2017/09/03 のログ
オデット > 「チューベローズちゃんこそ早い時間から遠乗りですか?それともお家はこの辺り?」

あぁ、やはり子供扱いしてしまうと思いながらも、訊かずにはいられない。
世界には様々な種族があり、年端もいかぬ外見の冒険者がいるとは知りながら。
実際に目の前に子供がいると こんな過保護な対応となってしまう大人の性。
波と戯れる少女が己の格好に興味を示すと、衿を正すような仕草をし。

「東洋の服を参考にしているようですよ。
 伝わってきたものですから、どの程度忠実なのかは分かりませんけれど…
 ――――…ふふ いかがされました?」

抱き着く少女の甘い感触に一瞬だけ驚くものの すぐに微笑みへと変わると長い銀髪を梳くように撫でる。
足元に感じる波の冷たさに対比するような少女の温かさ。
それがくすぐったくも気持ちがよく、自然とこぼれた笑みだった。

チューベローズ > 「えぇ 昼には暑くなるでしょうから、その前に遠乗りを。」

相手の言葉に少女は馬の鬣を撫でてから背をポンと撫でる。 馬は、お散歩の許可をもらってうれしそうにかっぽかっぽ、ご機嫌に二人の傍から離れていく。

「あらあら、東洋の?」
間近から生地を眺めながらうまくしたら可愛いのを作れるかもしれないと考えていたり。

「ふふ。オデット姉様は温かくて柔らかそうだったので…」

柔らかく長い銀髪を梳く様に撫でれば、相手の腕の中擽ったそうに笑いながら、甘える様にふにゅっと、豊かな乳房に顔を埋め。
少女も相手のぬくもりと、柔らかさに吐息を零し。

「甘い匂いのするオデット姉様…。」

そう小さく呟きどこか潤んだ瞳を相手に向ける少女手を伸ばし相手の頬に指先を触れさせ、細い指で柔らかい笑みを浮かべる相手を撫でようと。

オデット > 少女の口ぶりから馬と駆けるのは今日だけではないと それとなく感じればひとつ安堵。
彼女が今日も無事家に帰ることできるのなら、それに越したことはない。
心配事が減ると さらに甘えた様子を見せる少女を穏やかな眼差しで見下ろした。
乳房がクッション代わりに少女の貌を受け止めて、撫でる手が少女を優しく抱くようにもなる。

「そうですね…チューベローズちゃんはまだ細身ですもの。
 間もなく日差しが温かくなるとは思いますけれど…」

華奢な彼女とは違い、己には成熟した肉がついており、体感温度も違うだろう。
陽は刻一刻と昇っているため、青白い朝焼けが2人に注ぐ頃合い。
ふと、少女が己を見上げて手を伸ばしてくると不思議そうな顔はするが、退く様子もなく受け入れ。

「ふふ チューベローズちゃんは甘えん坊だと言われませんか?
 あまり誰彼構わず懐いてはなりませんよ。悪い人もおりますから。
 …足、冷たくありません?」

やはり保護者のような発言をしてしまった後、彼女の手指の温度を確かめるように己の手をその指に重ね。

チューベローズ > 相手の穏やかな瞳を見るとなんだか自分も嬉しくなり、ニコニコと楽しそうに微笑みを浮かべる。
ぽよんと柔らかい乳房が自分の顔を受け止めてくれれば、自分には基本的には無い者。その柔らかさと、熱を楽しむ様に胸に顔を埋める。

自身とは対照的な柔らかく肉付いた、成熟した相手の体。
東の空から差し混む太陽に少女の銀髪は宝石を散りばめたかのようにキラキラと輝いている。
「ふふ、ありがとうございます。オデット姉様。
ふふ、こう見えてもいい人と悪い人を見分けられますのよ。
冷たいですが、オデット姉様が温かくて心地よいですわ。ですから、この暖かさをくれるお姉様をもっと感じさせていただけません…?」

頬を撫でた後に重ねられる手。
相手の柔らかい手に少女の細くしなやかな指先を絡め。
その手を引き寄せると自分の口元に相手の指先にチュッとキスを落とし。
悪戯っぽい笑みを浮かべながらその手に自分の頬を重ね、波打ち際から逃れようと相手の手を軽く引き砂浜へ戻ろうとした。

オデット > その仕草は無邪気で、煌めく容姿は妖精のようで、複雑な色合いを見せる
日差しと相まって女の感覚としては夢うつつといったところだろうか。
歩けばすぐ、同僚の従業員が数人待機しており、現実が待っているのだが
非現実に片足を突っ込んでいるような、狭間が曖昧になるような。

「もっと…?」

少女の言葉に尋ね返す女の指に触れる、少女の可憐な唇。
庇護すべき少女が振る舞うには少々大人びたそれに、反応が遅れてしまった。
引っ張られる形で波から離れると濡れた足にたちまち砂が纏い、さくさくと音がする。
少し駆け足になったので軽く捲り結んでいただけの裾が落ち、足を隠した。
まるで己も少女に戻ったような心地で、砂浜に戻ると笑い声をこぼし。

「悪戯っ子なんですから。濡れたところ、後で拭いておきましょうね。
 お風邪を召してはご両親に面目ありませんもの」

チューベローズ > そして、じっとこちらを見詰める相手、少女は軽く小首をかしげ。
相手を見つめているのだろう。
そして腕の中、少女はゆっくりと頷く。

するりと相手の腕の中から抜け出すと、相手の手を引き砂浜へ。
軽く駆け足になれば濡れた足にまとわりつく砂の感触もくすぐったく。
相手が掛ければ少女もころころと楽しそうに微笑み。

「あら。 では後で拭いてもらいましょうか…」
そして、相手が続けた言葉にややきょとんとしてから…
「大丈夫ですわ。 私にはお父様もお母様もいませんから。」
そんな言葉を返すと、ぐっと相手に体を押し付け抱き付きながら軽く押倒すように体を寄せていく。
但し少女の軽い体で相手を押し倒せるかは相手次第だろう。

オデット > 「いない?では他の何方かの元に?
 あぁ…もし言いづらいことがあったら何も答えずにいてくださいね。
 チューベローズちゃんがまだ幼く見えてしまうので心配なだけですから…」

女が怪訝な表情をしたのは、少女にはとても孤児のような雰囲気がなかったからである。
華やかな服を着て、無邪気に振る舞う少女はむしろ両親に愛され、包まれているのだとばかり。
しかし愛してくれるのは何も親だけではないだろう。
彼女が誰かに庇護され、幸せに暮らしているのならそれ以上のことはない。
ついつい心配性な性格が顔を覗かせてしまうが、その対象である少女が
砂浜の上に己を押し倒そうとすると さすがに驚き隠せず、彼女の肩を抱いて。
宥めるように撫でて、穏やかな声音で囁く。

「…もしかして肌を重ね合わせるおつもりですか?
 ――――可愛いチューベローズちゃん。
 今ここで砂まみれになるわけにはまいりませんけれど、時間がくるまで一緒にいましょう」

少女が嫌がらなければ抱き締め、服の上から体温を分け与えるつもりだが。
まるで少女の悪戯の延長線上にあるような行為に、笑みを含みながら今しばらく甘やかな時を過ごそうか。
華奢で柔らかな少女と共に――――

ご案内:「セレネルの海」からオデットさんが去りました。
チューベローズ > 「えぇ。血のつながりはありませんが、お爺様のところでお世話になっていますの…」
少女にとって特に隠す事ではない様でさらっと答える。
それはそれで、何か勘違いされそうではあるが、
特には気にしていない様で。

「えぇ。 お姉様の中で溺れてみたいわ?
?もう、でしたら仕方ないですわ…。」
驚きながらも丸め込まれてしまえば、くすくすと微笑みながら仕方がないと頷き今度、相手のいるところを探してみよう等と考えながら服の上から穏やかで温かい一時を過ごしていった。

ご案内:「セレネルの海」からチューベローズさんが去りました。