2017/10/30 のログ
ヴェオフラム > 「んふぅぅううっ!」

ここまで感激してもらえたなら、とっておきを振る舞った甲斐もあったという物だ。
彼女の頬を伝う涙を伸ばした舌でぺろりと舐め取ろうとしたりしつつ、ヴェオフラムは得意げな笑顔で尻尾をふりふり、再び握ったスプーンを操って食事を再開する。

ふーっ、ふーっ、あむっ、はむはむんぐんぐっ。
ふーっ、ふーっ、あむっ、はむはむんぐんぐっ。

子供じみた拙い食べっぷりが、瞬く間に木椀を空にした。
椀に残る焦茶をいぎたなくぺろぺろ舐めて綺麗にして、ようやく満足げな溜息をついて食事を終えた。

後はもう寝るだけである。
しかも今日は一人ではなく、暖かくて柔らかそうなマヌエラ付きのベッドである。
「あ、わたしは帰りますね?」とか言われたら、飛びついて必死に止める事だろう。
そんな事にならぬようにと獣娘は唐突に着衣に手を掛け、惜しげもなくそれら全てを脱ぎはじめた。
分厚い魔獣の毛皮は寝具の上に掛け、踵を踏んで皮靴を脱ぎ脱ぎベッドに上がる。

ベージュ色の健康的な素肌を覆う物は何もない。
形よく整ったお椀型の双乳も、その頂点でピンと上向く桜色も、肉付きは薄くとも柔らかそうなお腹も、そしてその下方、幼気な外見を裏切らぬ花弁のはみ出しのない楚々とした無毛の割れ目も全て晒した全裸姿で四つん這いのお尻を晒し、もぞもぞっと毛皮の中に潜り込む。
割れ目だけでなく、不浄の孔の窄まりさえ晒した無防備極まる姿。

「まにゅえらも、まにゅえらもっ!」

毛布の脇から突き出した細腕で、彼女のローブをちょいちょい引いて、一緒に寝ようと誘いを掛ける。

明日の朝食分くらいは残っていそうなシチューは既に火から離してある。
暖炉にくべた薪の量もさほど多くないので、程なく消える事となろう。
揺らめくオレンジの光は既にいくらか弱々しくなっていた。

マヌエラ > 少しシチューの香りの残る舌先で舐めとられると、くすぐったくもありがたく、また嬉しくて。

「ありがとうございます……」

頬を押さえて礼を重ねた。そこから先の食事も、子供っぽい食べ方が逆にとても可愛らしくて。見て楽しみながら食べていたら、丁寧なこともあってちょっと遅くなってしまった。

「さて、そろそろいいお時間……」

といいかけた時。フラムが惜しげなく全裸になっていった。
驚いて見つめていると、健康的で未発達、しかし印象よりも意外なほど大人びた姿態が露になった。

「……」

続く、誘いの言葉に。ほんのわずかな時間沈黙した後、にっこりと笑った。

「では……また、お言葉に甘えてしまいますね?」

揺らめく、小さな炎の前で。
ローブを脱いで。靴も脱ぎ。思い切りよく上着も取る。
その中は、経済的に余裕のある冒険者がたまにつけている、体のラインが露になってしまうような、ぴっちりとしたインナーになっていた。
それも、乳房と腰回りくらいで、引き締まりつつもうっすらと脂肪の乗った腹や、白くすべすべの肩は剥き出しの状態。
少し躊躇いがちに、ベッドに腰掛けた。この格好になると、それだけで乳房が揺れてしまうほど大きく柔らかいのがわかる。

ヴェオフラム > 誘いを受け入れる彼女の言葉に、獣娘の相貌がぱぁっと花咲くような笑みを浮かべた。
毛布の山から小さな顔だけを覗かせて、衣擦れの音に獣耳をぴくぴくさせつつ、脱衣をガン見。
遠慮なんて欠片も無い。

程よく脂肪の乗ったお腹をはむっと甘噛みしてみたい。
ちょっとした動きに揺れる乳肉の柔らかさを、小さな手指で思う様堪能したい。
そんな、好奇心とも倒錯的な色欲とも取れる思いを隠しもせずに、無垢な幼瞳に浮かべつつ

「わうっ、わうっ、わぅうっ!」

尻尾の動きに合わせてもそもそ揺れる毛皮の束を持ち上げて、彼女の身体が潜り込むのを待ち望む。

マヌエラ > 「ふふ、ちょっとお待ちになってくださいね」

振り向いて小首を傾げる。豊かな乳房が揺れて存在を主張する。

「まあ、あったかそう――ではお邪魔します……」

布団に潜り込み、そして今度はこちらから、フラムの小さな体を抱きしめる。高い体温が伝わってくるだろう。フラムにも自分の体温が伝わればよい。
双丘にフラムの顔を沈めるように、優しく抱きしめていって。

ヴェオフラム > 己と異なる純白肌が毛布の中へと滑り込み、己の体躯を抱きしめたなら、獣娘は幸せそうに華奢な肢体を擦り寄せる。
別段大柄というわけでもない彼女の腕の中にすっぽりと収まるコンパクトな身体は、少しだけ体温が高い。
寒さを増していくこれからの季節には、丁度良い湯たんぽ代わりとなるだろう。

細くとも柔らかな肉付きが、瑞々しく滑らかな肌を擦り付ける。
じんわりと混ざり合う体温の心地よさ。
吸い込む空気にたっぷりと混ぜ込まれた彼女の匂い。
美味しいご飯を食べている時間にも負けぬ、幸せな一時である。

「まにゅえら、あったかい。ここちよい。」

触れ合う肌の心地よい暖かさと、安堵を誘う彼女の匂い。
狼達との対峙にて少なからず精神を削られいたヴェオフラムは、お腹の満足感もあっての事だろう。
気付けば静かな寝息を立てはじめていた。

焼け細った薪が折れて小さな物音を立てる。
室内を弱々しく照らしていた熾火も消え行く中、二人の冒険者の寝息は穏やかに重なるのだった―――。

ご案内:「ゾス村 牧場」からヴェオフラムさんが去りました。
ご案内:「ゾス村 牧場」からマヌエラさんが去りました。