2018/07/26 のログ
ご案内:「セレネルの海」にフェイさんが現れました。
フェイ > 男物の服を着た、平均より2、3cmほど背の高い少女が、服の袖とズボンの裾を捲りパシャパシャと波打ち際を歩いている。
照りつける太陽のせいか少し暖まってはいるが、暑い気温の中では冷たく気持ち良い。

腰が痛い。頭がぼうっとする。
昨夜の出来事を思い出し、こんな自分でも役に立てると言われて嬉しかったが、その後の行為に恥ずかしさが込み上げてきた。

不意に貝殻を拾い上げ、じっと見つめては何の貝かを当てる遊びをする。
楽しいかと聞かれればそうでもないが、観察眼を磨くために少しでも良いだろう。

足だけが冷えているからかくしゅ、と小さくくしゃみをする。
周りに人の気配は無いので、普段とは違い楽しそうに歩いていた。

フェイ > 平民の服よりやや生地の良い服を着て、見る人が見れば貴族だと分かる整った容姿。
いつもの無表情から、更に考え事に集中するような表情をしている。

転んだら海水と砂で汚れてしまうだろうから、はしゃいでも走らずゆっくりと歩いていた。
よく晴れた空を仰ぐと、泳ぎたいなんて考えて。
でも着替えも何も持ってきていないし無理な話だが。

楽しくなり、自分でも気づかないうちにいつかどこかで聞いた歌を歌い出す。中性的だが少し高めの澄んだ歌声が波に溶けていく。

行ける所まで行こうと、波打ち際に沿って進んでいる。

ご案内:「」にフェイさんが現れました。
ご案内:「」にフェイさんが現れました。
ご案内:「」にフェイさんが現れました。
ご案内:「セレネルの海」にフェイさんが現れました。