2017/10/16 のログ
ご案内:「ゾス村」にルーミスさんが現れました。
ルーミス > 座りっぱなしで軋む肩や腰を動かすために立ち上がる。
一人暮らしている家は、先日改装も一段落したところだ。広さでいえば変わっていないのだが、古びた箇所を修繕して大分すっきりした。

パラパラと今まで読んでいた本を捲る。
腕前にはそれなりに自信がある。とは言うものの、未だ学ぶことも数多い。
しかし張り合い競い合うような者も周囲にはいないことから、マンネリに陥りかけてきた。

また王都にでもいこうか――気分転換に。
最近家に篭りきりだった少女は、そんなことを思い立ったりもして。

ご案内:「ゾス村」にロズワールさんが現れました。
ロズワール > 情報収集のため王都の店をバイトに任せ、やってきた村。
欲していた情報も何とか得ることはできたが、情報収集を終える頃にはすっかり日も落ちて、今夜は村に寝泊まりすることになったのだが…
生憎宿は何処も埋まってしまっているようで、他に宛のないまま村内を彷徨う白髪の少女が此処に。

「はぁ…どうしよっかなー」

頭の後ろで腕を組み、憂鬱気な溜息を零しながらどこか泊めてくれるところはないかと村を散策する。
と、村のはずれにぽっつりと建つ一軒の民家が目に入った。
宿主が男ならすぐさま後を引いて野宿を選ぶが、女だったら、どうか泊めてくれぬかと懇願するつもりだ。

少女は民家の扉を軽くノックした。

ルーミス > ひたすら本を読み耽っていたせいか、気がつくと陽も落ちてすっかり暗くなっているようだ。
本を仕舞い込み、さて休もうかと思った矢先に扉を叩く音が聞こえる。

「……あぁ、ちょっと待ってくれ」

村の誰かが訪れるなんて滅多に無いことだし、さて誰だろうかと扉を開ける。
そこに立っていたのは、自分よりは幾らか背の低い白い髪の少女だった。

「…ん、誰? こんな時間に何か用かい」

物盗り等、そういう輩ではないようだが。腕組みをして、一先ず家の中に招き入れる。

ロズワール > 「突然ごめんなさい。実は泊まるところを探してて、宿はもういっぱいみたいで、今晩だけここに泊めてもらえないかなって…」

家の中へ招き入れられればすぐさま本題へ。
腕を組む、宿主へ変わらぬ笑みを浮かべながら頭を下げる。
顔も知らない少女を泊めてやる人間などいるとも思えない。
断られるのを覚悟でイリヤは事情を説明しながら彼女へ頼み込む。

「もちろんタダでってわけじゃないよっ…ちゃんと宿代は払うから…ダメかな?」

今日はまだ手持ちもある。
無償で泊めてくれなんて図々しいことはしたくないし、元々村の宿に泊まるつもりだったのでその分は支払うという意志を伝え、再度頭を下げた。

ルーミス > 「ふーん……宿がいっぱいか。なんというか…運が悪かったな」

何の変哲もない小さな村だ。そもそも宿だってそこまで大きいわけではない。
目の前の少女の不運に形ばかり同情しつつ、さて頼み込まれれば首を傾げた。

「―――まぁ、泊めるくらいなら全然構わないよ。どうせ私以外に誰もいないしな」

しかし、と寝室の方を見た。寝床が、生憎と一つしかないのだ。
腕組みをしたまま少女へ視線を戻す。

「…でも悪ぃけど、ベッドは一つしかないんだ。私と一緒に寝る羽目になるけど……それでもいいか?」

ロズワール > 「この村に来るのも初めてだったからね…」

不運と言われれば確かにそうだ。
ここに来るまでに時間を費やし、目的の情報収集にも空が暗くなるまで時間を使ってその挙句、宿も取れなかった。
今後は気を付けて行動しなければ…

「ほんと?良かった。これ、少ないけど、宿代として受け取ってもらいたいなっ」

彼女の言葉に安堵の息を吐き、すぐに魔導着のポッケから金貨の入った小袋を取り出した。
800ゴルドと、少々相場よりは高めの金額を彼女へ手渡す。
せめてもの気持ちだ。

「えっと…私は全然平気だけど…貴方は大丈夫?」

これが男なら迷わず抵抗もするが、女なら何ら問題はない。
泊めてもらう側とすれば彼女がそれで眠れるのかという心配の方が大きかった。

ルーミス > 「へぇ。でも、こんな小さい村に何の用事だったんだ?」

大した物を売っているわけでもなさそうだし。
ふと気になって訊いてみる。まぁ答えが返ってこないなら、それはそれで良いのだが。

「……あぁ。別にいいんだけどな…」

そこまでお金に困っているわけではないが、まぁ好意の証だ。受け取っておく。
金貨の小袋を普段使っている机に仕舞い込んだ後、少女を寝室まで連れていこうと手招く。

「私も全然平気だよ。……なら、何の心配もないか」

ベッドは、家の古びた外観とはずいぶん様変わりしてふかふかな、それなりに豪華なものだった。
王都でも富裕地区辺りの宿であればお目にかかれるだろう。

ロズワール > 「んー、ちょっと情報収集にね。
この村の付近でしか手に入らない素材があるって聞いてその情報を集めてたんだっ。
無事に情報も手に入ってあとは王都に帰るだけだったんだけどね」

すっかり日も落ちた闇の中を歩いて王都に戻るのは危険と判断し、村に宿泊していくつもりだったのだが…
しかし、こうやって受け入れてくれる人がいて助かった。

「あ、そうそう、自己紹介がまだだったね。私はロズワール。ロズって呼んで」

いつものように家名だけ名乗り、招かれるまま寝室へと向かっていく。

「そっか。よかった。
…わあ、おっきなベッドだねっ。とってもふかふかしてそうっ」

寝室に設置された高級なベッドにイリヤは素直に目を輝かせた。
自宅にあるベッドよりも高価なそれは、富裕地区の高級宿泊施設でしかみたことのないような豪華なもので、実際に使ったことは数える程度だ。

ルーミス > 「素材か……探してるものがあるかはわからんけど、この辺で獲れたものが幾つかあるから後で見せてやるよ」

同業――だろうか。魔法に関連する職にでも就いているのだろうか、とぼんやり考える。
まぁ教えられなければ取り立てて訊くこともなかろうと判断し、寝室へ二人足を踏み入れる。

「ロズか。私はルーミス。まぁ好きに呼んでくれていいぜ」

好きに使っていいぞ、と声かけ、自身はぼすっと鈍い音を立てながらベッドに腰を下ろす。
身につけていた衣服を脱ぎ、下着だけの姿となった。女同士の為、遠慮も何もない。

「私ももう休むところだったし、タイミング良かったな。もう少し早く来てたら読書を邪魔されて怒ってたかも」

冗談めかし、肩を竦める。

ロズワール > 「ほんとに?ありがとっ。
実は王都の平民地区で魔道具店を営んでてね。
魔道具の素材にでもなるかなぁって探しに来たんだ」

しかし、季節外れのものだったらしく、現在は村の周辺どこを探しても見つからないのだとか。
温かい時期にもう一度採取しに来なければ。

「ルーミス、ね。わかった。よろしく、ルーミス」

ベッドに腰かけ、衣服を脱ぎ捨てる彼女を目前に、イリヤも服を脱ごうとしたが、人の家でそれはどうだろうと考え、一度は手を止める。
彼女に倣ってイリヤもふかふかのベッドに腰かけ、一日の疲れを吐き出すように溜息を零した。

「え、そうだったの?ごめんねっ、迷惑だったら言ってくれていいからっ」

彼女の言葉を真に受けてしまったようで、申し訳なさそうに顔をしかめた。

ルーミス > 「魔道具店……なるほど、素材を探してたのはそういうことか」

季節外れのもの……異なる季節で採取できるものは、保存しているものがあった筈だ。
その中に、少女が探しているものがあれば。こうして知り合ったのも何かの縁、あげるのも吝かではない。

「――どうした?別に脱いでもいいんだぞ。好きに使えって言ったろ」

傍目にも豊かな胸を惜しげもなく晒しながら、促す。
下心もないわけではないが、まぁ宿泊代も払ったのだし。彼女は気儘に振る舞えば良いのだ。

「バカ、真面目に受け取ってどうするんだよ。冗談なんだから適当に流しとけ」

思わず苦笑浮かべれば手を伸ばす。スキンシップのつもりで彼女の肩を抱き、そのままベッドに倒れこもうとするが。

ロズワール > 「うんっ。魔力を増強する性質を持った花があるって聞いててね
でも、来るのが少し遅かったみたい。春になったら取りに来ようかなって」

その花があれば新しい魔道具の製作に仕えるかもしれないし、ポーションにも役立てることができる。
既知によっては相場も高くなるかもしれないが、なるべく多くの花を採取できるといいのだが…

「あ、うん…じゃあ、遠慮なくっ」

宿主からの許可も下りれば、躊躇いなく身に纏っていた魔導着を床に脱ぎ捨てた。
白いレースの下着を露にしながら、多少の恥ずかしさも覚える。
かといって警戒心は全くないのだが。

「ば、ばかって…ひどいなぁ
わわっ…ルーミスってば意外と大胆?」

バカと言われれば多少へこんでる姿を見せ、彼女からのスキンシップに今度は忙しく焦って見せる。
お返しと言わんばかりにからかうような言葉と意地悪な笑みを見せ、ルーミアを見つめた。

ルーミス > 「魔力を増強する性質……私もたまに使うから、蓄えているものが幾つかあるな」

明日覚えていたらやるよ、とあっさり交わす口約束。
春になったらまた獲れるし、取り立ててこれから必要になることもなさそうだ。
案外、この錬金術士の思考回路は単純で、ならあげても良いだろう…といった結論に至る。

「そうそう。下手に遠慮とかされても気持ち悪いし、堂々としてりゃいいんだよ」

白いレースの下着。それが思いの外起伏に富んだスタイルを覆っている様に、ほう、と小さく感嘆の息が溢れた。
肩を抱き、ベッドに沈み込んでしまえばそのまま抱きしめにかかる。
素肌同士が触れ合い、体温を分け合うような感覚に瞳を細めて…

「大胆って言うなら確かにそうかもな。……こうして近くで見ると、可愛い顔してるな。ロズ」

指先で彼女の頬を、輪郭をなぞるように撫でる。

ロズワール > 「え、でもいいのかな。ルーミスも使うんじゃないの?」

あっさりと交わされる約束事にキョトンとした顔でルーミスを見つめた。
家に泊めてもらい、更には自分の求めていた素材までくれるとは…
なんだか少し申し訳ない気持ちになったが、これも彼女の好意なら素直に受け取るべきか。

「そう、だね。うんっ、ありがとう…」

こうして初めて会う人に下着姿を見られるのは案外緊張するもので、少々顔を赤らめる。
ベッドへ体重を乗せ、そのまま任せるように抱き寄せられれば肌のぬくもりに吐息を零した。
外は寒くなってきているため、丁度いい人肌で…

「か、可愛い…かな?ルーミスも、綺麗な顔してるよ…?」

からかうつもりが反撃にあってしまい、顔を果実のように真っ赤に染める。
頬を伝う彼女の手に震えながら、その瞳には熱を感じているようで。

ルーミス > 「しばらくは使う予定もねぇし。ただ置いておいたって宝の持ち腐れだからな」

とはいえ、タダというわけにもいかない。
少し考えた後、何やら思いついたような顔をしてロズワールを見る。

「折角だし言っちまうけど…私、一応錬金術士なんだ。
で、ロズの店、魔法具店…だったか。そこに私の作った魔法具とかも並べてくれないか」

交換条件、のようなものか。我が家に一晩の宿を取った客に提案するようなことでもないかもしれないが…

そんな会話をしつつ、ベッド上で二人肌を触れ合わせる。
果実のように真っ赤に染まった彼女の顔を見ながら、薄く笑った。

「それはどうも。……味見、してもいいのか?」

そっと問いかけると同時、ロズワールの唇を奪う。
ただ触れ合わせるだけのお遊びのようなキスとは違う、最初から貪るような濃厚なそれを仕掛けようとして。

ロズワール > 「そっかそっか」

ならば、遠慮するのも失礼か。
これで商売が少しでも上手くいけば何かお返しでもしなければ。
と、考えていたところだったが…

「錬金術かぁ。うん、いいよ。棚は余ってるし、私のお店は魔道具以外の品物も扱ってるお店だからね」

イリヤの使う魔法とはまた別の類のものだったが、どうやら彼女は同業者のようなものだった。
イリヤにとってはこうして行く宛てのない自信を止めてくれた好意もあるわけで、特別断る理由も見当たらない。
二つ返事で頷き、笑って見せる。

「…ん、うん……んん、っっ」

完全に彼女のペースで詰め寄られ、抵抗の意も見せず頷いた。
そして、有無無しに合わせられる口づけに多少の驚きはあれど、受け入れ、自ら彼女の腰へ手を回す。

ルーミス > 割とあっさり承諾してくれたようだ。
どうやら魔道具も自分で作っているようだし、嫌がられるかとも思ったが。少し意外そうに瞬く。

「それはどうも。そろそろ、王都でも物を売りたいって考えたところだったからな…」

助かった、と頷く。
そう考えると、同業がこうして泊まりに来てくれたことは幸運だった。

「……嫌だったら言ってくれてもいいぜ。止めないけど」

己の腰に手が回されたことで、合意と取ったらしい。
彼女の背や腰に腕を回し、抱き合うような体勢となって貪るように口付ける。
互いの豊かな胸を下着越しに擦り付け合うように密着して。

ロズワール > 「それならよかった。
私のお店、平民地区では結構人気だから、ルーミスの道具も売れると思うよっ」

なによりも、人柄がいいイリヤが店主をやっていることが一番の要因ではあるが、彼女の営む魔道具店はそれなりに品揃いはいい。
きっと、彼女の道具もすぐに売れることだろう。

「……嫌じゃないよ…ん、ぅ、んっ」

抱き返される腕の熱と、口内で絡まる舌先。
びりびりとマヒするような感覚が脳へ広がり、呼吸が苦しくなっても尚、自分から口づけをせがんでいく。

ルーミス > 「なら心配もねぇな。私の道具も出来はいいから、そこは気にすんなよ」

実際こうして話をしてみると、彼女のこの人柄が人気の秘訣なのだろうと嫌でも思う。
自分のようなひねくれ者でも普通に会話出来ているのだから…

「そうか。……ん、ふぅ、んんっ」

呼吸が苦しくなれば一旦唇を離して、それでもせがまれればまた唇を合わせ、舌を絡めていく。
彼女の身を纏う下着、そして己の身を纏う下着を取り払い、一糸纏わぬ姿で絡み合う二人の少女。

ロズワール > 「気にしてないよっ。
常連客の人もみんな、新しいものが入荷するとたくさん買ってってくれるから、商売的にも助かるよっ」

嬉しさを満面に表情で表しはにかむ少女はルーミスの目をまっすぐと見つめ言葉を継ぐ。
もちろん作られた笑顔を見せることもあるが、基本イリヤは心から笑顔を見せる少女だ。

「ん……は、っん……」

何度も交わされる口づけに、すっかり酔いが回り、顔は熱に浮かれ真っ赤に染まっている。
瞳も何処か虚ろで、下着を取り払う彼女の行為も抵抗することはしない。
そのまま豊満な胸と恥丘が露になれば更にきつく抱きしめ、肌を重ねた。

ルーミス > 真っ直ぐな瞳で見つめられると、むしろ戸惑ってしまう。
それだけ素直な感情を表に出す少女なのだろうな、と自然、無意識の内に感じながら。
自分もある意味感情を素直に表に出すタイプなのだが、正反対とも取れる相手に引け目すら感じてしまうようで。

「……ふ……ん、ロズ……」

固く結びついた唇を解き、少女の名を呼ぶ。
抱きしめられればきつく抱きしめ返し、身を小さく揺すって互いの豊満な胸を、乳首を擦り合わせる。
ピリピリと痺れるような感覚と、柔らかな乳房が潰れ合う快感を楽しむ。

ロズワール > 「でも、今日はこの村に来てよかったかも。
ルーミスとこうして出会えたわけだし、私余り同年代の友達っていないから…少しうれしい」

もっと言えば人外的な存在と恋人関係だったり、魔族の友人が居たりと、割と普通の人間の友達があまりいなかったのだ。
目の前にいる彼女となら、分け隔てなく仲良くやっていけるような気がした。

「はぁ、っ…んん、ルーミスっ…ぁ…ん」

名前を呼ばれると、背から伝わるゾクッとした感触に身体を震わせ、瞳に涙を浮かべながらそれに応える。
乳首の擦れる感覚に息を漏らし、力強く触れる身体同士の柔らかさに目を細めた。

ルーミス > 「友達……ね。まぁ、宿が全部埋まってて運が良かったな」

先程は運が悪かったと言った癖に、さらりと逆のことを言ってのける。
正直、自分も友達という存在とは縁遠いものだと思っていた。
今まではそうだったが、目の前の彼女となら――どうなるかはまだわからない、が。

「ん……ふふ、かわいいじゃん……ロズ。……はぁっ…」

瞳に浮かぶ涙が、いじらしくも思える。
柔らかな身体同士が離れるのを厭うように力強く抱き合い、互いの唇を貪る。
胸同士を擦り合わせる快楽を求めながら、じわじわと上り詰めていく。

ロズワール > 「わははっ、そうかもっ」

言われてみれば宿が埋まっていなければ彼女と出会うこともなかったのだ。
これは前向きに考えれば幸運だったかもしれない。
もし彼女が認めてくれるなら、これからも末永く付き合っていきたいものだが。

「かわいい、かなっ…ぁ、んっは、ぁ…んんっ」

肌と肌が触れ合うたびに身体に広がる熱と柔い快楽に息を漏らし声を零し、交わされる口づけも激しさを増していく。
すっかり紅色に染まった身体は欲情を隠し切れず、秘所から零れ堕ちる。

ルーミス > 末永くお付き合い…については、別に異論はない。
最も、癖の強いこの錬金術士に彼女がついてこれればの話だが――

「あぁ……かわいい、よっ……ん、はぁ……!」

灼けつくような熱が身体の内に広がるのを感じる。
息つく暇も惜しいほどに激しい口づけを交わしていたが、やがてゆっくりと身体を離す。
秘所の濡れ具合を指で触れて確認すれば、彼女の脚と己の脚を互い違いに絡め始める。

「ロズ……こっちも、準備万端だろ…?」

ニヤリと熱を帯びた表情で笑いながら、互いの秘所をぴたりと密着させた。

ロズワール > イリヤも天然で世間知らずなところがあるため、彼女の地雷を踏み抜くようなことがなければきっと良好な関係を築いていけるだろう。
既にイリヤはルーミスに心を開いているのも事実なわけで。

「ん、はぁんッ…んぅ、ふっ…ぁ、はぁ…ぁっ!」

徐々に高ぶる欲情と甘ったるい声。
火照り切った体は更に熱を求め疼きだす。
うっとりとした表情で一度離れる彼女を見つめ、絡められる脚に心臓が脈打つ。

「はぁ…うんっ、ルーミスも……ぁ、ん」

彼女の浮かべる笑みに照れた表情を浮かべながらも、笑みを返した。
隙間なく密着する秘所は互いに膣壺から漏れ出す蜜で濡れており、少し触れるだけで水音が立つほどだ。

ルーミス > 地雷と呼べるようなものはこの錬金術士には無いが、むしろ此方が彼女の地雷を踏み抜いてしまう可能性は無きにしも非ずか。
ルーミスがロズワールに心を開くようなことは、この調子でいけば遠からず…

「はぁ……ん、ロズには負ける……はぁ、んっ!」

触れるだけで、くちゅ、と水音が立つ互いの秘所。
その音が合図だったかのように、どちらからともなく腰を動かし始める。
高ぶる欲情に突き動かされるように激しく陰核同士を擦り合わせ、ぶつけ合うように腰を激しく振っていく。

ロズワール > 「ふぅ、はっ、ぁあッ…!んん、ぅ、はげしッ、くぅ…」

ぐちゅぐちゅと秘所が擦れるたびに響く音と、また同士がぶつかる肉打つ音が煽情的に興奮を煽り、腰の動きが徐々に激しいものへとなっていく。
彼女の上半身を強く抱きしめ、腰を上下左右に振り、陰核が擦れるたびに走る強烈な刺激に生理的な涙を浮かべながら、更に腰を振っていく。

ルーミス > 「んんっ……はっ!…く、うっ…」

上半身で強く抱き合い、腰を激しく振って秘所同士を擦り合わせ、ぶつけ合う。
近づいてくる絶頂を求め、より激しく求め合っていく。

「あぁっ……ロズ! …私、もう……う、っっ……!!」

ビクビクッ、と大きく腰を痙攣させると同時、秘所から潮を吹き上げながら絶頂を迎える。
豊満な乳房、濡れそぼった秘所、全身を密着させながら達してしまう。

ロズワール > 「……やぁ、あぁッ…ん、っくぅ…はぁん、ぁ……」

理性もかけらも残っていない状態でただひたすら無我夢中に腰を振り続ける。
指を絡め、彼女の首元に顔を埋め、くっきり跡を残すように吸い付く。
求め合ううちに絶頂の波が押し寄せ、体が大きく痙攣し始める。

「あっ、あぁッ……んん、くぅ…私も、もぉ…ッはぁ
あっ、ぁあッ……くっ、はぁあッ…い、っちゃ……ぁあああッ!!」

彼女が絶頂を迎えるのとほぼ同じタイミングで感極まり、背を大きくのけ反らせながらプシュッ…プシュッ……と勢いよく潮を噴き上げ絶頂を迎えた。
身体全身を震わせながら彼女へ凭れかかり、息を激しく繰り返しながら余韻に浸る。

ルーミス > 「……ん、っはぁ……は…あぁ……」

首元に痕を残されることも今は気にならない。
理性をかなぐり捨てて共に絶頂し、ベッドを愛液で濡らしながら互いに凭れかかるようにして余韻を楽しむ。
指を絡め合わせた両手はそのまま、その感触を確かめるように握り直して。

「はぁ……ロズ……はは、まだまだいける…だろ?」

息も整ったところでそう囁けば、再び腰を動かし始めた。愛液が混じり合ってぐちゅ、ぐちゅっと水音を立てる。

そのまま夜遅く、数え切れないほどに。互いの精根が尽き果てるくらいまで求め合い――
疲れて眠りにつくまで何度絶頂したかは、二人のみぞ知ることか。

ロズワール > 「はっ…ふぅ、ん……」

絡め合う指に力を入れ、息を整えながら幸せそうに微笑む。
未だ抜けない絶頂の余韻に浸りながら、今度は此方から触れるだけの口づけを。

「…はぁ、うんっ……ぁ、あっ」

言葉を通してすぐに動き出す彼女に頷きながら再び声を上げ、彼女に抱き着くイリヤ。

今宵は夜が明けるまで戯れを続けるであろう。
この世がきっかけでどれだけ距離が縮まったのか。
それはまた別の機会に───

ご案内:「ゾス村」からロズワールさんが去りました。
ご案内:「ゾス村」からルーミスさんが去りました。