2022/01/11 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
メイラ・ダンタリオ > ゾス タナール 山脈脇街道 そしてアスピダ
各々を経験してきた者たちは言う
この小競り合い場は温過ぎると

大きな戦に発展する前に終わることが多く
しかし戦場という場所である以上、勝ちを譲らない
小規模 早期解決 それが続く場所だった中で、メイラが立っていた

戦場の中で、愛馬足る二足大蜥蜴が全員に丈夫な矢弾きの革を身に着ける姿
コロロロロと主に喉を鳴らす姿も、戦場では ギョオ ギョオッ と鳴く まるで何処かの土の中で深く眠りについていた何か
そう思わせる 竜でもなければ蜥蜴でもなく しかし恐れる蛇の類のよう

仲深まる鍛冶師の作である 首下全身甲冑 黒く染められたそれに身をやつし
右手には長く黒い槍を携えている姿
戦場の装いの中で、長く黒い髪を一条三つ編みを起こしたループヘア
赤い瞳と三日月や半月を描くギザ歯の口元

ダンタリオがいる

戦場で、そう思わせる 思わせさせる
背丈でいえば、少し足りない男程度か
シルエットも、筋肉だるまとは言い難い それでも
それでもそう認識させるほどに狂っているのが、メイラである

「ミレー族や奴隷戦士が、多いようですわね
 ふん、考えることは同じと見えますわ……。」

消耗品扱いを多く使っているようだ
出し渋る向こう側のメンツこそ、減らし甲斐があるというものである

「タナールは忠義と欲望が濃いほうがいい
 ならば、ここで多くのアスピダ用の戦奴隷を確保できれば。」

メイラは、戦場での人数補填に、奴隷 所謂捕虜を用いた策を進言し
皆殺しから 強制奴隷を含める展開にさせることを企てていた。
また、冒険者や傭兵など 捕虜として多くをとらえさせる中で 女や上玉
中には美麗な男など それらを手に入れたら数回は“味見”を許可させている

ボーナスタイムというものだが
言ってみれば他国に攻め入る足軽勢の、強奪収入と同じ理屈
何かがあれば 頑張れるものなのだ

「全ては、我が王の為に。」

今日もメイラは、狂った忠義で満ちる。

ご案内:「ハテグの主戦場」からメイラ・ダンタリオさんが去りました。