2020/03/29 のログ
ご案内:「セレネルの海」にフォンさんが現れました。
フォン > (冬から春になりかけの海沿いの岩場に手ごろな岩を椅子代わりにし、
季節外れにも麦わら帽子を被り、釣竿を振るっている黒髪の男が一人)

「冬場にたっぷりと脂を貯め込んだ魚が元気に動き出してる……この僅かなタイミングが釣りにベストなんだよな」

(釣りに最適……と言いつつも、男が振るう釣竿の先に付いている針はまったく曲がっていない釘で
魚を釣る意思がこの男にまったくないという事がその奇妙な行動からも見てとれるか)

フォン > (師匠から聞いたはるか大昔の古事をなぞった事をしてみたが、
力ある者を欲する権力者が話し掛けてくる事もないのを確かめれば、釣竿から伸びた釣り糸を巻き取っていって)

「これは権力ある者が見る目がないのか、それとも俺自身の力がまだまだなのか…といった所か。
おそらくは半人前の仙人であるからこそ、調子に乗るなという強烈なダメ出しと言ったところかな」

(古事に乗っかったからといって、その流れに誰でも乗っかれるわけではないと自分自身で納得していけば
釣竿を肩に担ぎ、軽く鼻歌などをしながら、岩場を後にしていく前途洋々(?)の仙人であった)

ご案内:「セレネルの海」からフォンさんが去りました。