2016/10/31 のログ
ご案内:「ハテグの主戦場」にハナビさんが現れました。
ハナビ > 人族魔族魔獣人造生命体その他諸々が群雄割拠する戦場を一匹の獣が駆ける。

別に戦争に関わるつもりはなかったのだが、引き受けた仕事がこの戦場を抜けた先の農村へ物資を届ける仕事だったのだ。

そのためどちらの軍にも属さない一匹の少女が、邪魔するものを全て倒しながら進むので、戦局は大混乱に陥っている。

「だーかーらー…帝国兵じゃないって…言ってるでしょ!!」

自分を帝国兵と勘違いして囲んでくる兵士やゴーレムなどを回し蹴りで一蹴し、軽くジャンプしてから魔力を爪状に伸ばし、一閃。
地面に5本の爪痕を残しながら数10m先まで切り裂いていく。
死者こそ出ないもののこの部隊も機能はしなくなるだろう

「ふぅ…荷物は届けたからいいけど、帰りもこれじゃやんなっちゃうなぁ」

ご案内:「ハテグの主戦場」に魔王リュウセンさんが現れました。
魔王リュウセン > 魑魅魍魎 群雄割拠 ありとあらゆる勢力が入り乱れて大混乱とかした戦場。

そんな戦場に一層の混乱ともふを齎せるべく 一匹のもふいもふもふが ずどん と降り立ったのだ!

その 地煙を立てて降り立ったのは、巨大な…黒猫だった。前足で べしっと肉球パンチを繰り出して、
寄ってくる人族獣人人工生命体その他等、肉球パンチで優しく?薙ぎ払っている。
薙ぎ払われた対象が軒並み幸せそうな顔で倒れてそれっきり動かない。
そんな黒猫を操作しているのは 黒猫の上で立っていた一介の九尾娘だった。

「さー  じゃんじゃん 薙ぎ払って。 戦局 とっとと終わらせよぉー、なんか大混乱だし。」

ふにゃああーーーもふ パンチ★  また 兵士か何かが幸せそうに吹っ飛んでいく。
時折 弓矢とか普通に飛んでくるけど それは 黒猫の上にいる娘が魔法なりで弾いて防いでいる模様。

ハナビ > 「…なんだアレ」

遠目に見えるのは巨大な黒猫。
その周囲では幸せそうに倒れている人々。
しかしこの少女、もふもふは好きだが所詮はイヌ科の一族。
実は猫はそこまで好きではなかった。
可愛いとは思いつつも不必要に近づくことなく周囲を通り過ぎようと走っていく。

「邪魔だ…ってば!!」

向こうとは対照的にこちらは殺伐とした戦場。
爪の一撃を振り下ろせば鎧が裂け
掌底を放てば人が宙を舞い
魔力を解放すれば衝撃波が起きて魔導兵器が砕けていく。

「ふぅー…ん? あそこにいるの、リュウセン?」

黒猫の横を通り過ぎようとした時、上を見れば先日見た女性が立っていた

魔王リュウセン > 黒猫絶賛薙ぎ払い中。肉球★もふもふぱんち は肉球に触れる事であらぶる闘志を根こそぎ奪っていく、
ある意味戦場殺しと化した悪魔の技だ。主に円形に動き回って
パンチの他尻尾でぶぅんぶぅんと振り払って また兵士が飛んでいく。
其の上にいるのは 猫は猫科だが 狐耳と九尾の少女は、正確にはイヌ科に属す。
かなり猫を使役している時点であり得ない組み合わせだが、使い魔としての化け猫は強かった。そりゃあ もう。

「あっちは …殺伐殺戮魑魅魍魎。凄まじいな。…魔族も適当に 薙ぎ払ってしまえ。」

化け猫に念を送る、と即 化け猫は唸り声を出してから もふもふ突撃で同じように ヒト族だろうが
区別なしに散らせて戦意を落としにかかる。と、声がそのうちかかる…。

「  お。 ハナビ。何してるの? ここは戦場ぉ。 危ないよ?」

化け猫の頭で念を送って 絶賛猫を操作中の娘が気付く。
一寸最近 もふったもふられました友人の方がいた。

ハナビ > 「よっと」

迫り来る肉球ハンドをジャンプして躱し、その背後で巻き込まれて倒れていく兵士達を無視して空中に着地。
空の上に立っているようにしてリュウセンと同じ高さまで移動する。

「知ってるよ。今日は配達の仕事でここを抜けないといけなかったんだ」

空中から戦場を見下ろす。巨大な黒猫が大暴れしているようであちこちで戦闘不能部隊が出ていることだろう。

「リュウセンこそ何してるの? 戦争に参加してたの?」

あまりそういうことに興味無さそうな印象だったため、首を傾げて。

魔王リュウセン > 化け猫は単体でも勝手に判断をして薙ぎ払い ジャンプして叩き付けやら実行している。
その間も兵士やら ゴーレムまで幸せそうに倒れて戦意喪失。
そのうち 一角は幸せそうに倒れ伏している魑魅魍魎で溢れるだろう。

…浮いてね?? ハナビさん。 仕組みはさっぱりだが―予想は大体つくけど、さっぱりにしておこう。
空の上に立っているような彼女とは同高さというのもあって視線は合いやすい。

「仕事? そう お疲れ様。…これ位でいいかな。」

もふもふ★パンチ及び上空からジャンプして押し付け 尻尾で薙ぎ払い 色々な意味で戦闘不可能地域を作りつつある。

意識を失った理由が もふもふ されました では 言いにくいだろう!
そこがねらい目ではあるが。

「一応 魔王なんで…勝手に暴走した魔族を引き取りに?参加っていうか止めに。」

一応魔王。そう 一応だが魔王。もふもふしかほぼやっていないので魔王なんだ?と疑問すらされる始末だが、
魔王の責務は一応している積り。 一応 時点で 魔王としてのレベルは高くない…?

ハナビ > 「…魔王? リュウセンって魔王だったんだ」

へー、とリュウセンをマジマジ見つめる。
確かに潜在的な魔力はかなり量を感じさせるのだろう。

「じゃあさ、レヴィアタンって知ってる?ボクの友達なの」

魔王にも知り合いがそこそこいる少女。
魔王もいろいろ大変なんだなと後片付けのように兵士を蹴散らす猫を眺めながら雑務に追われる姿を想像した

魔王リュウセン > 「まぁ 魔王です 一応。」

見られても 狐耳と九尾を生やす少女也が魔王なのは変わらない。
隠しているというか抑えている魔力の量は少なくはないが相当多くもない。
見た目でかなり ちょろさ100倍な時点で、油断させてずどん的な戦い方多い つまり 暗殺者的な。

「レヴィアタン。…母の友人では。ガレオン船を保有している海の魔王であっていれば それは同じ魔王の1柱。
 魔王は大体 知り合いというか同じ組織だし。」

魔王の中ではちょっと異質なのだ、化け猫は時折 もふっとパンチを繰り出して
―終わったと動作をやめると とある一角だけ 静かな空間が。

ハナビ > 「ぁ、うんそれそれ。そっか、やっぱり魔王は知り合い同士なんだね」

レヴィ今頃何してるかなー友人に思いを馳せつつ、とんと空中の足場を蹴り。

「それじゃボクはそろそろ帰るけど、リュウセンどうする?」

振り返り、リュウセンを肩越しに見た

魔王リュウセン > 「最近全然 逢いませんけど。魔王同士でここ半年ほどとんと。」

一寸引き籠りをしていた自身は解らないことだらけ。魔力の糸を編んで編んで纏めて縛って纏めて

「私も回収したら 帰るし。   アレを持って帰るし」

アレといったのは 化け猫が伸した魔族達。その足元足元に括りつけられた魔力の糸。
きゅっと纏めて太くした糸を化け猫が加えれば 引きずってもつれていける―罰も兼ねたお仕置き。

「気を付けて 帰るんだよ。無事に帰るまでが お仕事です。」

彼女をそのまま見送る形で その姿が見えなくなってから 化け猫とともに帰ったことだろう。

アレは引きずっていっただろうけど。

ご案内:「ハテグの主戦場」からハナビさんが去りました。
ご案内:「ハテグの主戦場」から魔王リュウセンさんが去りました。