2019/02/08 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にクレス・ローベルクさんが現れました。
■クレス・ローベルク > 不気味なほどに静かな平野。
此処は、魔族と人族とが争う戦場。
今はお互い侵攻していないが、それでもやがて、幾度目かの戦争が始まるであろう場所。
そんな場所を、男がひとり歩いていた。
「……暇だなあ」
義勇兵として、この場の見張りを任じられた男。
一応、辺りを伺ってはいるが、そんな急に魔族の軍勢が来るとも思えず。
これは今日一日暇かな、とそんな事を思いながら見張りを続ける。
■クレス・ローベルク > 「……それにしても、こうしてみると不気味だなあ」
平地、ではあるものの、そこに何もない訳ではない。
死体は既に殆ど回収されているものの、それでも武器や防具の残骸などは打ち捨てられてそのままだし、何より
「……所々、爆発とか焦げた跡が残ってるんだよなあ」
ある意味、死体よりもよっぽど生々しい。
生きたまま焼かれたりバラバラになったりした者も居るのだろうと思うと、自分もそうなるのかなあという気にもなる。
尤も、いざとなればそうなる前に、逃げ出す心積もりはあるが、
「あー、このまま平和が続けば良いんだがなあ」
■クレス・ローベルク > 「……そろそろ帰投時間か」
男はその場を跡にした
ご案内:「ハテグの主戦場」からクレス・ローベルクさんが去りました。