2020/02/21 のログ
ご案内:「ゾス村」にフォンさんが現れました。
■フォン > (行商の最中、夕暮れ近くに辿り着いた村の宿屋へと向かった黒髪の男だったが、
運悪く大規模の隊商が先に入っていたらしく、男が取れたのは馬小屋とあいなってしまって)
「まぁ、ついていないな。
でもこういった環境に馴染みがないわけでもないし、そこは気にはしないんだけどな…」
(馬の寝藁の上にゴロリと寝転びながら、平然としているちょっと風変わりな男)
「まぁ、俺自身は平気なんだけど、俺の後にこの宿に来たヤツはおそらく災難だろうな…。
馬小屋という環境に馴染みがあるヤツばっかじゃないだろうし……」
(男はこの宿でこの後に部屋を取りに来た者たちの事を哀れむようなセリフを天井を見上げながら呟きあげていく)
■フォン > (しばらく旅の疲れを取る為に寝藁の上に寝転んでいたが、腹が空腹を訴えているのを感じ取れば、
ハンドスプリングでスタッと立ち上がっていけば背嚢を手に馬小屋の外へと出れば
小さなかまどの模型のような物を取り出していけば、指先で員を刻み上げれば、
ポンッと音を立てて模型サイズだったかまどが実用サイズへと変貌を遂げていって)
「さてと……とりあえず薪だけ込めて火は焚いとくとして……、夕飯の材料はこの村で買出しと行くかな」
(馬小屋の前に不自然にあるかまどを放置して、男は村の中へと買出しへと向かっていく)
■フォン > (村の住民との交渉で購入した食材を持って帰ってきた男。
村の傍で自生するこの地域ならではの山菜や茸を保存していた物や狩りで得た野生の獣の肉を
指先をパチンッと鳴らして突如現れた机の上に乗せていって)
「さてと……前もって火を点けておいて石板の方もしっかり熱が篭もっているな。
それじゃいっちょ始めますかね」
(パンパンッと手のひらを打ち合わせていけば、村の人との交渉で得た食材をかまどの上の石版の上に乗せて、
ジュゥゥゥ~~っといい匂いを立てさせる石版焼きを始めていく)
■フォン > (馬小屋の傍でやたらといい匂いを漂わせているかまどの傍に宿に泊まっていたはずの宿泊客も出てくるが、
当の本人はそんな事お構い無しに石版で焼いた肉や野菜を橋で摘み上げ、舌鼓を打ち続けていて)
「うんっ! この村近辺の食材美味っ!!
これは王都での商売の合間にこっちに時々顔を出して食材を堪能するのもありかもなっ!
偶然だったけどこの村への泊まりを決めて正解だったわ」
(周囲からの視線をまったく気にしない男はしっかりと夕飯を腹に収めれば、
使い切らなかった食材は仙宝の時間停止の効果を持つ大袋へと収めれば、かまども仕舞い、馬小屋の中で寝に入るか)
ご案内:「ゾス村」からフォンさんが去りました。