2021/03/22 のログ
■ヴァルガン > 男はやがて村の宿屋へと消えていった……
ご案内:「◆ゾス村(イベント開催中)」からヴァルガンさんが去りました。
ご案内:「◆ゾス村 」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
■メイラ・ダンタリオ > 何処の村も、稀に来る旅人へなら宿や村長の家へ案内するし、何かの入用を期待する
物資よりも現金収入があるほうが村にとっては時には利益があるのだろう
しかし、基本的に余所者を好まない空間は、騎士 兵 王都人を歓迎することがない
要塞までの物資輸送と人員交代での補充
それについてくる形になったのがメイラだった
王の制する言葉が無ければ、戦場どころか空いた時間ですら、物騒な場所へ赴く
しかし、偶に訓練場や戦場で剣を並べたことのある相手という者はいる
そんな顔見知りが何を考えてか、この傍若無人な貴族騎士に同行を願う
王以外には、敬意を持つ対象等がいない者へ、願う。
「どうせ、好きに暴れてしまうほうが、利があるのではなくて?」
そう言って、ゾスという村での滞在や近隣で狙おうとする盗賊らの討伐
そして要塞へ再び向かう前の休息や水の補充
その中で起きたのは、メイラによる護衛部隊数名の殺傷だった。
理由は簡単なもので、目の前で脚絆を脱ぎ野外で強姦行為に及ぼうとする手前である
周りは獣鬼にでも噛まれたと思ってみてみぬふり以外できるものでもなし
傭兵らだけで及ぶわけがない 騎士が数名行う行為へ同行協力 おこぼれを預かるという現場だった。
「―――こんな理由で同僚殺しをしても、なにも湧きませんわ。」
そう言って、騎士の頭にめり込ませた先端の角
血を布で拭いながらそう吐き捨てる。
騎士であろうと、仲間であろうと、王以外は気にくわなければ殺してしまう。
「こいつらは後で人間盾にしてしまいましょう。
我ながら良い思い付きですわ。」
戦士代が浮いて助かりますわー。
代金を踏み倒す気満々な言いぐさで、処刑宣告。
好い見せしめになれたと、拭った赤茶けた布を放り投げ、腰の鞘へと納めなおした。
ご案内:「◆ゾス村 」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。