2016/08/22 のログ
ご案内:「ゾス村」にグールドさんが現れました。
■グールド > (誰か一人を連れてくると言って従った少女は花の香りがし長い髪を月明かりに晒し、自分はカーテン布を重ね張りしたキャンバスと向かい合って。こちらを見ない少女は村にある木立の水鏡と意思疎通をしており会話が交わせない。村で貰ったバスオイルと草の汁で描く形がいつまでも定まらずただの線を重ねているように見えて何度も強くカーテン布のキャンバスを切れ味が悪いパレットナイフで引っ掻き続ける、自分は石のうえで猫背に頭を支えて瞬きと深い呼吸を繰り返し広野と課題の人物を眺めて。)少女は贅沢品だと思うだのに。分厚い壁があるようでしかたない(虫に囁いた声は少女に届いていないと承知のうえで)
■グールド > (木立にある石組みを椅子にし猫背に座り靴底を踵で踏み、かたや石のうえ頬杖で頭を支えている、脱力した姿勢。どれくらい時間が過ぎたか月の角度を気にしておらずわからない。ただ周囲の景色と同一化する少女を眺め続けていたが。多少して少女が木立を抜けて外へ出てしまったようで。仕方ないので幾つかの荷物を持ち自分も外に出て。)
ご案内:「ゾス村」からグールドさんが去りました。