2017/12/23 のログ
ノウブル > ……もう少し、意識するべきだ。 態とでないのならな。

(恐らくは、そんなことであろうと、気付いてはいる。
気付いてはいるが…思った事が素直に口に出易い性質では在るのだ、己は。
相変わらず最後まで、雄の前では見せ付けるべきではない箇所を拭うなら
其の後、漸く理解に至ったか、今更と言うほどに赤面する様子を見て、小さく零す吐息
受け取った布を一度折り畳み、背中を晒す娘の、其の肌へと押し当てれば、上背から静かに拭って行き。)

―――――――――――――――………………………。

(恐らくは、其の手が腰元辺りにまで到達した頃だろう。
ふと、視線が下に向いた折に見付けてしまった其れに――盛大に、視線が三白眼になった。
尻尾、と言えなくも無い毛の塊。 一瞬、ミレー族なのかと脳裏に過ぎったが
其れにしては、本来尻尾の在るべき場所からは生えていない其れに、僅か、止まる手。
一拍置いて、再び動き出した掌が、尻肉の上部までをも確りと拭った後で
ふと、最後に、揺れる其の尻尾の毛を摘んで、くい、と引っ張ってみたなら
はて、其れが本物で在れば、恐らく謝るだろう、スマン、と。

けれど、其れが本物ではなくて、所謂予想半分のシロモノだとしたなら
其の儘、ずるりと、其の中ほどまでを、引っ張り出してしまうだろうか。
視線合わせぬ娘の背後で、何とも言えぬ、複雑な感情を、其の普段から鉄面皮な無表情へと滲ませながら)。

ゼナ > 無論、ゼナとてそんなつもりは無かったのだ。
神聖、とまでは言わぬ物の、相手もこちらも命を賭けてぶつかる戦場。
先日から己のご主人様―――といっても、単なるイメージプレイじみた戯れの様な物なのだけど―――となったエルフにいつでも付けているようにと言われた淫らなアイテム。
流石に刺激の強すぎるクリトリスリングは真っ先に外した物の、多少我慢すれば意識から外すことも出来る小口径の淫数珠。
どうせしばらくは睨み合いだけとも聞いていたし、それならこのままでもいいのかな……いや、でもだけど……と悩むうち、急変した戦場に強引に引っ張り出されて今があるのだ。

「……ん……ふ、んぅ……ぁ………は、ぁ……っ。」

丁寧に背筋を拭う異性の手指に、時折ヒクンと柔肉を跳ねさせ、吐息めいた、しかし微かに甘い香りを孕む声音を漏らす所までは、まぁ、仕方のない事と言えるはず。
が、彼の手が、ついに好奇心に負けて問題のソレを引っ張ってしまったのならば

「――――んに゛ゃぁああぁあぁぅうぅぅう~~~ッッ!!?」

内股に閉ざした太腿と反らした背筋が、お尻を突き出す様な格好でビクンンンッと跳ねつつ頓狂な悲鳴を響かせた。
ぞぶりゅりゅりゅりゅりゅんっ♪ と勢い良く引っ張られた兎尻尾が、それに連なる淫数珠を、絡む腸液も淫猥にたっぷりと引きずり出されていた。
生娘の膝下程にも引っ張り出された淫数珠は、かなりの長さがあるのだろう。
貞操帯に小さく穿たれた穴の奥、戦慄く窄まりにしっかりと固定されたまま。

「んにゃっ、は……っ、へぁぅうっ? んな……っ、な……っ、なぁあぁあぁあ……っっ!!?」

まさしく不意打ち。
一流の戦士にすら予想し得なかった、強制的な疑似排泄の肉悦に、真っ赤になって目を見開いた生娘は、淫尻尾を垂らしたお尻を押さえて振り向いて、わけがわからないといった顔をプルプルさせて――――押さえた指にねちょりと触れるパールの連なりにようやく思い至ったのだろう。
湯気立つ程の炎熱が、見る間に女戦士の顔を染め上げていく。
こんなポンコツ娘の手で冥府へ送られた戦士たちの無念たるや如何程か……。

ノウブル > (――本当に、態とではなかったのだろうか、と一瞬疑問に思ってしまう位の衝撃が在った。
いや、人の性癖趣向と言うものは其々だ、故に其処をとやかく言うのは余り好ましく思ってはいない。
が、其れは其れとしても、周囲に血の海を創り上げ、先刻まで戦士として堂々たる瞳を宿していた娘から
まさかよもや、こんなモノが引っ張り出せるとは思っても見なかったと言う。

――異文化故なのか、其れとも己が「後れた地」から来たのが悪いのか
想像したよりも遥かに長い其の数珠上を引っ張り出しながら、真面目に悩んでいたりもした。)

…………若い奴の趣向が、俺には判らん…。
……何処まで在るんだ此れは、良くこんな物が入った儘で居られるな。

(引っ張ったのは好奇心だ、其れは間違い無い。
けれど、引っ張ったら其れは其れで――こんなとき、どんな顔をすれば良いか判らない。
明確に、悦楽の悲鳴を響かせた娘が此方を振り返るならば、当然状況は理解して貰えるだろう
ただ、相変わらず尻尾の先を摘み上げたまま故に、下手に離れれば――)

……まさか、奴隷か何かと言う訳ではないな?
……戻したほうが良いなら、戻すが。

(一応、聞いてみた。 他に碌な言葉が思いつかなかったのも在るが。
手にしたコレを如何するのが正しいのか、少しばかりの逡巡と共に
――ぐりゅ、と、もう少しだけ引っ張ってみる、試し。
純粋に何処まで長いのか、と言った興味では在るけれど、まるで犬に付けた縄のようで。

そんな事を思っていると、ふと、気付く。
真っ赤に染まる娘の顔を見上げては、ふと、道を外れた方を示して。)

……さっきの悲鳴で誰か来る。 離れるぞ。

(――そりゃ、アレだけ素っ頓狂な声が響けば、そうなる筈だ。
問題は、彼女が動けるかどうか、だろうけれど
人並み外れて敏い耳が、遠くから響く幾つかの足音を捉えている。
先刻の者達かは判らないが、取り敢えず――この状況を見られるのは、ちょっと)。

ゼナ > 「ち、ちちちちなうんれすっ! ち、違うんです違うんですぅぅううっ!! こ、これはですねあのですねええとええとやむにやまれぬじじょうというかですねあのそのあのぉ……ッ!!」

先刻の誤魔化しや嘘など一切無い清冽な声音とはまるっきり逆、子供でも分かる嘘と誤魔化しまみれのそのセリフ。
突然の、しかもあまりの事態に生娘の思考は空転するばかりで、彼が納得するだけの理を備えた言い訳など何一つ浮かばない。
へろろんと垂らしたアナルパールの尻尾は彼に摘まれたまま、生娘は「ふわわわわわ……っ。」なる意味を成さない声音を漏らして後ずさるばかり。

冷静な落ち着きは残したまま、しかし、如実な困惑を滲ませる彼の言葉が、生娘の羞恥を更に抉る。
それがさらなる後ずさりに繋がって、娘の腰横を卵白じみた腸液にて淫らに汚すアナルパールが張り詰めて――――ちゅぷぷっ、にゅぷぷんっ♪ と更に数珠排泄穴より引きずり出す。

「んひぃいんんッ!? んぁっ、ひぃっんんぅ……ッ!!?」

悪気も邪気も淫気さえ無いのは、いっそ朴訥とさえ言える彼の表情を見れば分かる。
純粋なる好奇心、このボタン押したらどうなるんだろう? みたいなそれに促されるまま、彼の手指がくいっと引かれ、さらなる喜悦にゼナの尻が跳ね上がった。
余りの背徳に絶頂寸前。
今一度強く引っ張られたなら、貞操帯の中で潮さえ噴いて絶頂したであろう際の際。

「は、へぇ……は、ひんっ……ふわ、ぁ……はぁ……はぁ……、ふ、ぇあ………?」

そんな中、緊張を孕んで色を変えた彼の声音が聞こえたなら、蕩けつつあった赤面をハッと引き締め、傍らの岩場に走ろうとし―――ちゅぷりゅんっ♪

「んぁひんんぅぅう……ッ!?」

彼に摘まれたままの尻尾に引かれ、更に数珠排泄された。
幸い、倒れ込む事は無かったものの、極端な内股に閉ざされた内腿が、たわわな尻肉と共にビクンッ、ビクンッと跳ねている。
今の刺激で軽くイッてしまったのである。

ノウブル > (何が違うのかが良く判らないが、とりあえず嘘だと言うのは判った。
ただ、まぁ何かしらの事情と言うものが…己に納得できるかは別として存在するのは、まぁ、確かな事なんだろう。
彼女が後退すればするだけ、距離と共に淫具は抜け落ちて行くばかり。
己が引っ張った分も在るが、流石に移動のサイには、その辺り気を付けるだろうと思ったのだけど。

――己が声をかけたと同時、反射的に動くとは思わなかった。)

………あ。
……いや、突然走ればそうなるだろう、御前…。

(流石に、見えていた未来だった筈だ、と。
早々に脚を止め、身体を震わせる娘を見て、思わず背後からかけた声。
内腿となり、必死に立つ事だけは保ったままの其の体躯を
ゆっくりと、片腕の中へと引き寄せたならば――

――今しがた、引っ張り出した残りの数珠を、其処から更に、一気に引き抜いて。)

―――……抱えるぞ、せめて声は堪えろ、気合でな。

(娘の身体を、両腕で姫抱きにして、其の場を離れて行こう
茂みの向こう、その先を下った所に河原が在った筈
其処ならば、きっと多少の気配は気にならないだろう。
兎も角、淫具をついでに指に掛けたまま、娘の顔を、己が胸板で塞いでやる様にして
――移動の最中も、絶頂だけは存分に、無防備に、堪能出来る様にしてやる、か)。

ゼナ > 今や頭の中身はとろっとろ。
おしりぃ、おしりぃぃい❤
なんて思考もだだ漏れな、ピンク一色の淫猥空間。
生まれたての仔馬めいて戦慄く下肢は頼りなく、手近な岩陰に駆け込むのさえおぼつかぬ有様である。

そんな中、青年の逞しい腕に抱き寄せられれば、色に蕩けたぼんやりとした瞳で彼を見上げ

「ん゛んぅう゛ぅぅうぅぅうぅ――――ッッ!!?」

体内に残った全ての淫数珠を引き抜かれ、ゼナは再びの、そして先程を数倍する快楽を伴う絶頂に跳ね上げられた。
彼の言葉にあわてて両手で口元を押さえるも、貞操帯の中でぶしゃぁああっとしぶいた潮はどうにもならず、さらさらの透明蜜が小麦色の太腿を伝って地面にパタタ…と濡れ跡を残した。

力強い双腕に抱え上げられた生娘は、彼の着衣を滴る潮で生暖かく濡らしつつ、驚くほどの勢いで流れていく景色を視界の端に、逞しい胸板に寄せた鼻先雄の匂いを胸いっぱいに吸い込む事となるのだった。
彼の手から垂れ下がる淫数珠は、1mを優に超える長さの物。
一つ一つの珠の大きさこそ控えめなれど、そんな物を腹にたっぷり詰め込んで戦っていたなどと、下劣な妄想を抱いていた敵指揮官さえ想像していなかっただろう。

ともあれ、川辺へと辿り着いたなら、その頃には流石に尻穴絶頂の余韻からも立ち直り、なんとも言えない微妙な羞恥顔にて彼の腕から地面に降りる。

「―――あ、あの……あの、ですね、あ、ありがとぉ、ご、ございましたっ。お、おかげで、その、助かりましたので、わ、わたし、本陣に戻ります、ね……?」

まともに彼の顔を見上げる事も出来ぬままの赤面が、おずおずと彼に向けて重ねた両の手の平を差し出した。
彼が手にしたままの、腸液まみれの淫具を返してもらおうという所作である。
その淫具、倒錯的なプレイに用いる単なる淫玩具ではなく、身体強化の魔力を秘めたマジックアイテムなのだ。
それに何より、家に戻った時にちゃんとそれを付けていなければ、姉様からの『お仕置き❤』にさらされる事は確実である。

彼がそのまま返してくれるなら、生娘は再び頭を下げて踵を返し、肩越しにちらりと視線を向けた上で

「――――ゼナ、です……。 わたし、ゼナ=エイルホーンって言います。」

あんな痴態を晒してしまった相手に名乗るのは気恥ずかしくとも、助けてくれた相手にその程度の礼儀くらいは通さねば……との言葉を向けて逃げ出すようにその場を離れる事となるだろう。

ノウブル > (――腕の中で、今度は遡る快楽に全身を戦慄かせ、娘が呻く。
決して、其れを嫌悪する感情は持ち合わせていない
腕の中に擁いたのは、少なからず雄としての悪戯心が在ったのだろうから。
衣服が濡れ、汚れるにも構わず、先ずは離れる事を優先すれば
手近な場所で、ついでに、娘の意識と脚の力が戻った頃に、降ろしてやり。)

……いや、助けたと言うよりは、原因は俺の方に在ると思うが…。
…ともかく、悪かった、調子に乗った。

(そもそも、己が好奇心に負けて引っ張ったりしなければ、こんな事にはならなかった、様な。
娘の謝罪にゆるりと首を横に振っては、差し出された手に一瞬首を傾げてから
――嗚呼、と納得した様に、手にしていた数珠を相手の指先に引渡して。
それから、其の段に至って漸く、其の淫具から個別の魔力の気配を感じるに至るんだろう。
彼女自身の魔力に包まれていたせいで、ようやっと察知できたと言う体たらく。
下げられる頭に、小さく肩を竦めては、きっと、最後に。)

――――……ノウブルだ。 ……忘れてくれても構わない。

(――名乗ってもらい、名乗り返す、礼儀。
けれど、何と無く不可思議な面持ち故に、珍しく忘れても良いと付け足した。
流石に、こんな記憶に残る逢い方をしたら、暫くは忘れ様にも忘れられない気はするが
娘の姿が闇に消え、気配も探れなくなった頃に
己もまた、そっと違う方向へ向けて、歩みを進め、消えて行き――)

ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」からゼナさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」からノウブルさんが去りました。