2021/03/30 のログ
ご案内:「セレネルの海 岩場の岬」にボブさんが現れました。
■ボブ > (気温も温かくなり、ふらりと釣りとしゃれ込んだ褐色の肌をした男。
岩場の適当な大きさの岩を椅子代わりにし、釣竿を海へと振るっていた)
「いやぁ~、魚も冬の身体つきをキープしてくれているよな。
釣れる魚釣れる魚、結構脂が乗っていて、焼いてその腹に歯を立てたら脂が飛び出しそうだもんな」
(男が椅子代わりにしている岩の傍らには肩紐が付いた四角い木箱が置かれていて、
海水を満たしたその中には身が太い魚が数匹ピシャピシャっと水を弾け出すように元気良く尻尾を動かしているのを横目で見ていく)
ご案内:「セレネルの海 岩場の岬」にソラムさんが現れました。
■ソラム > 「ん〜。久しぶりの、海....!」
大海原を前にして伸びをしているのは、小柄な少女。
彼女の立っている傍には、彼女のモノであろう群青色のロングコートと黒いファイル、黒いブーツがまとめて置いてあった。
「(準備運動代わりに、取りに行こうっと)」
そう思うと上着の下に来ていたつなぎの黒いコンバットスーツに水除けの魔法をかけ、足を3本の鉤爪を持つ足へと変化させると海へ飛び込む。
手短に逃げようとしていた小さな魚を両手で二匹、口で一匹を噛んで掴むと海上へ向かい、そのまま近くの岩に飛び上がって着地する。
「ひょしひょし.....ふぁいようふぁいよう」
近くに男がいることすら気づかず、魚を咥えたままよしよし、大漁大漁と言うだろうか。
■ボブ > (釣り糸を海に下げて釣りを楽しんでいた男の耳にザバッ!という水音がし、そちらの方に顔を向ければ
そこにはプラチナの髪から水滴を滴らせ、両手と口に魚を捉えている少女の姿があり、
思わず釣竿から手を離し、身構える所作をしていく男)
「おいおい……ずいぶん豪快な漁をしているな。
もしかして魚を焼く為の火がいるかい? こっちもそろそろ一人で消化するには危ういくらい釣れてきてた所だしな」
(驚き、警戒しつつも掛ける言葉は極力平静を整えながら、魚を調理する為の火はいるか…という会話を投げ掛けていくか)
■ソラム > 「...ふ〜ん、と」
彼女は考え込みながら口に咥えていた魚をボリボリと捕食すると、両手に持った魚と男を交互に見ると、
「お願い、できるかな....?」
初対面の人にお願いするのは少し失礼だったかなと少女は思いつつも、男へそう返すだろうか。
久しぶりに食べる魚の味は、新鮮で美味しく感じていた。
■ボブ > (身構えつつも、少女に対して言葉を発し、その返答がきちんと返ってくれば、男の身体が緊張を示す強張りが抜けて)
「そんじゃ、さすがにここだと波しぶきがきて上手く焼けないだろうから、少し内陸の方へと移動すっか」
(男は警戒して手放した釣竿を回収し、更には釣った魚を収めた木箱の肩紐を自分の肩に掛ければ
こいよ……と言わんばかりのハンドアクションを示して、焚き火に向いた場所へと案内を始めていって)
「あ、そうだ。 一緒に飯を食うんだし、名乗っておくおくか。
俺はボブ。 ここから少し離れたところの村で木こりをやってるもんだ。
ここには船を作る為の木を運んでいて、その仕事終わりで余暇として釣りをしてたんだ」
(出来る限り、波しぶきの潮が掛からないような場所を探しつつ、男は少女に対して名乗りを上げていき、
岩場から少し木々が生い茂った場所へと移動すれば、木箱を地面へと置いて)
「それじゃあ、ちょっと薪を探してくるから捌けるんだったら魚からはらわたでも抜いといてくれや」
(男は魚を焼く為の薪を探しにいくと告げて、少女に腰に付けていたナイフを渡していけば、
木から落ち、適度に乾燥した枝を探しに一旦少女の前から姿を消していく)