2022/02/20 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート/地下街」にレフェーリアさんが現れました。
■NPC > 「治療師様、御厚意ながらも診て頂いてありがとうございます。これは少ないですが餞別です……」
「……して、貴方はこれからどうなさるおつもりでしょうか?」
■レフェーリア > 「……ええ、それは……そう、ですけれども……」
如何なる場所であったとしても、売春施設が横行していようとも、病が流行れば大騒ぎになり、怪我人が出れば治癒を求める。
そんな場所にかこつけてローブ姿に精製した薬やら治療用の道具やらを詰め込み、神聖都市の名が霞む様な事が昼夜を問わず行なわれている地下街へと赴いたのだった。
医者や治療師の類ならば、個人で吹っ掛けようとも金を得る事が出来る。
手渡される餞別が例えば本気で神の事を信じている来訪客の御布施であったとしても知った事ではない。
彼女からしても必死であるのだから。
「……では」
そして彼女からしても道理が違っており、このまま治療師として過ごす事も、
またはこの地下街で女性一人で出来るもう一つの仕事――売春婦として働くかを、顔見知りの相手へと問い掛けられる。
既に上の都市へと昇って旅人向けの宿で過ごせるだけの路銀は集まったが、
これ以上を求めるならば――或いは、金ではない快楽を求めるなら。
顔を赤らめながら出した答えに、どちらにしても相手はにこやかな笑顔で迎え入れてくれて。
■レフェーリア > その後、夜を迎えても地下の灯りは絶える事無く…
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート/地下街」からレフェーリアさんが去りました。