口から息を漏らすと、遠くに置いていたコートとブーツ、黒いファイルが飛んできて手に収まるとコートを羽織り、ブーツを履くとファイルをしまい、ナイフで魚の腹を裂き、はらわたを取り出すと、ポイと自身の口に放り込むと咀嚼しながら、次の魚の解体を行いそのはらわたを口に放り込む、そんな作業を繰り返し、男が帰ってくるまでの間、次々と魚たちを捌き、解体し続けるだろうか。
■ボブ > (森の中に入り、地面に落ちている枝などを拾い集めている男は時折焚き火をするとさだめた方を振り返る仕種を見せて)
「う~~ん……、俺がしばらく釣りをしてたけど、普通に釣れていたって事は向こう…ソラムが岩場の傍にいたって事はないよな。
脚の方もちと変わってたし、何らかとのハーフか…もしくは純粋種といった所か。
……でもまぁ、こうして会話が通じている時点でこちらから害するつもりはないけどな」
(改めて海中から飛び出してきた際の少女の脚が泳ぎに適していた形状に変わっていた事を思い返しているが、
ちゃんと話が通じる時点て過度な警戒をする必要はないとあっけらかんと言い切っていけば
しっかりと焚き火が維持できる程度の木を集めていき、ゆったりと戻ってくる)
「悪りぃ悪りぃ、待たせたな。 すぐに準備すっからよ」
(戻ってくれば、細い枝を組み上げ、その周りを石で囲んでいけば手馴れた感じで火を付け、着実に準備を整えていく)
■ソラム > 「ん、待って、ないよ」
そう言いつつも残っていた最後のはらわたを自身の口に放り込むとキレイに捌かれた魚の切り身を男へ渡すと、椅子となりそうな大きい岩を転がして持ってくると適当な位置に設置し、その片方に座ると特にやることがなくなったのか、ボーッと火を見つめているだろうか。
「(特にやること、なくなった).....何か、いるかな」
フラーっと少女が辺りを見回すと小さな兎がピョコッと顔を出しているところを見つけると、兎へ手を振る。少女を見て兎はヒョコヒョコと近づき、モキュモキュと鼻を動かし、暫く少女と兎は眼と眼を合わせてにらめっこをし始めるだろうか。
■ボブ > (火を付け終われば、捌き終わった魚を差し出されて、ナイフで作った木串を刺し、焚き火の周りに差し立てて
生焼けにならないように魚の火入れ具合を見守っていって)
「さすがに泳いで魚を捕まえて疲れてるだろ?
魚の面倒は俺が見てるから、好きな事してていいぞ」
(暇を持て余し、見つけた兎と見詰め合っている可愛らしい姿を見れば、男は面倒な事は自分が請け負うから…と
にらめっこをしてもいいし、疲れた身体を休める為に寝ててもいいとばかりに声を掛けていって
魚の片面が軽く温まったタイミングでクルリと魚を返し、反対の面も温めて、徐々に周囲に魚の美味しそうな匂いが漂う)
■ソラム > 「.....じゃあ、兎と、遊んでくる」
男へそう言うと少女は兎を抱いて茂みの奥へと消えると、キュー!という兎の鳴き声が聞こえるだろうか。
「.....おまたせ、しました」
しばらくして、彼女が茂みから戻ってくると、目元と口元に少量の血が付着していることに目がつくだろうか。
魚の美味しそうな匂いが鼻をくすぐり、興味津々に焼けた魚を見つめるだろうか。
■ボブ > (少女に好きな事をしてていいと告げれば、兎と共に茂みの奥へと消え、そして戻ってきた少女の顔に
僅かな血痕が付いているのを見れば、少女がかなり野生的な存在である事は把握した男。
余計な刺激はせずに、食事を済ませればそれでいいと思い、ちゃんと焼けた魚の串を手に取り、少女の方へと差し出して)
「ほれっ、ソラム、コイツがいい感じに焼けてるぞ」
(少女に一本手渡し、男も別の一本を手に取れば、ハムッと焼けた魚の身に歯を立てていけば、
ジュッと脂が染み出し、魚の身の味とその脂の味が舌の上に広がり、「うまっ!」という言葉と共に男の表情が柔らかくなる)
■ソラム > 「あ、ありがと」
そう言って男から受け取った串に刺さっている焼けた魚に一口齧りつくと、仄かな潮の香りが鼻をくすぐり、油が口に広がる。
「.....美味しい」
少女は薄くだが、柔らかい笑みを浮かべ、一口ずつ味わうように魚を食べ始める。
■ボブ > (少女に魚串を渡せば、じっくり味わうかのような食べ方をしていくのを確認すれば
焚き火の周りに刺さったままの焼いている最中の魚を焚き火から少し離す様に刺し位置を変えていき、
まとめて焼きあがるのをさけて、少女がゆっくり食べられるように気を掛けていって)
「獲りたてで焼きたての魚は美味いか?
また欲しくなったら言えよ、食べ頃のヤツをまた選んでやるから」
(魚の焼き具合を確かめながらも少女にまだ食べるんだったらきちんと言えと聞きつつ、自分も魚にかぶりついていく)
■ソラム > 「う、ん」
やがて食べ終わると、串を焚き火の近くに突き立てるように刺し、男へ視線を向けると、
「また、貰っても、いい?」
そう声をかけるだろうか。
魚は川でとって捕食しているが、海での焼き魚は初めての体験で、新鮮に感じられる為、余計お腹がすいてしまっているのは、彼女のみの秘密としておくだろうか。
■ボブ > 「おうっ! お腹が苦しくない程度に食べるがいいさ。
夜になってお腹が痛くなっても嫌だろうしな」
(一人で処理するには釣り過ぎたかと思っていた魚の処理を手伝ってくれる少女に今度は串を両手に持たせるように
二本渡して、思いっきり食べられるようにしてみせていくか)
「それにしてもソラムって元気な子だよな。 魚を手掴みにして捕らえてくるんだから。
それだけ身体を動かしているからこそお腹も空きやすいってことなのかな」
(男としてはこの海から街の方へと戻る行程もあるため、あんまり腹を満たしすぎたら
動きにくくなると思い、串に手を伸ばす頻度を徐々に減らしていきつつ、少女の事に関して話しはじめて)
■ボブ > (焚き火を囲んで焼き魚を堪能し、少女の方も十分満足してくれたようだが、不意に立ち上がればふいっとどこかに行ってしまう。
それを見送りながら、男は焚き火の火の始末をしていって)
「まるで野生の動物みたいな子だったな。
今日は俺の方が遠出して、この海に来てたから会えたけど、さすがに自分の村に戻ったら無理だよな。
またこっちの海に出てきた時にでも再会できたらラッキーとでも思っておくか……」
(火の始末をしっかりとし上げ、火事を引き起こしたりしないと確認を済ませれば、
釣竿と肩紐が付いた木箱を持ち、岩場から街の方へと立ち去っていった)
ご案内:「セレネルの海 岩場の岬」からボブさんが去りました。
ご案内:「」にソラムさんが現れました。