2021/01/18 のログ
ご案内:「セレネルの海」にフォンさんが現れました。
フォン > (冬の海へとやって来た長髪黒髪の締まりのない顔つきをした男。
手には釣竿を持ち、魚釣りといった風情を醸し出しながら岩場を歩いている)

「さて……ここら辺の海の魚はどんな物が釣れるもんかね」

(そんな独り言を洩らしつつ、男は釣り場になりそうな場所を探していた)

フォン > (岩場の上をブラブラと歩きながら海の方に視線を向けていて)

「まぁ、仙術を使って生命の気配を察知すれば爆釣間違い無しなんだろうけど、
それをしちゃあ釣りの醍醐味がないんだよな」

(釣り糸を垂らし、ただ無為の時間を過ごすという釣果第一主義の人からしたら無駄な時間を過ごす事のも
大切な時間と捉えている男は波に削られ、やや陸側に岩場が抉れている場に目星をつけると
手ごろな岩をその位置まで動かし、椅子代わりに腰掛けながら、釣り糸を垂らし始めていった)

フォン > (釣り糸を垂らし、二刻ほどピクリともしない釣り糸をそのままにしていたが、
ふと海の奥の方で歪んだ氣のようなものを感じ、そちらの方に視線を送っていく男)

「ふむ………魔獣の類かな? 規則だった動きもしていないし、こちらの国でいう魔族と呼ばれている者でもないだろう。
下手に海を荒らされたら魚が逃げて釣りどころじゃないし、とりあえず今日のところは魔獣を片付けて帰るとするか」

(一般人からしたら釣り云々どころじゃない大惨事のきっかけを知りつつ、のんきな事を口にし、
垂らした釣り糸を戻していけば、男は術を使い、宙を浮いては海上の奥の方へとそのまま姿を消していく。

セレネルの海は今日は何事も無く、普通に人々が過ごしていっていたとか……)

ご案内:「セレネルの海」からフォンさんが去りました。