2016/04/01 のログ
■アイリス > ――っ!(物陰から声をかけられば腰に差したダガーに手を伸ばす。どこかで聞いた覚えのある声のような気もするが・・・此処は戦場だ。一瞬の油断が命取りになることさえもある。未だ敵か味方かはわからない。ひとまず、敵として警戒するが最善か。――下手な動きを見せればその瞬間、斬る。そのような意思を込めて相手を睨みつける。視線に込めるは敵意。)
・・・、誰?(敵意は消さず、警戒心を緩ませず。こちらを知っているかのように、語りかける男性。 ――生憎、少女の記憶力は一度の逢瀬で声まで覚えられる程高いものではなく。――その顔は、からかっている・・・とかではなく、本気でわかっていないようであった。)
■アシュトン > はは、怖い怖い。
とはいえ、敵ならわざわざ声なんてかけず、後ろからざっくりいってると思うんだがな。
ま、警戒するに越した事はないんだがね。
(ひと段落ついた事は確かだが、最前線である事に変わりもない。
小さく喉を鳴らせば、両手を広げ、耳の高さに上げる。
もっとも、この状況でも武器を出せる事に変わりはないのだが)
…………誰て
(そして相手の返答に、ガクッと体を傾かせ。その辺にあった物資箱に頭がこつんとぶつかった。
どうもそのリアクションは、冗談で言ってる様子でもない。
本気で忘れられてるようだ)
俺だ、俺、アシュトンだっ
(ゴーグルを上に、口当ての布を下へとズラして晒し。
さらに己の顔を指で示す。
これで思い出せなかったら、地味にショックな所だ)
■アイリス > 声をかけて、忍び寄って信頼を得てから裏切り、殺す。――そんな輩もいるからね。(人、それをスパイと呼ぶ。そして、そんな職に就いている輩は大概・・・そのような軽口を叩き、人の懐にするりと潜り込み気がつけばいつも隣にいる・・・そんな立ち位置を確保するものだ。 ・・・まぁ、わたしはしがない傭兵稼業。わたしに対し、スパイ行為を行うメリットは少ないと思うが・・・わたしではなく、この陣に対してスパイを行うならば話は別。直ぐ様排除すべき脅威となるだろう。)
・・・知らない名ね。人違いじゃないかしら。それとも、忘れられた古い友人を騙る詐欺師かしら。(なんて、真顔のまま告げる。その顔に友人に対して向ける親愛は欠片も見えず、ただ向けるのは不信と敵意。物資箱に頭をぶつけるというコミカルな行為をしたとしても、彼に募る不信は拭えず。 ――心の内でくすくすと微笑み、白猫はその顔に不信をかぶらせる。 こう応えたならば彼はどんなアクションを見せてくれるのか・・・。 次のアクションを期待しよう。)
■アシュトン > 殺すかどうかは別として、そういう役回りも案外苦手じゃないのは確かだがね。
ま、傭兵一人にそんな手間かける位なら、どこぞの騎士様にでも近づくのを優先するけどさ。
(しれっとそんな事を言ってのければ、口元に弧を描いて。
もっとも、生憎とでもいうか、王国軍に傭兵として雇われているだけである。
ついでに言えば、流石にホームの国が潰れると困るので、王国軍に直接害のある仕事は受けないが――それはひとまず置いておこう。
掲げた手をヒラヒラとさせながら、頭を横にコテンと倒し)
酷い、酷いわ!
あんなに熱い一夜を過ごしたっていうのに、私とは遊びだったのね!?
(どこぞの捨てられた女の様なセリフを、何やら凄く大げさな仕草と共に口にして。
ヨヨヨヨと目元をコートの袖で覆う泣きまねなんぞしつつ、肩をがっくりと落とし)
或いは、名前や声ではなく、体に思い出させてやった方が早いかな?
(一転、ふっふっふっふ、と悪そうな笑みを露骨に浮かべれば。
両手をワキワキとさせつつ、摺り足でにじりよっていく)
■アイリス > ・・・直接言われると腹立つわね。(むっ、と不満そうに頬を膨らませる。まぁ、それは至極当然であるのだが・・・正論をぶつけられるとなんか腹立つのと一緒だ。)
・・・あぁ、そうね。そういえばその一夜を過ごす代わりにあなたが今度高級料理店のフルコースを振る舞ってくれる約束だったかしら。 ・・・ねぇ、それいつになるの?わたしずっと待ってるんだけど。(と、あることないことでっち上げていくスタイル。 あぁ、楽しみだなぁ・・・綺麗な夜景を見ながら他人の金で高級なワインとか飲んで、美味しいステーキとか食べる日・・・。なんて、のたまう白猫である。)
・・・もっとがっくりしてくれると思ったのに。(なんて、ぼそりとつぶやく。そしたら、そのがっくりした姿を肴に大笑いしてやろうと思ったのに・・・その計画は素敵にご破産である。 ――ちなみに、声を覚えていなかったのはガチである。)
――来ないで変態。(と、ダガーをしまって今度は鞘に収められた刀に手をかける。 ・・・もし、これ以上わきわきと変態的移動によって近寄るならばホームランも辞さない。 流石に味方を抜身で斬る趣味はないので鞘による殴打になる訳だが。)
■アシュトン > なんだかものすごく理不尽に腹を立てられてしまたった気がする。
傭兵に取りいっても、作戦やら内部情報聞き出すめどなんて立たないし仕方ないだろぅ
(分かりやすく不満をはっする相手の表情に、むーっと小さく唸る声。
自分の傭兵稼業であるため、騎士様たちにとってはその程度の扱いというのも良くと分かっている)
めっちゃ尾ひれ付いてないか!?
元々の要求は部屋代晩飯代ランクアップした朝飯代だよね!?
ていうか実はちゃんと覚えてるよね、俺の事っ!
(ねつ造されてゆく内容に、すぐさまと突っ込みを入れ返す。
事と次第によってはやぶさかでもないが、少なくともそんな約束をした記憶は欠片もなかった)
ドSなの?
俺の純粋な心を弄ぶ感じのドSなの?
(そもそも純粋さは欠片ももちあわせていないが、なんか違う所で凄くがっくりした。
弄ばれてる感が半端とない状況である)
来ないで、と言われると余計に寄りたくなるんだけどな。
そういえば、押し倒されるのが好み、とも言ってたな。
天幕の中はあの様子、少し位騒ぎが起きてもどうという事はなかろう。
(変態的ムーブ続行。
本人の技術のせいか、無駄のない無駄な動きで、足音も全くしないのが更に怪しさを増加させ。
じりじりと、間合いを計るかのように近づいていく)
■アイリス > まぁ、それはその通りなんだけど。――正論って妙にむかつくのよね。(まぁ・・・特段ヒートアップするような議題でもない為、適当に落ち着くけど。)
そうかしら。確か・・・あなたとはそんな約束をした覚えがあるのだけど。わたしのことを思い出に次に進む為に一晩だけ抱いてくれ、って。その代わり次に高級料理店おごるから、って。そんな約束だった覚えがあるわ。楽しみだなぁ・・・。(ふふふ、と笑いながらそんな捏造された記憶をすらすらと唇から滑り出す。その愉悦、という感情を隠さず笑う姿は完全にからかいモードである。)
あら、あなたのどの辺りが純粋なのか、わたしに教えて欲しいわ。(初対面で身体を求めてくる、なんて欲望を丸出しにしてきた彼のどの辺りが純粋なのか・・・わたしにはちょっとわからないかなぁ。そも、傭兵で純粋とか笑っちゃう。貴族のように策謀渦巻く、とまでいかないけれど汚れ仕事も受けることが多い。純粋でいられるのはルーキーの頃だけだろう。彼のようにある程度その稼業に染まってしまえばもう純粋ではいられないだろう。 なお、ドS なんて言われれば あら人聞きの悪い なんて、くすくす笑いながら応えたとか。)
・・・まぁ、言ったような気がしないでもないけど。その気持ち悪い動きを止めて頂戴。寒気がするわ。(なんて、まるでバットでも構えるように鞘に収められた刀を構え、射程範囲に入れば直ぐ様フルスイング出来るように構えよう。勿論、全力で逃走の構えをすれば逃げられるだろうが・・・敵前逃亡はしたくない。故に、撃破の構え。 ――敗北をしたならば、押し倒され犯されるのも認めよう。また、交渉の結果も然り。だけれども、無償で身体を差し出すのは癪だ。 ――わたしは、色欲に溺れたつもりはまだ、ない。)
■アシュトン > 現在進行形で記憶と思い出がねつ造されてゆく。
というか、「アイリスの事を思い出に次に進む」って、会ったのこの前が初めてだよね。
さらにその言い分だと、俺が抱かれる方だよね!
酒位は奢ってやってもいいが、高級料理は流石に俺の懐が死ぬな!
(とりあえず否定しておく、否定しないと本当にやらされそうな予感がするので。
眉間に皺をよせつつ、ぬー、っと何ともいえないうめき声が)
純粋に……欲望と金と自由の為に生きてる辺り?
(こてんと、頭を横に倒して。
人はそれを純粋とは言わないのである。
裏も表もどっぷりと浸かった稼業だ、辞書に乗ってる部類の純粋さは欠片もないと言ってもいい)
寒気とまで言われると、流石に少し傷付くからやめにしよう、とりあえずは。
(さっくりと変態的な動きを辞めると、一息つき、僅かに双眸を細める。
どうもあの構えた鞘をおもいっきりとぶん回す心算の様であるが)
前に望まれた戦い、とまではいかないが。ま、一つ余興みいたいなモノだな。
――とうっ!
(味方同士で本気で戦う訳にはいかないからね、仕方ないね。
掛け声一つあげると、大きくしゃがみこみ。
体格差をものともせず相手の視界から消えるように地面に這うと、その状態から一気に地面を蹴り出して。
相手の腰の辺りを両腕で捕まえ地面に引きずりおろすような、低空タックルで飛びかかっていく
冗談じみた展開からの行動ではあるものの、動き自体のキレは中々である――すごく無駄に)
■アイリス > ・・・わたしの為なら死んでも良い、っていうあの契約は嘘だったの?(すっ、と目を細めまるで糾弾するかのように冷たい言葉を吐く。眉間に眉を寄せる彼とは対象的に白猫は楽しそうだ。)
とんだ汚れた純粋もあったものね。(ある意味純粋と言えるかもしれないが・・・それを認めれば純粋ってなんだっけ、と哲学するハメになるだろう。というか、その目的の為に手段を選ばないことを純粋ってどうなの、って思う)
だったら、もう少し一般的な動きを志してちょうだい。(彼のあれは紛れも無く変態だった・・・、と思う。・・・明日、出立の前に適当に誇張して兵士に噂として流しておくのも面白いかもしれない。曰く、まるでローパーのようであり、近づくあらゆるものを絡めとりそうな動きであった、とか。)
――ちょ、(ある種、油断していたのだろう。相手は敵ではなく、これは余興。そう、遊びのようなものであったのだ、と。姿勢を低く、こちらに飛びかかってくれば鞘をフルスイングできる姿勢ではなく。あえなく白猫はその腕に捕まってしまうだろう。――されど、そのまま大人しく押し倒される少女ではなく、割りと、本気でその頬を刀の柄でもって刺突――殴打したそうな。 咄嗟だったからね、仕方ないね。)
■アシュトン > なんかもう尾ひれってレベルじゃなくなってきたな。
そもそも君は、そういう脅しに縛られる位なら「じゃぁ好きに死んだら」とか言っちゃうタイプだろう。
(人差し指をぴしっと相手に向ける。
束縛よりも自由を求める、という話は散々と前に夜に聞いた気がするのだ)
汚れも極めればそれはソレで純粋さ。
真っ白ではなく、真っ黒に塗りつぶすみたいにな。
(くくっと、楽しげな声に肩を揺らした。
明日の命も分からないロクデナシ、まぁそんなモノである)
一般的ににじり寄る動きってどんなさ。
……これはやっぱり、物陰から不意打ちで捕まえるべきだったか?
(声を掛ける前に。
今更に今更の話ではある。
ワイヤーでも出してウネウネさせておけば、更にそれっぽく見えたかもしれない。
そして、初代の名を継いだ夜霧ではなく、ローパーという二つ名――は勘弁願いたい)
ふはははは、つーかーまーえー……
(とても楽しげな笑い声をあげつつ、猫の不意をとって腰辺りを抱きかかえ。
その勢いと体重をもって地面に押し倒しに掛かる、の、だけれども)
――あべしっ!!
(柄が頬に叩きこまれると、奇妙な悲鳴と、奇妙な殴打音を響かせて。
コチラが突っ込む速度×打突の威力=破壊力
コキャァッと顔が若干向いてはイケない方向になりながら、ずしゃーっと地面へと墜落するのであった)
■アイリス > ・・・惜しいわね。使えるものは使う主義よわたし。――わたしの為になんでもしてくれる、なんて最高じゃない。(つまり――利用するだけ利用する。その子のコトが気に入っているのならば、愛も与えよう。けれども、そんな得難い駒を無駄に浪費するなんて、なんて勿体無い。使えるだけ使う。鬱陶しくなったり、自分の足を引っ張るようならば見捨てる。ただ、それだけだ。――尚、実際に抱え込んだ場合割りと身内には甘いので情が湧いてなんだかんだと構い、心配する傾向が見られる模様。)
・・・吐き気を催す邪悪、と言ったヤツかしら。(真っ黒とかそれは悪・闇に対して純粋と言えるだろう。どちらかといえば純粋というよりも混沌、と呼んだ方が正しい気がする。)
物陰から不意打ちとか、うっかり斬り殺してしまってもお咎め無しよね。(物陰から飛び出してきたならば、対応する為に咄嗟に抜刀しそのまま切り捨ててしまったとしてもおかしくはないだろう。流石にお咎めはあるだろうが・・・所詮、傭兵同士にいざこざ。あまり強い追求はこないだろう。 なお、流される噂によってつくアダ名はローパー、なんて名前ではなく にじり寄るローパー という、頭文字がつくそうな。 曰く、夜闇に紛れ妖しい動きをしながら女性ににじりより、女性の悲鳴を愉しみながら押し倒す女の敵。)
――っ、(そして、見事不時着した相手とは逆に猫は華麗に片手で地面に付き、そのまま反動で後ろにくるくるとバク転をしながら綺麗に着地したそうな。 なんか、クリティカルした気配があるが、あれで死ぬようなタマではないだろう。たぶん。)
・・・いい、様。(くすり、と愉しそうに笑う少女。その笑顔はとても恍惚としたもので、その姿は紛うことなきSである)
■アシュトン > 散々利用された後に、使い捨てられる未来が見えなくもないな。
まぁそもそも、余程の事でもない限り、誰かに命を捧げるってタイプじゃないけどさ、俺は。
(向けた指が、へんにょりと下を向く。
己自身、命を賭けて、何てことが実際にあるかどうか謎な事この上ない)
そこまで邪悪かと言われると、自分でもどうなんだろうな、よくと分からんが。
もっとも、善人でないのは確かだろう。
(はっはっは、と全く気にした風がない笑い声)
流石にそこまで本気で対応されたら、こちらも本気で行かざるを得ない。
傭兵が途中で一人や二人、居なくなる事なんて普通だしな。
そのままお持ち帰りルートで、散々と可愛がるしかあるまいて。
(若干と、左右に不自然と揺れていた。微妙にローパーっぽい。
欲望と気の向くままに女性を弄んだりすることもあるので、女の敵、というのは否定できないところだが。
やはり、ローパーは勘弁願いたい)
ごふっ……死んだ爺さんが河の向こうで手招きしてるのが一瞬見えた気がする。
(みえちゃいけない系の河。
地面にのたりと倒れたままに、何やら恨めし気な視線で相手を見上げ)
おのれ、ドSの本性丸出し――かっ
(この見下ろされてる感に若干イラァとしつつ、片腕を軽くと振り抜いて。
コートの袖から伸ばすのは、一本のワイヤー。
恍惚とした顔のドSを捕獲するべく、するりと伸びたそれが足元へと絡み付こうとする)
■アイリス > まぁ――そう言っておきながら一人の女を愛し、すべてを投げ打ってその子の為に尽くすあなた、なんて未来もあると思うわ。そんな事言ってる輩こそ、以外と愛、なんて純粋な感情に弱かったりするのよ(なんて、まるで見てきたように告げる。まぁ――ただの恋物語のテンプレのようなものであるのだが。でも――彼のそういう姿が見れるのならば見てみたい。そして、普段のように話せないその姿を見てみたい、なんて思いはある。)
お持ち帰り、は別にいいけれど私が持ち帰られる側、っていうのは勘弁したいわね。(多少酒が入っていたとしても、今は割りとシラフだ。押し倒されたい、征服されたい・・・なんて本能染みた欲望は口にせず、ドSで冷静な冒険者、という様相を崩さない。・・・楽しんでるようにしか見えなくて、冷静には見えない、というクレームは受け付けない。)
あら、ついでに思い出話でもしてくればよかったのに。積もる話もあるでしょう?(もし、そうだとすれば生存確認を下後に適当に悪戯でもして陣の真ん中に捨てておくのに。)
――にゃっ、!?(愉悦・慢心。それらはすべからく隙を晒す。相手が味方だからか・・・完全にそれらを晒していた少女は足元に忍び寄るワイヤーには完全に気づかず。それが足元に絡みつき、少女のバランスを崩させたならば、完全に不意打ちだったのもあり ――ゴンッ! と、盛大に頭を打ってぷるぷると震えながら頭を抑えたそうな。) ・・・いたい。(涙目で、そう訴えた)
■アシュトン > 随分と、夢物語みたいな話をするんだな。
案外とそういうのが好きだったりもするのかな?
うーむ、どうなんだろうな……自分でも想像がつかないが――想像できない分、無いとも言い切れない訳、だが
(頭を左右に倒しながら、色々と想像をこねくり出しては見るモノの。
やはりと、思い浮かべる事が出来ない様だ。
まぁ自分のようなタイプが、意外にコテンと、なんて話は確かによくありそう、なのだけれども)
そう?
俺の隠れ家とか、尋問用の道具とか色々あって、結構楽しいと思うんだけどな。
まぁ一部の男性は、女性にお持ち帰りされるのもソレはそれで、かもしれないが。
(女性に襲われたい、ってタイプも、居るには居るだろう。
余り自分はそういう趣味は無いけれど)
……それ多分戻ってこれないパターンじゃないかなぁ?
爺さんは大往生したからいいものの、俺はまだまだこれからだっての。
(その場合、行く先はきっと地獄な訳だが。
なんだろう、マッパで全身に落書きされて放置されるんだろうか。
「にじり寄るローパー」とか「女の敵」とか)
くっくっく隙ありだな、金属を特殊な魔導機械で繊維状にし、さらにそれを編み上げて作った丈夫なワイヤーだ。
一度捕まれば、そうそう簡単に千切る事はできないぞ。
――操作、起動。
(ゆらぁりと立ち上がると、幽鬼の如くな足取りで近づいてゆき。
足に絡まったワイヤーは術式の干渉のもと、アイリスの体に絡み付きながらスルスルと上へと登っていこうとする。
その様、まさにローパーの触手が如し、スカートなんかも捲り上げようとしていると思われる)
あぁいや、すまん。
…………こっちも思いっきりやられたんだ、許してくれ。
(涙目の訴えに、片目を閉じる。
コチラも殴打された頬が、なんか思いっきり赤くと腫れ初めていた)
■アイリス > ・・・別に、そういうのではないわ。(――さて、実際はどうなのやら。しかし・・・この白猫も女で、女というものはその手の物語は好むものが多い。ほんのり頬を染めたのはお酒か、それとも照れか。)
・・・あなたの家には絶対行かない。今そう誓ったわ。(たとえ、何かの祝賀会とか、依頼の成功祝いとかで彼の家にお呼ばれしたとしても・・・彼の家には行かないようにする。何されるかわかったものではないし。
――まぁ、男であったとしても被虐趣味持ちは一定数いる。生まれつきそうだったもの、虐げられた結果、目覚めてしまったもの・・・etc まぁ・・・人の趣味にどうこういうつもりはない。好きなら好きで、いいと思う。)
そうね、あなたにはまだまだ奢ってもらわないと。(くすくす、と微笑みながらそんな事をのたまう。この間のご飯はよかった。とても良かった。次回以降も期待している。 ――尚、落書きする場合はそのようなものではなく ご主人様募集中、とかそういうコトを書いた看板でも下げておこうと思う。)
は!?ちょっと・・・やめ、ふざけないでっ(彼の説明なんて耳に入らない。もぞもぞ、と人のスカートを捲り上げるその触手のごときワイヤーを止めようと必死の抵抗を試みる。ダガーを一本抜いて、そのワイヤーの身体に突き刺し、地面とくくりつけようとしたり、その先端を手で捕まえて抑えようとしたり・・・そんな、必死の抵抗を見せようか。)
・・・許さない。これ止めて。(むっ、と膨れ面でこのエロワイヤーを止めろ、とそう彼に告げる。頭を打ったのに加え人を辱めようとしてるのだ。許すものか。止めたのならば・・・お遊び、として許さなくもない。 ――征服されたい、という欲を抱える少女であるが、何も自分からわざとそのように仕向けるような性格ではない。これでもプライドはあるのだし、簡単にそれを許すつもりは毛頭ない。自分の爪を折った先。その先でしか、征服は許さない。 ――なお、交渉の結果であるならば話は別である。気に入った相手ならば割りと、気分でやっちゃったりする。)
■アシュトン > まぁいいんじゃないか?
それに逆も然り、俺にそういう可能性があるなら、アイリスにもそういう可能性があるかも知れないしな。
(口の端、緩くと上げるえみを浮かべる。
こうい気の強いタイプも、案外コテンと言ってしまう事も、あるという話は耳にするところである)
そりゃ残念。
良い肉が手に入ったら、俺の家で奢ってやってもよかったんだけどな。
(くくっと、冗談混ざりの笑い声をあげれば、肩が揺れた。
そうそう頻度があって使うモノでもないのだけれど、隠れ家の地下にそーゆーモノがあるのも事実である。
彼女をそこに引き摺り込んで何かしらするかどうかは、別の話ではある)
この上なく現金な話だな。
当然だがタダでは奢らんからな?
(むぅ、と何度目かも忘れた唸り声である。
その落書きは尻方面で凄く危機感を覚えるのは気のせいだろうか)
ん~?
いや、べつにふざけてる心算じゃないさ。
散々と弄ばれてしまった、仕返し、とでも言った所かな。
(唇に弧を描きながら、先ほどとは逆になった状況。
必死の抵抗で動きを止めようとしているが、生き物ではなくワイヤーである。
痛みで止まる訳でもなし、操作は此方のさじ加減次第。
捕まえる手を押し上げ合間から進んでいくように、体に巻きついて動きを奪っていこうとする)
止めない、と言ったら、許して貰えそうもないな。
ただまぁ、折角悪戯なネコを捕まえたんだ、お仕置き位はしておかないとね
(傍らにしゃがみ込むと、相手の瞳を覗き込み。
ワイヤーで拘束し動きを奪った状態で、相手の肩に手を当て、ぐっと力を込めて地面へと押し付けるかのように。
蠢くワイヤーは凹凸のある表面で肌を摩りながら、上の服もぐいぐいと捲り上げてゆこうとする)
■アイリス > さぁ、どうかしら。――誰かに縋るのはわたしのキャラじゃないけれど。(けれど――恋なんて経験のない少女である。なれば、誰かにころん、と行ってしまう可能性は十分にある。 ・・・まぁ、憧れはあるけれど今は遠い遠いどこかの話であろう。)
そうね、それが手に入ったならそこらの宿屋の厨房でも借りましょうか。(別に、それを捌くならば何も彼の部屋でなくてもいいだろう。わたしが使ってる部屋でもいいし、宿屋の厨房を占拠したっていいだろう。何も、彼の部屋である必要は、ない。 白猫はそう主張する。)
仕返しにしては、えらく別方向からアプローチしてきたものね・・・!(決して肉体関係、エロ関係では弄んだつもりはない。だというのに、そちら方向で仕返しとか何なの、と告げたい。 ――ダガーで地面と括りつけそれ以上伸びないように、一定以上の行動を封じるように、と試みてみたけれど対して効果はないようだ。・・・もしかしてこれ魔力で伸ばす、とかしているのだろうか。一定の長さを持たず、魔力で伸び縮み自由自在、とか・・・。確かに、それならばダガーの束縛も対して意味がないだろう。多少伸び縮みに遅延があるかもしれないが・・・その程度であるだろう。)
――こ、のっ・・・!(こちらの身体に巻き付いて身体の自由を奪おうとするその厄介な蛇のようなワイヤー。されど、ただ諦めてされるがままにする程諦めはよくはなく、動けるならば 自由があるならばその限り、抗い続ける。されど、対して対策がある訳でもなく、今はとりあえず・・・その動きを止めるべく、その頭と言える場所を捉えようとしようか。)
この、変態っ・・・!(そんな可愛くない文句を告げ、相手がこちらの瞳を覗き込むならばその瞳に宿る光は曇ることなく、ただ拒絶を浮かばせる。足が自由ならば、その胸を蹴飛ばしてやりたいが・・・恐らく無理だろう。ぎちぎちにワイヤーで締め付けられてまともに動かすのは無理そうだ。元より、力には自信がない身。 拘束、というのは少女にとって最悪の相性だ。そもそも、ワイヤーって細いし、食い込むし、痛いし。そして、彼が近づいてくるならばまだ腕は動く。そうすれば、地面に突き刺したダガーを抜き、それの剣先を彼に向けて。)
――来ないで。
■アシュトン > 残念ながら、どうも口のやりとりで勝ち目が無さそうだしな。
それにまぁ、ある意味では定番だろうさ。
(肩が少しとばかり、上下に揺れる。
伸び縮み自由――とかそんなすこぶる便利な特性がある訳でもなく。
簡単な話、何本もワイヤーを所持しているだけ、だったりする。
まぁつまり一本の動きとめても、別の一本がまた絡み付いてくる、そんな状況。
そしてそのもう一本に意識が向いてる間に、捉えられていたワイヤーが逃げて更に、といった循環である)
そろそろ諦めてもいい頃合いなんだが、中々に粘るな。
とはいえ余り暴力的な手段に出るとそれもそれで問題だからな、根競べだろうか。
(今の状況が暴力的でない、訳でもないが。
殴ったりけったりなんてのは場所としてよろしくもないだろうし、正直なところそういう趣味も余りとない。
一本は一先ず取られられているが、袖からするりと出たもう一本は別の話。
また彼女の体を這って登り、腕なんてのも捕まえようとしていく)
さっきといい、今日は変態扱いされっぱなしだな。
いっそワイヤーより、本当に触手でも出した方が良かったかもしれんな。
(魔術による拘束用の触手、だが。
結果としてやることにそう違いはあるまい。
白い肌へとワイヤーを絡ませながら近づけば、眼前、突きだされるナイフの刃)
瞳に強い意思を残したまま、刃さえも向けてくる。
――ま、それを折るのも、随分と愉しい訳、だがな。
(双眸、細めると同時。
手品のようにナイフを一本取り出せば、相手と対峙するかのように手へと握り。
一閃と薙ぎ払うような動作で、刃に刃を当てて相手の構えたダガーを弾き飛ばそうとする)
■アイリス > 男を振り回すのは女の特権だもの。少しくらい、振り回されたっていいんじゃない?(しなやかさでは男より有利であるが、基本的な性能・・・力の強さではどうあったって叶わない。だからこそ、冒険者には女よりも男の方が多いのであろう。――この世界は男の方が立場が強く、女は虐げられる側にいる、という側面もあるのだろうが。)
大人しい女が好みなら、娼館にでもいってらっしゃい。選り取り見取りよ。(生憎、大人しくしてる、なんてキャラではなく諦めは悪い方だ。殴ったり蹴ったり、ならばそこら中に酔っ払いがいるのだし対して咎められないだろう。流石に斬ったり、魔術を放ったり・・・となれば咎められるだろうが。)
扱いもなにも、紛うことなき変態でしょう。人に、こんなコトして・・・っ(腕を取られ、ダガーを弾かれれば少女に抗う術はなく。少女に許された自由はその意思と目だけか。四肢はすべて封じられ、最早まな板の上の鯛。あとは美味しく頂かれて終わりだろう。・・・一応、ダガーが弾かれたとしてもあと5本残ってるし、刀もある。あるが・・・内二本は毒塗りでいくらなんでも一応は味方に向けるには抵抗がある。残りの二本は呪いを刻んだものであるから・・・こちらも味方に向けるには抵抗がある。となれば、残るは刀とダガー一本であるが・・・腕を取られた今後の祭りだ。 ――されどその目は虎視眈々と、隙を見つけ喉を噛みきってしまおうと企む肉食動物のように。 ――されど、その心の奥に潜むのは、束縛され自由を奪われ・・・どきどきと胸を高鳴らせる 女 も潜ませる。 プライドと、欲。その2つが入り混じり、拒絶と期待。それらが混濁した複雑な視線を彼へ向ける。 ――その 欲 については浮かんできたことに気づかない、ままに。)
■アシュトン > 確かに、多少と振り回されるのも楽しくはあるけどな。
ただ、振り回された分仕返ししたくなるのが、男のサガって奴さ。
(得物を奪い取り、ワイヤーで動きを奪い、目の前に拘束し転がした彼女にへと近づいて。
縛られた女の肌、太ももに手を置くとそこから撫で上げていく)
前にも言った様な気がするが、大人しい女もいいが、気の強い女も好みでね。
口の減らない女が堕ちる姿ってのも、素敵じゃぁないか。
(何処か楽しげな語り口でそんな事を告げながら、指で下着に触れて。
秘所に指を添えると撫で上げながら、伸ばしてゆくワイヤーが更にもう一つ。
下着の中へと細く丈夫なそれが潜り込むと、陰核を探り当て。
触れて巻き付けば、敏感なその部分を縛り上げてゆく)
ごもっとも、もしくは麻痺毒を使う手も考えたが――変態な事に変わりはなさそうだな。
しかし……前の夜以上に、これは、気を抜いたら本当に噛みつかれてしまいそうだ。
締め上げたとはいえ、油断できんな。
(そう続ける言葉は、隠す事もなく楽しげで。
陰核と割れ目を責めあげながら、狙うは彼女を落とすためのもう一手。
空いた手をアリスの背中へとまわしていけば、臀部の辺りに生えた……つまり、尻尾。
ソレを根本から手に取れば、指で強弱刺激をつけつつ、根本から擦り上げてやる)
■アイリス > 仕返し、と言って野外で女の拘束して、辱める男とか、どうかと思うわ。(口は減らず、彼への暴言は止まらない。滑りだした舌は止まらず、その自由が許す限り反抗を告げよう。太腿に手を置き、そこから撫で上げていたとしても・・・前のようにただ受け入れるようなコトはせず、反抗的な目をしながら彼を睨みつけよう。――隙を見せれば本当に喉を食いちぎりそうな、そんな狂犬のような雰囲気を見せながら)
生憎、わたしにはそんな趣味はないわ。――あなたが堕ちるならば、大歓迎だけれど。(そして、縛り上げられた自分に対しての尋問が始まる。下着の中にワイヤーが潜み、そのままくるりと陰核に巻き付いたのを感じれば)
・・・冗談でしょ?(流石に、冷や汗をかく。そこは女の急所。そこをそんな風にされて、責められたならば意思を保ってられるかどうか・・・正直自信はない。 そこを縛り上げられれば ――んぅっ! と、声を漏らし。)
は、精々慢心なさい。――その喉元、噛みきってやるわ。(赤い猫の目は獲物を狙う狩人のように。縛り上げられ、転がされ・・・まな板の上の鯛となったとしても、少女は食われるだけの獲物ではなく、油断した相手を食い殺す狩人の如く。 陰核と秘所と。その2つを責めあげられれば、声を押し殺し、その快楽を抑えようとする。それでも、時折かすれるように唇から、甘い吐息が溢れたりはしているのだけれど。そして、尻尾に彼が触れたのならば――少女の全身に走るのは拒絶感。全身の毛を逆立て、拒絶を顕にし)
――いつでもそこが弱いと思わないことね。手を、離しなさい。(その少女の反応を見てもそれでも続けるならば、少女から快楽を抑えるような声は消え、やがて嫌悪へと変わっていくだろう。具体的に言うと、触れる度に好感度が下がっていく、という感じだろうか。あの時は――身体が解れていたからこそ、感じた。快楽を覚えた。けれど、今は――そんなものはほとんどなく。覚えるのは拒絶と嫌悪。例えば――愛撫もなしに女の膣に肉棒を突っ込んだならば女からの心証はどうだろうか。・・・最悪だろう。痛いし、気持よくないし、嫌悪すら覚えるだろう。 それが、無理やりであるならば尚更。――つまりはそういうもの。 まだ、尻尾への愛撫で感じられる程少女の身体は出来上がっていない。 ――あの時の夜の難易度がNormalであったならば、今日の白猫はHardくらいの難易度はあった。)
■アシュトン > 室内の方が良かったかな?
ま、他の男に混ざられるのも気にくわないんでな、その辺は安心してもらいたいところだがね。
(全く安心できる要素はないけれど、一つの独占欲、のようなモノか。
あるいは彼女が余計に騒ぎ立てない以上は、近くにある天幕の事もある、あまり人目を寄せ付ける事もないだろう)
前の時は、気絶するほ感じてたんだけどなぁ。
この状況になって、冗談は流石にないな。
少しずつ締め上げられながらが、擦られる感覚はどうだ?
(敏感な突起を充血させるように根本から縛り上げ露出させ。
ワイヤーが動けばその表面を擦り上げ、更に親指で押しつけると円を描くように転がしてやる)
なら、精々と気をしっかり持つことだな。
何時でも噛みつけるように、一瞬も気を抜かず、抗い続けてみるがいいさ。
もっとも、俺も油断する気は毛頭ないけどな。
(相も変わらず気の強い瞳の光に、喉を鳴らすような笑みを返してやって。
ややと覆いかぶさるような位置へと移動すれば、さらに彼女の動きを奪うように体重を掛け。
秘所を弄ぶ指は下着を横へとずらせば、次いで直接と触れる形に。
柔らかな花弁に添えると、指の腹で刺激を加え続けていく)
ふむ……確かに、前と随分違うな。
なるほど――残念ではあるが、こっちはもう少し頃合いを見てからにしようか。
(どうにも、尻尾の方はよろしくと無いらしい。
慣らしの問題か、それとも今の状況のせいか。ある意味では本来の性感帯よりも繊細に出来ているようだ。
薄くため息を零すと、半ば渋々といった感じもあるのだが、手を離し。
代わりに丸みを帯びたお尻を手に取ると、ややと強めに力を込めて、歪めるように揉みほぐし始める)
■アイリス > どこだって悪いわ。どこに強引に縛られて、拘束されてわぁい、なんて喜ぶ女がいるのかしら。(・・・まぁ、被虐趣味です、なんて女ならば喜ぶかもしれないがわたしはそうではない。・・・ほんとよ。 縄とか、手錠とか・・・その手のものだったらちょっと興奮する、くらいあったかもしれないけれどワイヤーって痛いし。快楽よりもまず痛みがきてしまう。故に、快楽には未だ至らず。・・・解していけばやがて、なんてこともあるかもしれないが。 また・・・彼女が騒ぐ可能性は低いだろう。こんな、縛られて、肌を晒した情けない姿 誰かに見られたくはないのだから。)
・・・どこの並行世界の話をしているのかしら。お酒が回ってきたのかしら?(なんて、まるで そんなことはなかった と告げるように嘘を並べる。 ・・・認めるの、癪だし。)
――くっ、あっ・・・!ぎっ、んっ・・・!(未だ色気はなく、艶はなく。ただ、快楽を、感じてしまう心を押し殺し、噛み殺すだけの声。ただ・・・声の合間に吐く吐息には熱っぽいものが含まれて、少しずつ。そう、少しずつではあるが・・・快楽を覚えている様が見えるだろうか。元より、快楽は、気持ちいいことは好きな身。されど、そのまま流されてしまうのはどうにも悔しくて抗い続ける、という理性はあるものの・・・本能に飲まれてしまうのも、そう遠い未来ではあるまい。 そして、更に自分の自由を奪うように、体重をかけられれば ふぁっ! と、可愛らしい声を出したりも、して。元より性癖はどちらかといえばM寄り。誰かに征服され、雌として支配させられるのを好む少女である。このような状況、理性が拒みこそすれ、本能では悦びを覚えてしまっていて。)
賢明だわ。(ふんだ、と鼻を鳴らし彼の手を退ける。されど・・・その手は尻からは退かず。そのまま、歪めるように揉まれれば ひゅあっ、なんて、甘い声を漏らしたそうな。自分の視界の外、見えない場所からの不意打ち一発目には予測が立たず・・・その声も少女の盾をすり抜けあっさりと漏らし)
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