2017/12/22 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」にゼナさんが現れました。
ゼナ > 『な、何をしておるっ、相手は一人、しかも年端もいかぬ小娘ではないかっ! 貴様らそれでも傭兵かっ! え、えぇい、分かった! あの小娘を捕らえたなら、金貨を払おうっ! 大金貨で10……い、いや、15っ! 15枚の大金貨だ、文句はあるまいっ!』

鎧を纏った立派な軍馬に跨る男が、不器用に手綱を操りながら周囲の荒くれ共を叱咤する。
無様に太った下腹部が戦場の空気から浮きまくる上官に忌々しげな目を向ける傭兵達は、提示された金額の大きさにも引けた腰を奮い立たせる事なく後退るばかり。

そんな敵軍の対面、味方から突出し、一人ぽつんと戦場に立つのは金の短髪も輝かしい女戦士。
分厚い革マントの合わせから覗くのは、要所を金属で補強した革製の軽装鎧。
豊乳の谷間や薄く腹筋を浮かすヘソ周り、むっちりと肉付きの良い太腿や、貞操帯の食い込む股部まで、健康的な小麦肌を大胆に晒すその姿は『戦利品』漁りを楽しみとする傭兵達から真っ先に狙われていた。

にも関わらず、珠の汗浮く柔肌は浅い切り傷や軽い打撲痣を浮かせる程度のほぼ無傷。
そして、その周囲はまさに死屍累々。
山賊と区別の付かぬ厳ついゴロツキ達が這いつくばり、動脈から溢れる鮮血や腹圧に押されてはみ出す臓腑を押さえつけ、いずれ訪れるであろう死を目前にうめき声を漏らしているのだ。

「立ち去るのなら追いませんっ。ですが、このまま続けるというのであれば屍を晒す覚悟を決めていただきますっ!」

冗談の如く馬鹿デカい鉄板の如き巨大剣の切っ先を、ガィィンン…ッと大地に撃ち落としての言葉は、若々しくも愛らしい外見に見合ったトーンの高い声音である。

ゼナ > 娘が携える巨大剣が単なる伊達や酔狂でなく、鎧を着込んだ人体をただの一振りで肉塊と化す死神の鎌であることを目の前で何度も見せつけられているのだ。
戦場に立った経験もほとんどないボンボン貴族の無能な指揮官とて、人外とも言える小娘の強さは十分に理解させられていた。

とは言え命令を無視して戦端を開いた上、王国軍にさしたる手傷も与えられず、こちらはあてがわれた傭兵隊の半数以上を損耗しての撤退とあっては、貴族の子息であろうとも斬首確定の大失態。
己の華々しい戦場デビューを台無しにした憎き小娘をひっ捕らえ、この損害の補填として嬲り尽くさぬ限り、到底収まる物ではない。

要は引くにも引けず、血走った頭が娘の淫らな肢体に充てられて、ヤケクソじみた獣欲に駆られるままに無茶な命令を繰り返しているだけという、使われる捨て駒からすれば最悪の状況となっているのだ。
撤退の気配を見せず、尚も口角泡を飛ばして傭兵達に突撃を命じる司令官に、遠間で対する若き女戦士は

「――――分かりました。では、お覚悟を。」

晴れ渡った夏の空の如き蒼瞳を、すっと細めて極北の氷海へと変じさせ、無造作に下げた巨大剣の切っ先でガリガリと地面を抉りつつ歩みを進める。
途端に尻込む傭兵たちが、背後に倒れ込むようにして娘の進路を開けた。
その先にいるのは、重厚なる人肉の壁がぽっかりと開いて狼狽える、馬上の指揮官唯一人。
青ざめたその額に、ブワッと無数の脂汗が浮き上がり、脂肪塊の弛んだ首が――――バヂュンッと断ち飛ばされた。
獲物に飛びかかる巨狼の如き踏み込みが、捻りを効かせた薙ぎ払いの剛閃にてあっさりと敵司令の首を跳ね飛ばしたのである。
至近に剣気を浴びせられた軍馬は怯え嘶き立ち上がり、血潮のシャワーを撒き散らす重い荷物を振り落として逃げ出した。
ぽかんと口開け動きを止めていた傭兵たちも、夜道でオーガに対面したかの悲鳴を上げて、蜘蛛の子を散らすかの様に遁走していく。

ご案内:「ハテグの主戦場(過激描写注意)」にノウブルさんが現れました。
ノウブル > (――其れは、此処で起きていた小競り合いとは全くの無関係で、偶然だった。
ちょっとした魔獣討伐の依頼を請け負い、目的を達成しての帰路
ふと、僅か離れた所から起こる剣戟の音色に足先を向ければ
程なくして、まるで何かから逃げ惑うように、幾人もの傭兵らしき者達が
己を通り過ぎ、全速力で逃げて行った。

もしかしたら、此処にも魔獣の類が現れたのかと、流れに逆らって其の元凶を探りに進んだなら
きっと、其処に撒き散らされた数多なる血の匂いと、屍と
そして、その惨状を巻き起こしたのだろう、一人の女剣士の姿を目にする事となる、か。)

――――……随分だな。

(それは、警戒でも、決して賛辞でもなく、淡々と紡がれた言葉。
もしこの場に留まっている、勇気在るものが他に居ないのであれば
きっと、女剣士と、そして己だけが此処に相対する事になるだろうか。
事情は知らぬが故に、そして、出くわしたタイミング故に――
先刻の傭兵達の残党だと、そう認識され兼ねないやも、知れず)。

ゼナ > 遁走の人波に逆行し、戦場に遅参した男を出迎えたのは
驚愕の面相のまま、赤茶けた大地に転がる貴族の素っ首。
先の一閃は"引き"を効かせた見事な一太刀だったと言えど、その切り口は無骨な鉄塊に轢き潰されたぐちゃぐちゃの断面を晒していた。
にも関わらず、それを成した分厚い剣身に血脂のぬめりが見られぬのは、豪風纏った剣速の凄まじさを物語っている。

「―――戦いはもう終わりです。貴方も本陣にお戻りを。」

そんな首級をつまみ上げ、薄汚れた麻袋の中に放り込んだ女戦士は、血臭煙る戦場に一人残った男性に一瞥も向けずにそんな声音を投げかけた。
その体躯はこの場に散らばる傭兵同様、死地に身を投じる戦士の物。
しかし、彼の声音と所作は、先の傭兵たちの様な獣欲も功名も感じさせぬ落ち着きを持った物。
敵とも味方とも知れぬ男に無防備なまでに背を向けて、女戦士が向かうのは、か細い呻きを漏らす犠牲者達の只中。
体温の消えた表情のまましゃがみ込み、虚ろな瞳で母を呼ぶ傭兵の頭部を豊かな乳房で抱きとめて、引き抜く小剣にて胸を一突き。
彼の苦しみを終わらせた。
同様の行為を淡々と、一言も漏らさずに続けるゼナが改めて立ち上がった時、苦悶の呻きは全て消え、茫漠たる寒風の吹き荒ぶ音だけが寂しく響いていた。

その間、彼がこの場に立ち続けたのなら、若き女戦士も改めて彼に目を向ける事となるだろう。

ノウブル > (――其れは、戦乙女か、或いは死神か。
此方に視線を向ける事無く、首を確保した女剣士の行う次の所作は
最早放って置けば死に至る者達へと、安息を与える為の、死の抱擁
一人ひとり、長く続く苦しみから、生と言う戒めから開放して行く其の姿を
ただ、静かに見詰めて居れば。)

―――……戦か。 もしそうなら、口出しをする心算は無い。

(――この場で起きた事の事情は知らぬ。
静寂ばかりが包むこの元戦場で、人と人とが戦い、そして勝者と敗者が生まれたたのなら
其れは、部外者である己が口を挟む事ではない事だ――けれど、ひとつだけ。
ひとつだけ、確かめておくべきことが、無いとは言えない。
全てを終えて、女が此方へと視線を向ける頃に、漸く其の瞳を真っ直ぐに見詰めて。)

―――……御前は、人か、それとも魔性か。

(――問う。 唯ひとつの疑問符を問い、ゆっくりと距離を、相手の間合いへ踏み入る寸前まで縮めて行く。
鍛え上げられた其の身体、とは言え、相手が携える其の大剣は、其れだけでは説明の出来ない代物だ。
其れは、何処か己にも似ている、人では辿り着けぬ領域の、異能。

――武器に己から手を掛ける事はしない。
ただ、先刻までよりも、互いの距離が詰まった頃に、淡々と。)

……人に徒為す魔性なら、斬るやも知れん。

(敵意ではなく、警戒ではなく、唯事実を告げる様に、そう一言を)。

ゼナ > ゆるりと立ち上がり、彼へと向ける蒼瞳。
その際に無造作にぶら下げていた抜き身の大剣を、特殊な作りの鞘骨に戻すのは、彼が敵では無いのだと感じての事だろう。
失せた体温を僅かに戻した蒼瞳は、いっそ幼ささえ感じさせる真っ直ぐな視線で彼の姿を見つめている。
普段は快活な笑みを称えるその顔も、今はぐったりと疲れた様な無表情。
そんな娘に不意の問いかけが投げられるならば、きょとんと丸めた蒼瞳が2度3度と金の睫毛を瞬かせ――――ふっ、と小さな笑みを見せた。
冷徹無情の戦人が、柔らかな体温を湛える人間へと戻った瞬間。

「見ての通り、人間です。なんなら、触って確かめてみますか?」

言いながら広げた両腕が、柑橘を思わせる若い娘の汗の香りをふわりと漂わせた。
近づく男に向けるのは、少しばかり気落ちした様な小さな笑み。
無論、彼の身体の奥底、覚悟と共に蟠る戦意にも気付いている。
彼の筋骨が瞬発の兆しを見せるなら、こちらも瞬時の野戦反応似て戦人へと戻る事となろう。
しかし、続く声音に応えるのも人の声音。

「確かに、人よりちょっと力は強いんですけど、わたしはただの人間です。ちっぽけで、つまんない、ただの人間です。」

事実は多少異なっている。
娘の身体は純粋な人のそれとは異なり、濃密な魔の力を受け継いだ人外の代物なのだ。
彼が魔力の流れを見るのなら、膨大な魔力の奔流が娘の身の内にてうねる様に気付くだろう。
しかしそれは、娘自身も知らぬ事実。
故に、娘の言葉に嘘などなく、表情からも言葉の抑揚からも、誤魔化しの気配は一切感じられぬ事だろう。

ノウブル > (答えが返るまでは、きっと動かぬ事だろう
人を斬る時、僅かな逡巡でも生じるならば、この様な惨状にはならない。
歳若く見えても、其の瞳にはれっきとした戦士の鉄心が在るのだろう。
もし、返る言葉が後者であったならば、携えた獲物に手を掛けるのは直ぐ。
けれど、此方へと向けられた女の、其の柔和な笑顔が否定を紡ぐなら。
三拍ほどの間を置いて、ふ、と此方もまた、戦いに際する覇気を緩めて、相手の間合いへ一歩、踏み入ろう。)

……嘘で無ければ良い、嘘を付いている目ではないからな。

(――本当に、心の底から、そう思っている目だ。
匂いは違う、この鉄錆に塗れた戦場でも、女から香るのは決して人としてのモノではない。
けれど、重要なのは其の事実ではなく、彼女自身の在り方だ。
ならば己が次に為す事は、斬りかかる事ではなく――)

―――毒矢か、毒刃の類は受けていないな?


(腰に掛けていた皮袋から、革水筒と布を取り出して相手に差し出そう
ほんの僅かな傷とは言え、傷には違いない上に、返り血に塗れたまま。
戦闘其の物を直接見た訳ではないから、地に臥した彼らがどんな戦いをしたのかは判らないが
せめて、水の分くらいは清めて置けと、そう促す様に)。

ゼナ > 「ふふ、信じて頂けてよかったです。」

彼の体躯から戦気が抜け落ちるのを感じ、ゼナもまた、暴発しそうになっていた野戦反応のスイッチを落として柔肉の強張りを緩めた。

「―――ん、平気です。受ける時、きちんとその辺りも確認して選別しましたのでっ。」

こう見えてもわたし、結構強いんですよ。なんて戯言めいて口にしながらも、差し出された水筒と清潔そうな布はありがたく受け取って、濡らした白布にてまずは薄く血を滲ませる腹部の切り傷をそっと拭った。

「――――……んっ、……っは、ぁ……ふぅ……。」

戦場に出る覚悟、人間を殺す覚悟。
戦いの忘我の最中は消え去るそれも、やはり、ゼナの体躯を蝕んでいたのだろう。
濡布の冷涼が火照った体躯を清める毎に、消え残っていた力みを落としていった。
傷口の消毒、返り血の清拭、そして、汚れた白布を反対側に折りたたみ、改めて水に濡らして

「よいしょ……。」

伸縮性の強い黒皮をぐいっと引いて、拭布を持った手を潜り込ませる豊乳の谷間。
小麦色の柔肉をむにゅりむにゅりと悩ましく歪ませながら、谷間や下乳に溜まった汗を拭き取っていく。
その際、鎧の隙間から戦いの興奮にぷっくりと膨らんだ乳輪のピンクがちらりと覗いたりもするのだけれど、ゼナはまるで頓着しない。
更にはヒョイと腕を上げ、恥毛一本すら生えぬ柔らかな腋肉さえも柔々と拭っていく無防備さ。

ノウブル > ……信じるに値する理由は在る、説明出来る物ではないがな。

(其れは全て、多くの他者にとっては「直感」の域を出ない物。
けれど、己にとっては何よりも確かな感覚、嗅覚でも在る。
素直に己の差出た水と布を受け取る相手から、少しばかり視線を逸らしては
辺りに散る、戦場の様子を今一度眺めてみるだろう。
もう、危険と呼べる気配は微かも無い、其処に在るのはただの躯の山
名誉に駆られ、或いは欲に駆られて彼女を襲った者達の成れの果て
数多の念が渦巻く其の場所で、自らを清める娘の其の姿は
在る意味で、堂々たるモノ、だったのだろう。)

……綺麗な背だ、殆ど傷も無い。
然し…清めろとは言ったが、随分と頓着が無いな、御前は。
一応とは言え、雄の前なんだが。

(始めに、言葉にしたのは、数多の雄が目を奪われるだろう乳房や腹ではなく
これだけの群を相手にしながら、傷を受けていない其の背中。
届くか、と、布を此方へ寄越す様に伝えれば、軽装ながら汗に塗れた其の背筋を
代わりに拭こうとするだろうか。

――で、其のついでに。
まるでとってつけた様に、己と言う人前に関わらず裸身晒す事を厭わない様子を指摘して
背後で少しだけ、肩を竦めて見せたり、とか)。

ゼナ > この娘、肉付きの良い小麦の肌を大胆に晒した己の姿が、敵対的でない相手さえ豹変させる淫らな物である事に無自覚なのだ。
胸拭き、腋拭き、更には背を丸め、貞操帯と太腿の擦れあう微妙な場所にまで拭布を向けていた生娘は、男の言葉に「―――んぅ?」と視線を向けて小首を傾げ

「~~~~~ッ!!」

最後に付け足された言葉にて、ようやく理解が至ったのか、傾げた頭部をかぁぁぁ……と赤く染めていった。

「―――あ、はははっ、あはははは……え、と、……ん、ぁ、ありがとう、ございましゅ……。」

誤魔化しの愛想笑いが、邪気を感じさせない申し出に困った様な視線の彷徨いを見せた後、血と土埃と汗に塗れて汚らしく変色してしまった拭布を彼に差し出した。
ずしりと重い大剣もろとも、分厚い皮マントを身体の前面へと回して晒した背面。
前面以上に露出の高い背面部は、うなじや肩甲骨を含む大部分をパーティードレスの如く大胆に晒し、小剣の差し込まれた無骨な革ベルトの下、黒皮の貞操帯に包まれた臀部までもを見せつけている。

そんなお尻。
小麦の色彩も健康的で、しかし、伸縮性に富んだ皮ショーツの食い込むたわわな柔肉。
そんなお尻の割目の底付近、ちょろんとはみ出す小さな毛塊。
フサフサとした茶色の毛並みは艷やかで、兎の尻尾にも似た愛らしさを漂わせている。
貞操帯の尻飾りにしては変に位置が下すぎる、まるで、排泄穴を用いる淫猥な雌調教の際に用いられる淫具を差し込んでいるかのような、そんな微妙なポジショニング。
普段はどうしようもなく気になるそれも、生死を賭けた戦場の緊張によってすっかり思考の慮外に追いやっていた生娘は、汗浮く背筋と共に無防備なお尻を晒したまま。
赤面顔は見られぬ様に、前へと向けたまま、淫具に繋がる可愛い尻尾をぴろんと晒し続けていた。