2016/05/17 のログ
ご案内:「セレネルの海」に魔王レヴィアタンさんが現れました。
魔王レヴィアタン > 船長室の机に両足をどっかと乗せ、椅子の背凭れに背を預けて寛いでいた。
片手には何某かから受け取った手紙……それに目を通していたが。

「……そう急に呼び出されたってねェ」

不平不満を呟きながらくしゃくしゃと丸め、ゴミ箱に投げ入れる。
身体を動かす度に、ギシ、ギイ、と鈍い音が鳴った。

「もうちょい休んだら王都にでも出かけようか…」

魔王レヴィアタン > 「………さて」

ゆっくり腰を上げる。
悲鳴を上げ続ける木の椅子を見、そろそろお役御免か。そんなことを考えながら。

「おでかけと行こうかねェ」

部下は多くても困らない。
いわばスカウトのようなもので……トン、と爪先が床を叩けば、瞬く間にその姿がかき消えた。
後に残るのは船員の話し声ばかり。

ご案内:「セレネルの海」から魔王レヴィアタンさんが去りました。