2018/04/10 のログ
ご案内:「セレネルの海」にルルーエンさんが現れました。
■ルルーエン > 月の見える海の入り江、今日雲は少なく、海面に当たる月光が鏡のように月の姿をそのまま
もしくは風が吹き付ければ、入り江の中で揺れる青い海が反射している月の姿をおぼろげにしていた。
入り江の奥の洞窟からやってくる男。斜口に煙草を咥え、ゆっくりと岩の裂け目から見える月を
眺めながら、静かな足取りで青い海の前の岩肌の上に立った。
今日はヒドラを連れてはいない。男の手に抱えられた瓶からは本来はそうなっているであろう
触手やヒドラが、瓶の底で赤黒い液体となりわずかに泡立っていた。
「………」
海の底で蠢いていた水棲の魔物は、男と目が合うと静かに水底の岩の陰に消えて行く。
■ルルーエン > 煙草を吸い終えると、ソレを吸い殻を入れる袋に収め、男もまた夜の闇に消えて行った
ご案内:「セレネルの海」からルルーエンさんが去りました。