2023/06/11 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にミュリエルさんが現れました。
■ミュリエル > 神聖都市ヤルダバオート。都市全体があたかも1つの修道院の如き壮麗なる建築群の一角にて、南方の海を臨む僧院から僧衣に身を包む1人の女が姿を現した。
海からの風に目を細める、いかにも温厚そうな女は長い金髪に手をやりつつ、靴音を響かせて階段を下り、崖際のテラスに置かれた椅子に腰を下ろす。聖職者としての慎ましい生活の合間、彼女はこうして休息を取り、都市を行きかう人々を見下ろす。
「今日は、どなたかいらっしゃるでしょうか……」
その独り言にはいくつかの意味が含まれていた。1つは勿論、人間同士で解決できない悩み事や苦しみを抱えた者が助けを求めてやってくるか否か、というもの。そしてもう1つは、女の歪んだ価値観に照らし、「快楽」という名の救いを必要としている女性に巡り会えるか、というものだった。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にアーニアさんが現れました。
■アーニア > 行き交う人々を見つめている時、一人の人物に目が行くだろうか。
背中に背負う大仰しいバスタードソードが陽光を湛えて煌めくのが目に映るだろう。
その光を見て、その歩みを見て、これだ。と言外の確信を得るだろうか。
観察していけば、張り出した胸に誘われたように近づいてくる男を袖にする、
無理に手首を掴まれれば逆に捻り返して制圧する。
憲兵にならずものを突き出すといった少々目立つ光景。
自分とは違う意味での男への嫌悪、否、不満。
誘うようないでたちでありながら、満たされぬと言わんばかりの男への対応。
そこには、まさに快楽と言う救いを求めているように思えるだろう。
……使いを、女性を送れば招くことは出来るだろうか。
■ミュリエル > 不意に反射した光に、女は思わず目を細めた。武器を持って、しかも飾り気のない分厚い刀身を持つ武器を誇示してこの都市を訪れる者は少ない。
更に違和感を覚えたのはその振舞い様だ。性的魅力を際立たせる容姿でありながら、自身に言い寄る者を憲兵に突き出すというのは妙な話。憲兵がその行動を見て捕縛まで発展するはずはない。
自身に見合う男を求めていたとしても、毎回コトを公にしてはやり辛いことこの上ない。そして何より、彼女の表情だ。求めてはいながら、自身の望みに叶わないモノを押し付けられる苛立ちが手に取るように分かる。
「うん……」
小さく頷き席を立った。こういう時、女は代役など立てない。足早に通りへ出て、憲兵に背を向けたばかりの女性に歩み寄る。
「こんにちは、旅の御方。ヤルダバオートにようこそ。……わたくしはミュリエル。神に仕え民に尽くす者の1人として、貴女が幸せと安らぎを得られるよう祈ります。……そしてもし叶うならば、そのお手伝いをさせて頂ければ、と」
女は微笑と共に頭を垂れた。ゆったりとした僧衣は他の、少しばかり羽振りの良い聖職者たちと違って質素そのもの。清潔ではあるものの、みすぼらしさを覚えるだろうか。
■アーニア > 「ちっ。絡んできて手ェ出してきたのはあっちだってのに」
軽薄、否、惰弱な男を石畳に叩き伏せて突き出せば、小言を受けたのはこちらのほう。
ここは神聖都市、神のお膝元で無礼を働くのはどちらかとさらに不機嫌になる。
「……あー、ヤバイ仕事の話とかあれば、って思ったけど……」
頭を掻きながら再び歩き出そうとした時、すぐ傍から声を掛けられる。
「……ぁ?」
首をひねる。今度は別の小言、かと思って見据えた刹那、その瞳を見て眉を顰める。
それは、ともすれば貴女がこれまでも見たかもしれない表情。
聖職者を敬遠する怪訝なものではなく、何故”同類”がこんな往来で声をかけてきたかと、問うようなそれで。
……相対して改めて、同じ視野に聡い者だと気づくだろう。
「……アーニア。見ての通り食い扶持目当ての冒険者だよ。
幸せと安らぎ、ね」
いったん振り向いて憲兵へあしらうように手を振る。
今は聖職者のお世話になっている、もう用はないだろうと言わんばかりに。
「随分な身なりだけど、そう言う風に普段から声をかけてるの?
そうやって”善意”だけで近づいて食い物にされても知らないよ?
それでもいいっていうなら話位は聞いたげる。」
変わらぬ粗野な振舞い、男勝り。だがその直後に向ける視線はわずかに、
かすかに、理解できるものだけが悟れる色に濡れていて。
■ミュリエル > 「声をかけるのは、助けを必要としている……と、わたくしが考える方のみです。それに、聖職者の意義を考えれば飾りは余計でしょう」
いかにも男勝りという言葉が似合いそうな、粗野な振舞の女性。だが女には感じ取れる。彼女の、相手を跳ねのけようとする態度には別の意図がある、と。
「ではこちらへ。私の住処は「食い物」にするほどの物は置いてありませんが、アーニア様の望みには応えられると思います」
そう言い、手を引いて自身が管理する僧院へやってきた。南方の海を見下ろす、強い風が吹きつける神聖都市の一角。相手の女性を先に通し、両開きの扉を後ろ手に閉ざす。訪れた薄闇の中、底光りする薄桃色の目を細め、唇の両端を持ち上げた。
■アーニア > 「へえ、誰彼構わず、じゃあないんだ。」
年上であろう相手にも臆することのない、否、礼儀を知らぬ振舞いを見せる。
だがそれはそれだけ”求めるものを秘匿している”故に、余計なリスクを避ける為のものでもあって。
「ま、そうだね。余計な飾りは必要ないよね」
粗雑な剛刃、質素な僧衣。求める行いにそれは本来不要なものであり、飾り付けるは無粋である。
誘われるままに僧院へと案内され、その一角に案内される。
海を見下ろす見晴らしの良い部屋に案内され、後ろ手に扉を閉ざされれば、
僅かに目を細めて得物を支える留め具を外し、壁に立てかける。
「鍵、かけてくれると嬉しいかな……♥」
嗤う。欲していたものがようやく手の届くところに行きつく直前の、押し殺していたものを見せる表情の中、腰のブロードソードも鞘ごと外し、ウエストポーチも外していく。
丸腰。敵意もなく、話を聞く姿勢で相対して。
「それで、私の望み、がなんなのか想像ついてるの?
自分が助けが必要だって考えているなら、さ」
■ミュリエル > 「……お望みどおりに」
自身の直感が当たっていたことで、女は笑みを更に深くした。後ろ手のまま扉の留め金をかけ、武装と旅装を解く女性をじっと見つめる。
「アーニア様は、自身のみではどうにもならない熱を内に抱えていらっしゃいます。それは恐らく男性……いえ、雄の性にまつわるもの。けれども、貴女の魅力に惹きつけられた者を拒絶した。なにゆえか?求めるものの種類は合っているけれども、質が遠く及ばない……」
問題を出された学生のように言葉を重ねながら、女の僧衣の内側が波打った。重ね目がはだけ、豊満な乳房の深い谷間が曝け出される。その後、袖が膨れ上がり、濃い桃色の肉紐がまろび出た。
「その瑞々しい肉体を満たすには男では足りぬ。さりとて、何時でも相手に恵まれるわけもない。だからこそ、聖職者の都でありながら淫らな噂が飛び交うこの地まで足を運ばれた。恐らく地下の、雌を悦ばせる異形の存在を聞きつけたのでしょう……いかが?」
長話の最中、女の両袖から出た幾本もの触手。邪なる活力に満ち溢れ、脈打つそれらの先端には丸い穴が開いていた。太さこそ男根を想起させるが、共通点はそれだけ。目の前の女性を欲し、我が身を潜らせ快楽を与え合うという、原初的な欲望のみを感じ取れるだろう。
■アーニア > 「……十二分に正解♥ ここに来たのは胡散臭い仕事の依頼、私を貪ってくれる”雄”に巡り会えるか期待してだね♥
男じゃ駄目。多分一部は良い相手もいるんだろうけどね。
装備を外す、服を脱ぐ、ベッドに横たわる。ベッドから起き上がる。服を着る、装備をつける。
その後にどうでもいい雑談でアピールしてくる。
……その全部の時間より”種付け”が短いとか、もう無理だからさ♥」
扉を閉め、隔絶されれば旅装を脱いでいく。
それでも抑えつけられていたのだろう、下着を外せば爆乳がまろびでて大きく弾んで見せる。
「男の欲じゃなくて、雄の欲に染まりたい。は違うか、抵抗しても無駄、っていうより呑み込まれるようなのに安心を覚えるっていうかさ。
俺はすごいだろうって振舞いをされるともう無理。
そう言うのを振舞いじゃなくて”行為”で示して欲しいの。
……ミュリエルみたいにさ♥」
裸身を晒せば近づき、触手を見ても臆するどころかその中に身を預けて、それ等に指を這わせて先端の穴に指先を食い込ませて。
「……んでさ、一個聞きたいんだけど。」
耳元に唇を寄せて、爆乳と爆乳を押し付け合い、形を卑猥に歪ませて。
「ミュリエルも女レイプしてきちんと気持ちよくなれるの?」
嗤う。囁いて、共に溺れようと誘う。応じてくるのだ。
■ミュリエル > 「分かります。心を通わせるのは……時として苦痛を伴う」
「常識的な」営みのわずらわしさを嘆く女性には、笑みと共に頷いてみせた。自身もかつてはそのような行為に意味があると思っていたが、今となっては相手と同じ気持ちだから。
「その望みは、アーニア様。きっと叶えられるでしょう。私はこれらを呼び出し操ることは出来ますが……一度始まれば、これらは止め時を知りませんから」
触手を呼び出した己に近付き身を委ねる女性と目を合わせ、抱擁する。ざわつく肉紐らが一斉に蠢き、感知範囲に入った「雌肉」を這い回った。すぐさまおあつらえ向きの「入口」を2つ探り当て、先端がじっとりと熱く湿る。
入口を捉え損ね、女性に掴まれた触手は先端の穴をくじられると喜ぶかのように震え、粘りつく液体を分泌させた。
「それは……アーニア様次第ですね。お望みならこれらをもう一本、丁度よい場所から呼べはしますが……」
爆乳を押し付け合う中、女は相手の手をとって自身の内股へ触れさせる。「ここからも生やせる」と言外に伝えた。
■アーニア > 「苦痛、ね……。
多分、私とミュリエルは最終的な落としどころは違うんだろうけど……、
気は合いそうだね♥」
おそらくは雄、というより雌全体が幸せになる、快楽に溺れることが幸福としているのだろう。
自分はそこまで視野が広くない、ただ、雌の肢体、胎が悦ぶ”真理”は理解している。
つまるところ、溺れる快楽の底に至る”深淵”は同じなのだ。
「へぇ……♥ 止め時をね……♥ んっ……♥ さっそくがっついてる……♥
私のことなんかお構いなしだ……♥」
尻たぶを這い回り、後ろの”入口”に沈み込もうとすれば容易く呑み込む。
探るように太腿を舐め前の”入口”に押し当てられれば粘ついた音を響かせて咥え込む。
僅かに身を離し、掴んだ触手を二人の谷間に引きずり込むと、犯す側を貪ると言わんばかりに乳首を圧しつけ合いながら乳圧で触手を扱き立てる。
「……♥ いいけど、男みたいにすぐイッて終わりなら、延々絞り取って後悔することになるけど、大丈夫……?♥」
既に濡れた貴女の内股に指を這わせて、親指で前の”入口”に咥え込む触手を親指でなぞりながら肯定の笑みを浮かべて
■ミュリエル > 「そう。わたくしが抑えていないと……ほら」
袖口の蠢きを見下ろした女が喉を鳴らす。直後、秘所と後孔に沈み込んだ2本がずぶずぶと膣内を押し広げ、腸内を遡り始めた。
女の制御を離れた触手は淫核の裏を撫でるとか、尻への責めで膣裏をくすぐるとか、そういう「人並み」の性技を知らない。狭く湿った肉穴に自身を受け入れさせ、先端からとろとろと溢れ続ける透明な潤滑液に任せて柔肉を擦り立て、身勝手に快楽を貪るだけの存在になり下がる。
ひたすらに雌を求める2本が女性の前後を掘り返し、泡立つ水音と共に両穴を「使う」中、系4つの爆乳に挟まれた触手が原初的な悦びに打ち震え、粘つく汁を飛ばして2人の胸元を汚した。
「いつまで保つかも、アーニア様のお望み通り。けれど今はわたくしのことは置きましょう。助けを求めていらしたのは、貴女なのですから……ね?」
薄暗い僧院に卑猥な粘着音が上がり始める中、僧衣をはだけさせた女は冒険者の女性を抱き留め、相手にされたのと同様耳元に囁き、息を吹きかける。
■アーニア > 「んくっ♥ おぁ♥ は♥ ぁあっ♥」
秘所と後孔を押し広げて奥へと蹂躙を始める触手。これは彼女が使役するものではなく、介して出てくる何か。
雌の言いなりではない逞しい雌を蹂躙する雄。
貪られ、ねじ込まれる快楽に、力強い人外の凌辱に腰を戦慄かせる。
身勝手に快楽を貪る存在に早々に身を委ね始め、目の前で男勝りな女が雌の顔になって表情を蕩けさせていく。
「そういうわけにはさぁ♥ あふっ♥ 行かないよねぇ♥」
足を開き、触手を咥え込み、犯されながら舌なめずりをする。内股に触れていた手が、貴女の秘所をなぞりあげて、陰核を転がして。
「私はミュリエルが救ってくれるって言うの……♥ なら……♥
ひぅ♥ ぁあああああああ♥ ミュリエルも気持ちよくならないとさぁ♥」
触手を手放し、しなだれかかる。粘り気を帯びた爆乳を擦り付け、雌の快楽を共有しようと尻たぶを掴み。
「どうせ救われるなら二人で救われようよ……♥
それで勝手にミュリエルが楽しんでも恨みっこなしでさ……♥」
囁き合う唇が近づく。
異形に包み込まれ、絡み合う女同士の唇が快楽を囁き合って。
■ミュリエル > 「ふふ、良いお顔。わたくしの見立てが当たっていて幸いでした」
男勝りな女性の表情を感じ取ったのは聖職者の女だけではない。貫く両穴がこなれてきたのを察した触手が、その動きを変える。膣を犯す肉紐がじゅぽっと奥を突き上げ、丸みを帯びた先端を子宮口に押し付け粘液を塗りたくり、膣内は勿論胎内まで我がものにしようと好き勝手はいずり回る。
そして後ろを犯していた触手は更に悪辣さを増した。2本の触手が巨尻に貼りついて窄まりをぐぱっと広げさせ、粘液にまみれ滑りが良くなった小穴に入れ替わり立ち代わり肉紐を突っ込んでかき混ぜ、じゅぷ、ぐぼっと聞くに堪えない音が上がる。
「んんっ♡ ふふ、どういたしましょうか。こんなに悦んで下さってる方に、今更……はぁっ♡ 当たり前の、気持ちよさを、あっ♡ 差し上げるなんて」
触手に犯される相手と抱き合い、快楽を覚える様を見つめながら秘所を愛撫され、女は早くも内股を濡らし始めていた。あたかも自分まで犯されているかのように熱い吐息を零し、女性の下唇にキスし、吸う。
■アーニア > 雌を犯す、穢す、屈辱にまみれて”拒絶”させる。
そんな雄は、人の欲は必要ない。獣欲を、雌の形を雄の形に咬み合わせるまぐわいを。
抗いようもなく咥え込む体だと理解してしまう幸福を。
それを満たすだけの暴力と執拗な肉欲が確かに触手にあり、子宮口を抉られる女の腰が円を描くように卑猥に揺れる。
尻たぶを触手に広げられて後孔へ目も当てられない凌辱で体を従わせていく。
ただ力任せに凌辱するのとは違う、媚薬で狂わせるのとも違う、否応なく受け入れさせる上下関係に身を打ち震わせて。
「でもそれでミュリエルも気持ちよくなれるんでしょう♥
一緒になろう♥ 一人だけお行儀よくこそ迷える子羊を見つめてるなんてことはしないよねぇ♥」
秘所をなぞり、指を沈み込ませて細やかに震わせ、親指で陰核を転がす。
おそらくはここだろうと、何より見たいのだ。
「ミュリエルが腰振って私とセックスするところみたいなぁ……♥
二人で幸せになることだけ考えよう……?♥」
囁いて、囁いて、熱い吐息が触れ合って、触手に穢されていく中で下唇に吸い付く僧侶の上唇を舌で舐め、唇の中に舌を忍び込ませていく。
「あ、駄目♥ すごい♥ 興奮する♥ 触手に犯されながら同じようにセックスできるミュリエルとするの想像するだけでゾクゾクする♥
ごめん♥ 無理♥ 無理矢理セックスする♥」
そう言うと、触手に絡みつかれながら、貴女の太ももを左右から掴み、抱え上げる。
向かい合った姿勢で抱き合いながら、ベッドに移動すると倒れ込み、覆い被さる。
そのまま身を起こし、触手に絡みつかれながら無我の境地で法悦に陥る様は、淫靡に蕩けていて
■ミュリエル > 「しかし……はんっ♡ でも、わたくし……はあぁ♡」
相手の興奮と陰核への愛撫に当てられ、女は徐々に丁寧な口調を保てなくなっていく。そもそも上品ぶった態度は聖職者としての体面を保つためのものだし、今でさえそうしようとしている。その体面を脱ぎ捨ててしまえば、後はもう「キモチイイ」ことしか考えられない雌が遺されるだけだから。
抱え上げられた後でベッドに押し倒され、覆いかぶさられ、長い金髪が女の顔を隠す。そして、覗いていた唇が震えた。
「……もう良い。もう、知らない。アーニア様がいけないのですよ?わたくしは身を慎もうとしたのに。ちゃんと、気持ちよくなって貰おうと思ってたのに」
女の掠れ声と共に、触手が冒険者の女性の四肢を絡めとって宙に浮かせ、膣内を犯していた触手が抜け出る。刹那、陰核が粘りつく異音と共に膨張して、愛液まみれの剛直が顔を出した。触手のそれとは違う、明らかな雄の象徴。
「アーニア様の中、全部……全部使ってあげますから。もう、知りませんからねっ!♡」
その言葉と共に四肢を絡めとる触手から力が抜け、冒険者の女性の身体が男根の上に落下し、狙い過たずに膣を貫いた。たっぷり潤滑液にまみれさせていた膣内を突き上げると共に腸内に入っていた触手が抜け、男根が引き抜かれると共に尻を深々と犯す。
純粋な人間同士には出来ない、触手の膂力に助けられた騎乗位で相手を突き上げ、あるいは無理やり身体を沈めさせる。挿れるモノが変わってもやることは同じ。
相手の穴に肉棒の形を覚えさせ、「お前の身体はコレの為にあるのだ」と教え込ませる。ただそれだけの為に、女は腰を振り、触手を操り続ける。
■アーニア > 「え? あぁっ♥」
触手達が、ただ犯すだけだと思っていたそれ等が四肢を絡め取ってベッドの上に浮かび上がらせる。
もはや力でも叶わない逞しい雄に良いようにされて、その直下でミュリエルが唇を震わせて知らないという。どうなっても知らないという。
これが欲しかったのだ。手心のない蹂躙が。
「んぉっ♥ 様付けしないで♥ ミュリエル♥ 名前で呼んで♥
全部使っていいから♥ もみくちゃにしていいから♥」
己から触手が引き抜かれ、その直下で推測通り、ミュリエルの陰核が粘り気と共に膨れ上がり、伸び、節くれ、雄のそれを模していく。
「あっ……、ぁ、か、ああああああああああああ♥」
ミュリエルの真上に触手が脱力して落下させ、狙いすませたかのように空虚に剛直が撃ち込まれる。
キュウウと秘所が蠢き、食い締める剛直の形に歪んでしまう。形を覚え込んでしまう。
触手に弄ばれるように蹂躙される。
剛直を捻じ込まれ、惹かれると同時に後孔を深く触手が打ち貫く。
「ミュリエル♥ ミュリエル♥ 気持ちいい?♥ ミュリエルも気持ちいい?♥
幸せになろ♥ 女同士で幸せになろ♥」
飢える。渇望する。与えられれば更に欲する。
自らの意志で四つん這いになってミュリエルと腰を打ち据え、お互いを貪るように没頭することを欲する。
自分が満たされるためではない、今はミュリエルの為に自分の体はあるのだとでもいうように
■ミュリエル > 「はぁ……ああ……アーニア」
度重なるアーニアからの挑発で、女が保っていた建前は剥がれ落ちた。満たされない欲望を叶えるだとか、心を通わせる是非だとか、男か雄かだとか、そんなものは最早関係ない。
気持ちよくなれる棒を股間に生やせるのだから、それをただ使うだけだ。尻穴を触手で穿るのも、突っ込んでいる膣穴の具合が良くなるからだ。
「アーニア。今から貴女をわたくしの……わたくしの、穴にしてあげますからね。わたくしが好きな時に弄れて、好きな時に気持ちよくなるための穴にしてあげます。前も後ろもね。貴女が、そう選んだのですよ!」
声を弾ませた女が笑顔を浮かべる。先ほどまでの抑制されていた微笑でなく、むさぼる対象を見つけたケダモノのようなそれ。
相手の、冒険者として鍛えられた身体に腕を回し、しっかりと捕まえる。ただの人間、ただの男根ならこの姿勢では腰を振れないが、男根型の触手を生やした女には関係ない。腰を密着させたまま膣内で男根を突き上げては引き、単純な出し入れで後孔を刺激していた触手もぐりぐりと直腸をかき混ぜる。
もっと膣を締めろ。もっと男根を気持ちよくさせろ。そう命令するかのように、ほぐれた窄まりの奥を突き回した。
■アーニア > 「良い顔だねぇミュリエル♥ ミュリエルも幸せになりたかったんでしょう♥
全部ミュリエルのこと受け止めてあげるね♥ 友達になろうミュリエル♥
友達なら遠慮しなくていいし好きな時にお互いを”頼る”ものだよねぇ♥」
抱き締められれば身を委ねる。穴として使うと言えば淫猥に嗤う。
貪る対象を見つけたのは己も同じ。お互い利害が一致している。
だからどちらも幸せになれる。
大股を開き、腰を密着させ、触手に尻肉を広げさせる。
男根触手が大きく蠢き、腰が密着させたまま子宮口まで打ち上げてくる。
直腸を掻き回して圧をかけてくる触手の扱いに身悶えるどころか法悦に満ちた表情で腰を戦慄かせる。
「ミュリエルも腰振って♥ 動かして♥ 触手じゃなくてミュリエルが私を都合の良い穴にしないと♥
私をどうしたい♥ 穴にするだけでいいの♥ それだけでいいの♥
遠慮しなくていいんだよ♥ ミュリエルの欲望全部ちょうだい♥」
抱き締められる一方で冒険者の手が僧侶の腰裏を回り、股を潜って秘所に指を沈み込ませる。
「ミュリエルは男じゃないの……♥ ミュリエルは触手が生えた女♥
女の良いところ抉って言いなりにできるんだよ……♥
ミュリエルはどこ触られると気持ちがいい♥」
嗤う。嗤う。どこまでも欲望を受け止めてくれるのだと。
体を揺すって爆乳を擦れ合わせて更に深みへとはまっていく。
■ミュリエル > 「お友達……お友達。素敵ですねっ♡」
相手を見上げて笑い返す。犯し合って快楽を貪るだけの「友人」とは何と度し難く、甘美な響きを持っているのだろう。自分に跨る冒険者の腰のくびれを掴み、突き上げ始める。触手の膂力に助けられた動きは一突きごとに相手の身体を浮き上がらせ、巨乳を弾ませた。
「どこを、触られるって……あ♡ あああぁっ!♡」
冒険者の指が女の秘所に滑り込み、生やした男根の裏に当たった瞬間、甲高い叫び声と共に背を反らし、相手の子宮口に亀頭を押し付けながら射精した。どく、どくっと迸る白濁液が膣内を満たし、結合部からあふれ出る。
けれども女は脱力しないし、精を放った男根も萎えない。男根は触手をもとにした造り物であり、その触手の精力には限りがないから。
「ねえ、アーニア……」
腰を掴んでいた手で圧し掛かる爆乳を揉みしだく汗だくの女が、頬を紅潮させる。
「せっかくここまでいらしたのですから、何日か泊っていってください。貴女だって、まだまだ物足りないでしょうし……私も、もっとアーニアを使ってあげたいですからね」
射精したばかりの男根で膣奥を小突きつつ、触手が抜けたばかりの後孔に中指を呑ませる。ぬめる肉紐が散々荒らし回った腸内をゆっくり掻き回しつつ、自身の快楽しか考えていない、身勝手な提案をした。
■アーニア > 「ぅぅううあああああああああ♥」
中に子種を注ぎ込まれば散々に雄に犯されてきた雌穴は容易く絶頂を同調させて共に声を震わせる。
そして未だ硬いままの剛直を咥え込んだまま、ミュリエルの体に腕を回して。
「え、いいの、助かるなそれは♥ ああでも、ミュリエルもセックスしたいって素直に言うならお言葉に甘えるよ♥
……それに、ミュリエルももっと”幸せ”にしたい人を探したいんじゃない?
その辺り話す時間も欲しいしさ……。
……友達なら、困ってる時は助けないとね」
ミュリエルの”救い”を授けるもの、快楽を欲するものを導く外部要員となる。
爆乳を揉まれながらそう言って、ミュリエルに奉仕するように相手の爆乳にしゃぶりついて甘く歯を立てながら二人がベッドで体を絡ませ続けて―
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からミュリエルさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からアーニアさんが去りました。