王城などの南に広がる大海。
穏やかな海だが、海棲の魔物も存在し、注意が必要である。
さらには海賊なども出没する。
海底には遺跡が存在し、魔法などで潜ることができれば探索も可能。
海辺には様々な洞窟があり、海賊の宝が隠されているといわれている。
そのために洞窟などを目指す者も多いが、海の魔物や海賊に襲われるケースも多い。
●この部屋には固定パスワードが設定されています。
参加者(0):ROM(1)
Time:23:59:55 更新
ご案内:「セレネルの海」からムーチョさんが去りました。
■ムーチョ > 海や目の前に伸びる砂浜を眺めながら風と打ち寄せる波の音を聞きながらゆっくりと進んでいた男。
小腹が空いた事に気づけば、何処からともなく敷物を取り出し、水際から離れた所に敷き、降り注ぐ太陽を避ける様にビーチパラソルを綱浜に突き立て影を作ると、海に向かい腰を下ろしてから
途中で買った串物や、果実酒の入った瓶、サンドイッチを手に取り並べていく。
■ムーチョ > たどり着いたセレネルの海辺。
簡単な画材は一応持ってきているが今日は特に何を描く気も今のところはない。
打ち寄せる波、広がる水平線。
海の方から流れてくる潮の匂いに満ちた風。
それぞれが様々な感覚を刺激してくる。
海を見やれば遠くには補選が浮かび帆を膨らませ海を走る。
人の気配も少ないその場所を楽しむ様に今は柔らかな波打ち際の砂を踏みしめ、波の先と押引きをするかのようにふわふわと歩いている。
ご案内:「セレネルの海」にムーチョさんが現れました。
ご案内:「セレネルの海」からケストレルさんが去りました。
■ケストレル > 「あー……クソ、そんな役得転がっちゃいねぇか……そうだよな……」
現実は非情である
燦燦と容赦なく熱を投射してくる太陽を恨めしく思いながら
変なところで真面目なケストレルは任務を完遂するのだった
翌日、軽い熱射病という名目の仮病でしばらく騎士団に休暇という名のバックレを申請したのは言うまでもない
■ケストレル > 密かに鎧の内側を魔術で冷やし続けていなければ早々に倒れていたかもしれない
そう思う程には海辺の日差しは容赦なく照り付け、金属の鎧は鉄板の如くに熱されていく
ケストレルの魔力が尽きるか、太陽が沈むかの根競べ。不毛であることは言うまでもない
「せめて海遊びに来てる女の子の一人でも居りゃ……モチベも違うんだが……」
冷却をフル稼働させても汗が噴き出る兜の下
ケストレルは苦虫を掻き集め煎じて丸めた丸薬を噛み潰し多様な顔をして呟いた
それくらいの役得あっても罰は当たらないだろう?と誰にともなく確認したくなる心境だ
■ケストレル > 「あ~~~~~~っつ……いやマジかよこれ……。
あの先輩(ルビ:バカ)ども、確実に嫌がらせだよなこれ……」
日射しが燦燦と照り付ける海岸、白い砂浜のその一角
ビーチに到底相応しくない出で立ちの男が佇んでいた
もう間もなく夏本番、魔物たちも俄かに活気づき始める時期ということで王国の騎士に特別任務という形で与えられたのは
セレネルの海の巡回警邏監視および魔物出現時の討伐
一目見て『え、騎士の仕事じゃなくない?』と口にしてしまったケストレルは、
言葉尻を捕らえた諸先輩騎士方により半ば強制的に当任務に就かされていた
下っ端も下っ端、拒否権なんて存在しない立場であるため、当然の様にフル装備
さすがに現地で倒れられては困るという事で、軽鎧に留めて貰えたものの
そのぶん兜は必須な、と頭に簡易蒸し焼き機を被らされていた
「……こういうのこそ冒険者に任せ……あ、俺も一応冒険者か……」
今頃先輩(ルビ:クソ)騎士どもは屯所か酒場で酒飲みながら自分の事を馬鹿にしてることだろう
そう思うと今すぐにでも騎士辞めたろか、と思わなくも無かったが諸事情によりそうもいかず
ただただ苛立ちを募らせてはそれを諦観の形で呑み込んでいくしかなかった
ご案内:「セレネルの海」にケストレルさんが現れました。
ご案内:「セレネルの海」からハレスさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海」からレフェーリアさんが去りました。
■レフェーリア > 強い日差しの割に肌を焼かれるという感覚は思ったよりも薄まっており、熱はあるものの寝苦しいという程ではない。
結構な時間が経ってもいるが、赤く焼けていたりといった気配も無い以上はもう効能も十分証明されたと言って良いかもしれないが。
「…………」
もぞもぞと身体を動かして、今度は身体の前側ではなく背中側へと転がって試してみる。
豊満過ぎる様な乳房を砂浜に埋めて、何気なく視線は海の方へ。
波間の音と合わさって、後方に聳える生物の気配は更に感じ取れにくくなっているとは知らずにぼんやりとした時間は流れて…
■ハレス > 仕事で使うアロマやオイルの原料を手に入れるため、海岸沿いを目的に歩いている男。
今回は海の中にも潜る必要もあるためそれなりの装備を持ってもいる。
またこの時期はこのあたりの原生生物の繁殖期も重なっており、攻撃的な魔物も多くいるため注意が必要だ。
それを知らずにこの辺りに無防備に入り込んだ冒険者がケガをしたり、女性だった場合もっとひどい目にあったりすることは珍しいことではない。
一応そういった事態に遭遇したときの備えもしてきているが、大抵は手遅れになっていることがほとんどだ。
酷いものだけは見たくないもんだなと思いながら歩を進めている。
その無防備な女がいるところまで行くには、まだまだ時間が掛かるだろう…
■謎の集団 > 暑い日差しの砂浜に無防備に横たわるオイル濡れの豊満な女性の姿は遠目からでもよく見えて。
森の中からぞろぞろと謎の集団が姿を現し、忍び足で犠牲者となる女の方へと向かっていく。
それは盗賊か、それとも魔物か…どちらにせよ良いことにはならないことは確実だ。
ご案内:「セレネルの海」にハレスさんが現れました。