2018/02/12 のログ
ご案内:「ゾス村」にオルナさんが現れました。
オルナ > 朝方に訪れた夕日はすっかり沈もうとしている。

村を訪れた目的は生徒の家庭訪問。といえば聞こえは良いが、面倒毎を押し付けられた

単なる素行調査とも言えるもの。片親で魔術の才能こそあるものの、やはり素行の悪い生徒にして

その父親というのも―――

「切り替えて、……帰ろう」

夜道とはいえ街道をゆるゆる進めば、まだ野営をせずに済む時間。

そう思いながら村の端を歩いていけば帰路を急ぐ者も、同じように首都を目指す冒険者も。

あるいは宵闇に乗じた人ならざるモノも居そうな気配はあって――

オルナ > 数刻後、首都の手狭ではあるが必要なものは一通り揃っている自室。

家賃こそ段々と値上げされてしまい、そろそろ居を移そうかなんて考え出している部屋に

オルナの姿はあった。長く歩いたせいで足には疲労がずしりと忍び。

重たげに背伸びすれば服の上からでも分かってしまうたわみ。ぐぐっと筋が伸びきるのが心地良い。

「んっっ、……はぁ。明日からも。……また、実習。んぃ……」

欠伸を零しながら。体の汚れを湯浴みで落とそうなんて考えながら。夜は更けていくのだった。

ご案内:「ゾス村」からオルナさんが去りました。
ご案内:「ゾス村」にアイエティーダさんが現れました。
アイエティーダ > ゾス村の西側の一帯は火に包まれていた。魔物の侵入を許し村人たちは皆散り散りに逃げまどっている。
山に逃げ込めた人たちは幸運だ。村の中では争い戦う音に混じって、女性たちの
悲鳴や嬌声が混じり始めていた。

「敵はもういないのか」

人としては体格のいい、絶命しながらも鍬を握りしめたままの農夫の死体を投げ捨てながら、獣頭の魔物は
当たりを見渡した。

勝者の特権を味わうのもいいだろう、だがまだ抵抗するものがいれば
この槍の錆にしてくれよう。

のしのしと巨体を揺らして歩きながら、炎に照らされた村内を注意深く歩き回る。

ご案内:「ゾス村」にレフェーリアさんが現れました。
レフェーリア > ローブ越しにも分かる程にその腹部は膨らみを増していたが、
治療師である彼女は温和な笑みを浮かべながら村での慰労に従事していた。
何気無く転んでしまった農民を、化膿した傷をそのままにしている子供を。

分け隔てなく癒し、薬を渡した厚意に従って、食事を、一晩の寝床を与えられた…筈、だったが。
突如として侵攻を始めた魔物達に、村は忽ちに戦火に包まれた。兵士が駐在もしていない中、殆ど成す術は無い。

「あぁ……」

このまま逃げてしまえば死なないだろうが、辺りから漂う女性の嬌声が身体を誑かす。
身篭った身体ながらも下腹部に刻まれた花を象る淫紋は決して冷めずに、疼きをどうしようもなく与えてきて。
壊されかけた宿の中からやがて外に出れば、おぼつかない足取りで魔物達の下へと飛び出してしまった。

アイエティーダ > 「っ……。」

妊婦か。宿の裏手からは扉が叩き壊される音。宿屋の娘が手を引かれて泣きながら部下に連れ出されている。
そして自分の目の前に飛び出してきたのは一人の妊婦。なかなかに腹も大きくなっているが
不思議と好みのにおいがして股間のものが反応する。

「ふむ……女、けがをしたくなければこっちにこい」

飛び出した女に人の言葉で声をかけると、部下たちが集まる大きな納屋にレフェーリアを連れて行こうとする

ご案内:「ゾス村」からレフェーリアさんが去りました。
ご案内:「ゾス村」からアイエティーダさんが去りました。