2018/10/18 のログ
■影時 > 「向こうの頭が女なら――でも、無ェか。今日集ってた奴らの具合だと、期待するだけ無駄だなこりゃ」
男は殺す。女は犯す。後者であれば、運が良ければ生きているだろう。
しかし、この有様でば探すだけ無駄だ。戦域が広がった結果、ろくに統制が取れてない。
兵法はかじったくらいの己でも、なんとなく分かる。
血走った連中がなにをしでかすか、考えるのも馬鹿らしい程であるのだから。
「なるほどなァ。
そこは他人事じゃねぇと言いたい処だが、――“どっち”だ? お前」
正直、定かではない。向こうが男か女かというのは。
先程胸を遠慮なく触った折の起伏の加減だけでは、判断しえなかった。
抱くとすれば、男ではなく女の方が好みだ。尻穴に下手に突っ込めば裂けそうなものを埋める趣味はない。
故に斯様な行為に走ったが、それでもなお、判断に困った。
触れて得るのは硬さもあり、血や汗とも違う湿り気の具合でもある。
「……心得た。なァに、縛って手籠めにする趣味はないし、荒く扱うつもりもない」
では、一旦何処かの茂みで発散して。気が乗るなら、街に戻ってさらにもう一手というのも良いだろう。
押し当てられる手の力に、ニィと口の端を釣り上げて、摩り上げるように触れる右手を動かそう。
その上で空いた左手で向こうの腰裏を捕まえ、ひょいと抱え上げればすぐさま近場の物陰へと移ろう。
手ごろな具合の地形の起伏に、陰とできる岩もごろんと転がっている。
雲は移ろい、血の気に飽いた月は陰る。事を済ませるなら――丁度良いだろう。
ご案内:「ハテグの主戦場」からチヅルさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」から影時さんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」にチヅルさんが現れました。
■チヅル > 【待ち合わせ中です。予定:22時ごろ】
ご案内:「ハテグの主戦場」に影時さんが現れました。
■チヅル > 薄暗闇の中を、黒い影ふたつが日陰へ消える。
片や戦利品を得て“検分”する者。
片や戦利品となった者。
がさり、がさりと茂みを掻き分けてたどり着いたのは、物影には丁度いい岩場。
喧騒は遠く、落ち着きつつあるがそれでもまだ賑やかしく――多少の騒ぎ程度ならば掻き消えてしまえるだろう。
「こんなところもあるんだね。誂えたような形だね」
偶然か人の手によるものか、遮るような岩々と茂みに囲まれる様に中央に鎮座するは――まるで寝台のような形の平岩。
流石に軟らかくはないのだろうが、大人二人分程の大きさは中々に“それ”らしくて、思わず苦笑が漏れる。
……その振動で股座を掴む手に擦れて小さく呻くのはお約束の様相でもあるが。
■影時 > 陰の扱いは心得ている。闇の歩み方は日の照る道を歩むが如く。
音の響きを測りながら茂みを進むならば、少なからず放埓を働いても漏れ難き場所もあるだろう。
そう、例えばこの辺りならばいい具合で有ろう。
音をよく跳ね返す岩の陰を使えば、あらぬ方向へと音は移ろうに相違ない。
まして、薄暗闇となれば、並の人間であれば明かりがあったとしても探し当てるにはことだ。
「なんとなーく、あると思ったいたのよなァ。風の動きも気になったからな」
音は大気を伝う。であれば、風もまた音の扱い方を考えるに足る要素だ。
おまけにおあつらえ向きに寝台の如き平岩もごろん、とあれば如何にも使ってくださいと言わんばかりだ。
その寝台じみた岩の上に運んできた戦利品を寝かし、転がそう。
「……さーて。拝ませてもらうか」
その上で、両の手を伸ばそう。向こうの腰巻を捲り、体躯に沿う形の着衣を剥きに掛かる。
肌色を露にさせてゆこうとおもうのは、先ほどからつい、揉んでいた件の股座だ。
“どちらでもない”と思えて、“どちらでもある”と思うから、きっとどちらもそろっているのだろう。
仔細は後からとっぷりと問い質せばいい。大事なのは、如何に扱って愛でればいいのかという心配だけだ。
さながら、秘密の如き薄衣は剥くに容易いならば剥き、叶わぬならばよく見えるように千切り裂こう。
■チヅル > 「ハイハイ、どうぞご覧あれ、ってね」
男の手が腰巻を剥ぎ取り、首下に見えるファスナーへと伸びる。
そのままじじ、と音を立てて引き降ろせば切り傷の赤を飾った白い肌が、
そして並みとは言え消して小さくはなく反り立った男根と、静かに濡れた裂け目が男の目に映ることだろう。
「(まさか両方とはね・・・ほんとに物好きだなぁ)
――さて、これが僕の姿だけど。どう、驚いた?引いた?」
めったに見ることはない、半陰陽――俗に言う“ふたなり”と呼ばれるもの。
我が身の事ながら珍しい現象にくくと喉を鳴らす。
冗談めかしてはいるが、仮面の奥の瞳は不安の色を僅かに滲ませていて。
■影時 > 「……――ほゥ?」
裂く手間が省けたのは助かった。何せ、この手の装束は手をかければかける程高価になるからだ。
小さな音の連続と共に開け放たれてゆけば、白子のようにというのは言い過ぎだが白い肌と見えるものがある。
小さくはなく、屹立した男の象徴と。しとどに濡れた女の象徴だ。
その両者を携えた有様に、感嘆の息と。面白れェ、と。噛み締めるように口の端を釣り上げる己を自覚する。
「いんや? 面白い奴だなぁ、全く。
オトコだったら――流石に喰らいかねたがな、どっちもあるってなら寧ろほっとしたぞ」
故郷で自分達を雇用した武将たちの中には、衆道趣味のものも居た。
故にその手の理解はある。だが、同じ道に走れなかっただけだ。
何せ、己のものは下手に尻穴にぶち込めば持て余す以前のものである。
故に、屹立と女陰がある揃ってあることに何の問題がある。面白き、と思ったものを愉しむというのは当然だ。
まして見える仮面より垣間見える目に、心なしか不安の色を認めていれば、それを打ち消すのは男の甲斐性であろう。
「此れで気兼ねなく、ありのままのお前さんを愛で尽くせるってことよ。
千鶴よ。俺はお前で愉しみ、お前も俺で楽しむ。であるならば、何か憂うようなコトがあるか?」
故にほれ、と。己も下肢を包む袴に似たズボンの前を開ける。
脱がずに排泄できるように工夫した造りであれば、幾つかの留め具を外すことで勢いよく、その中身が顔を出す。
向こうでそそり立ったものに、負けじとばかりに張った男の体躯に見合った逸物がここにある。
■チヅル > 「面白いかなぁ、まぁ気に入ってくれたのならいいや
――わ、すごい……入るかな」
ちらと目が合ったのは偶然か、それとも男の度量か。
ニィと口元が釣りあがり、つむぐ言葉に思わず安堵してしまう。
そして徐に寛げまろび出るのはまるで第三の腕のような、まさに逸物。
思わず目を奪われ、まじまじと見てしまう。
馬並みともいえるような象徴に男の部分が憧れるようにぴくつき、女の部分がきゅん、と更に熱を増す。
「そうだね、お互い愉しめるならそれに越したことはないね。
にしても、こりゃ確かに腰が砕けそうだね……
■影時 > 「さっき垣間見えた目の具合も思えば、一層に面白ェな。
それになぁ。流石にこれをな、肉の薄いケツ穴にぶち込んで只で帰らせるワケにもいかんだろう」
先程見えた感情の気配を定義すると思えば、不安だろうか?
それを思うならば、示すべき感情と態度は嘲笑うものでも何でもなく、丸ごと呑み干す程の度量であろう。
自分が思ったから、こうなったのか。それとも他に思うが故にこうなったのか。
――今は其れを考えても、仕方があるまい。
今互いにどうにかしておきたいのは、この肉に対する欲動だ。ひとたび吐き出してしまわねば辛い感覚だ。
「そういうこった。愉しめなきゃ身体を重ねる意味はねェなあ。
ま、その時はその時よ。――力抜け。ゆっくり慣らさなきゃ、辛いかもな」
云いつつ、ひくつく二つの箇所を確かめながら腰の刀を鞘ごと抜く。
寝台代わりの如き岩の陰に転がし、太くたくましいものを相手の秘所の入り口へとそえてゆこう。
左右の両足の内側を添える手でくい、と押し開き。湿り気を纏わり付かせて、言葉通りに慣らして埋めるために。
■チヅル > 「見えてたのか……恥ずかしいな。でもありがとう、少しは軽くなったよ」
仮面越しに頬を薄く染めながら、素直な感想を漏らす。
ゆっくりと開かれていく脚、密着する肌と肌。濡れる谷とそりたつ塔。
慣らすように、焦らすように。
擦りつけ、絡め――じっくりと押し込んでいく、感覚。
まるで内臓を押し上げられるような圧迫感に押し出されるような呻き。
「ぅ――あ、ぁ……ッ」
途中ぷちり、と何かが切れるような、破れるような感覚。
半陰陽であっても性別が変わればやはり再生するのだな、と痛みの中不便な体を恨むように。
慣れた快楽と、慣れない圧迫感が膣洞を押し広げて頭一杯の情報を刺激を送り込む。
気が付けば両腕は男の首にかけられ縋る様でもある。
「ぁ・・・く、・・・これはホントにお尻に入れられたら裂けてたかもね・・・」
震わす声は痛みによるものか、快感によるものか。
やがて根元まで飲み込めばぶる、と震える。中々どうして慣れたものか、巨大な一突きは激痛の中でも小さく達してしまえるほどで、吐く息は熱っぽく濡れている。
「全部、入るもんだね……ふふ、お腹内側から押し上げられちゃっているよ」
男にも見えるだろうか、下腹部――丁度男のそれを収めている場所がその形に浮き上がっているのが。
常人の倍に迫る太さは、痩躯であればより太く見えることだろう。
■影時 > 「そりゃァなぁ。――こうであろうとなかろうとも、不安がらん奴は居ねェだろう」
礼には及ばん、と。仮面をつけた顔を見遣りながら響く声に唇を弧に曲げる。
非道を以て鳴らす影の者の癖にお優しい? 否、だ。
人の心情の機微も汲むのもまた必要な事でもある。今は好きに、心のままに生きるとなれば尚の事だ。
憂いがなくなれば、あとは愉しむだけの時間が此処にある。
念には念と意識の片隅に周囲の気配の流れを辿る心構えを置きつつ、そそり立つ塔のうち、大きい方を駆る。
即ち己のものである。
湿り、潤った箇所から汲み取る蜜を先端に絡め、擦り付けてはじっくりと押し込んでゆく。
愉しむ、と言った。互いに愉しむとなれば、己ばかりが逸るコトに納得できるものはない。
「っ、お前――、この感じ……」
初物、ではあるまい。脳裏に浮かぶ言葉は野暮となれば、埋める肉茎を締め付ける肉襞の具合に顔を動かす。
何かを強引に貫いたような感覚だ。狭苦しい場所を己のカタチに変えていくにも似て、此れは少し違う。
身体を進めるにつれて、背筋を曲げる。
縋るようにかかる手は払わず。体重をかけて、一番奥まで根元まで埋まれ、とばかりに突き立てよう。
「だ、ろう? ……お前、細い、からなぁ。
俺がちょいとものに力を入れるだけで、つんと突き当りまで触れそうよな」
夜目にも分かる。痩躯の下腹部にありありと浮き上がるものの存在感が。
我ながら、逸物が過ぎる。思わず零れる笑いの気配のままに怒張に力を籠めれば、つんと反り返る。
その些細な動きも、快楽に繋がることだろう。背筋を曲げてより顔を寄せれば、濡れた息を吐く唇を啄んでみよう。
――途中、もう一本の塔が己の腹部の辺りに当たるとなれば、空いた手でぐにぐにと先端も弄ってもみよう。
より、楽しめるに違いない。
■チヅル > 先の一閃でひび割れ欠けた仮面、そこから覗く真紅の唇。
ついばむように奪われればより恍惚とした吐息を以って出迎える。
途中くい、と反り擦る感覚にぴくりと身を震わせる。
初膜を破られても積み重なった経験はすぐに適応して快楽を紡ぎ、こうして裂けんばかりの怒張も今や快楽の原動力となり。
「ホンとにね、まだ降りてもないのに届いちゃいそ――きゃっ、い、いきなりぃっ、なに、をする、ん、だ…ぁっ!」
余裕めいて微笑もうとした矢先、声が跳ねる。身も跳ねる。
慌てて視線を降ろせば手持ち無沙汰な肉棒。それを弄繰り回す太い指、分厚い掌。
内側と外側、それぞれ違う快感の質に声が上擦りこの手の攻めには不慣れであることが伺える。