2020/04/29 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にネメシスさんが現れました。
ネメシス > 【これは後日行う予定の大規模戦闘非公式イベントの大まかな流れになります】
ご案内:「ハテグの主戦場」にビョルンさんが現れました。
ネメシス > ハテグの地に展開する複数の部隊。
異国が送り込んできたゴーレム兵複数に対し、現在対抗しているのは…

王国軍のハテグ駐屯の部隊少数、現地からの急報を聞きつけ急遽駆け付けた聖バルバロ騎士団のネメシス隊、更にその場に居合わせた血盟家。

「これは結構な部隊を送り込んできたものね。
そっちは大丈夫?」

血盟の戦力であるビョルンに声を掛けつつ、軍馬型のモンスターに騎乗するネメシス。
手にはウイングドスピアを持ち、数名の騎馬隊に囲まれている。

ネメシスとビュルンはゴーレムの中でもひと際大きな、身長5メートル程度のゴーレムと対峙している。

突出した強さを誇るゴーレムであり、放置すれば王国領内に雪崩れ込む可能性があった。

「それじゃあ、先に仕掛けるわね。」

ネメシスが槍を掲げると、彼女の遥か後方に配置された魔法部隊が攻撃魔法を展開する。
火球が放たれ、ゴーレムの足や胴体に襲い掛かる。

ネメシス > 【今回は戦闘イベントで想定してあるダイスバトルルールに則ってのロールとなります】
ネメシス > 【発言装飾・ダイスをクリックし、ダイスの項目に1D6と入れます。】
ネメシス > [1D6→4=4]
ネメシス > 火球による攻撃はまずまず、ゴーレムの足を止めることに成功した。

「さっすが、私の親衛隊♪」

ネメシス > 【不明点などは囁きでお互い確認していきましょう。】
ビョルン > 【敵部隊残HP16】

馬を飛ばして駆け付けたのは戦場。
己の場違い感はこの上なかった──が、なかなかな大ごとだということは知れた。

「やるだけやるさ──心配無用」

己たちとは不可侵協定を交わした仲の、女騎士の声に応えて相手の軍勢を確認する。
ネメシスは隊を率いての戦闘、己は単騎だ。

「───そこ!」

魔法攻撃でぐたついたゴーレムの中央当たり、異なった質感の部分が見えるとそこへ目掛けて跳躍して抜刀、横へ薙ぐように切りつける。
弱点がつければ良いが。
[1d6→5=5]
ビョルン > 【残HP11】

巨大ゴーレムは悲鳴のような音を立てる。

「生体部品、というやつか──たまたまか」

どう思う、と甲冑の女に視線を向ける。

ネメシス > 「あら?」

火球でダメージを負った場所と言えど、単独での斬撃が予想外の威力。

金属じゃなかったのかしら? と頭に疑問符が浮かぶが。

「とーーーーーーーーう!」

槍を手にし、馬で駆け抜けざまに槍を突き刺す。
突き刺さる瞬間に手を離し、すぐさまゴーレムと距離を開ける。

「どうかしら?」

馬が足を止めると、団員の一人が替えの槍をネメシスに手渡す。

ネメシス > [1D6→6=6]
ネメシス > 【残HP5】

「あらら、これは優秀じゃない?
これならあっという間に片付きそう。」

どや顔のネメシスと、それを称える団員達。

お前はどうだとばかりに、ビョルンに視線を送る。

ビョルン > 「面妖な……」

手応え以上に、ゴーレム本体へのダメージがあったようだ。
刺突、斬撃、炎魔法、いずれも通るがいずれも弱点とも確信がない。

得意そうな女から声がかかれば、頷き返し

「削るだけは削ってみよう、トドメは持っていけ」

あまり刀を零れさせたくはない。なぜならゴーレムは硬質なものだ。
手首を返してゴーレムとの距離を削げば上段に構え右へ左へ峰打ちで連撃を加える。
打撃ではどれだけのダメージが与えられるだろうか。
[1d6→1=1]
ビョルン > 【残りHP4】

今度はまるで手ごたえがない。
一旦身を引く。

「駄目だな、これは」

ネメシス > 「まあ、刀だとそんなものよね。」

刀の有用性は理解しているが、この場には持ち込んで来なかった。
まあ、急なことだったのでまともに準備をする時間も無かったのだが。

「さて、あまり使いたくないのだけど。」

ネメシスが右手の槍を掲げると、穂先に炎が宿る。
神に愛されし存在故の奇跡である。

「さあ、これで止めよ。」

炎が竜の形をつくり、ゴーレムに向かって伸びてゆく。
一筋の竜は口を開き、ゴーレムを食わらんとするが。

ネメシス > [1D6→5=5]
ネメシス > 【残りHP0】

炎に飲み込まれたゴーレムは、表面から融解し、崩れてゆく。
手足や胴、頭がばらばらに崩れ落ちるも、ネメシスの炎は暫く燃え盛っていた。

「久しぶりに疲れたわね。
でも、やっぱり私って強いのね。」

親衛隊に囲まれ、得意そうである。

ビョルン > 炎でできた龍がゴーレムを飲み込めばそれは一切の力を失ったようだ。
そうしてやっぱり満足そうな顔をするネメシスに格好だけ、音のない拍手を暫し送ればゴーレムの残骸の方へ向かう。

焼石のようになった残骸を靴先で蹴り飛ばしながら、これがいったいどういったモノだったのかヒントを探るように注視している。

【戦闘イベント当日に予定してあるダイスルールは以上のようになります。大人数でNPC軍勢のヒットポイントをダイスの出目で削っていく方式になります、ダイス式と敵方HPは参加状況などを考慮し当日の提示となります】

ネメシス > 手が空いたネメシス親衛隊は、未だ戦闘中の王国軍の加勢に向かう。
日頃は微妙な緊張が走る関係も、この時ばかりは友である。

「どう? なにかわかりそう?」

蹄の音が近づく。
ビョルンの隣で馬を止め、槍を手にしたまま覗き込む。

ネメシスは特殊な力を有するも、こういう調べ物は点で苦手である。
最近まで生産的なことをしてきてなかったのだから当然かもしれないが。

ビョルン > 力を失ったゴーレムはただ焼けた石や粘土の集合体に見える。
異質なものはないか、大きな残骸を蹴り転がしていると転がり出たものがある。
身を屈めて手に取る。炎の熱が残った、土色をした球体だ。

「──さあ、少なくとも俺には読めん文字だか記号だ。
 うちは、こういう術に詳しい者は居らんよ──…」

馬上の女に、その玉を差し出す。
サイズは女の掌に収まるくらいだが見た目よりは少し重いようだ。

ネメシス > 受け取った玉を、ちらちらと見るが、すぐに団員の一人に手渡す。
団員はそれを持って、後方の魔道部隊の元へ馬を進ませて。

「簡単な研究結果なら、もう少ししたら分かるかも。
詳細に知りたいなら後日になるわ。
時間あるなら聞いて帰る?」

ビョルン以上に、そう言ったことに詳しくないネメシス。
こういう難しいことは団員の中でも知能が高い者にお任せだ。

ビョルン > 研究ならば相手の団体の方が向いているであろう。
ただ、玉に刻まれていた文字のような記号は記憶へ焼き付けた。

「いや──とりあえず、この件はいち早く本家に報せなければならん立場だ、俺は。
 ……謀るならその時は呼んで呉れ」

あと、刀も手入れをせねばならぬ。
まずは本家へと。乗ってきた馬に跨る。

「じゃあな、お転婆」

同じ視線の高さになれば擦れ違いざまにネメシスへ言葉を投げかけ。

ネメシス > 「そう? じゃあ分かったら知らせるわ。」

今回の共闘で一段と組織間同志の距離が詰まった気がする。
少なくとも、今回の件が落ち着くまでは共闘関係は続くだろう。

「何せ、敵は多いからね。」

他のゴーレムが一層されたのか、勝鬨が王国軍側で上がる。

「ここの指揮官を読んで貰える? ちょっと報告しておいて欲しいことがあるから。」

団員を呼びつけ、笑みを見せるネメシス。
さて、今度は王国軍相手にふんだくるとしよう。

ネメシス > 【本日のチュートリアルここまでになります。
掲示板でも簡単にまとめた内容を後日記載いたします。】

ご案内:「ハテグの主戦場」からネメシスさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」からビョルンさんが去りました。