2017/10/14 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にアインさんが現れました。
■アイン > 昼過ぎまで、祈りや施しで人の出入りも多かった教会の礼拝堂。
神像が鎮座する祭壇の正面にある木製の簡素な椅子に腰を下ろし、
ステンドグラス越しに陽光が注いでいたから、何とも楽園の如き温かさも手伝って、うとうとと船を漕いでいた。
すでに、一仕事を終えた修道女たちの姿もなく、礼拝堂は静かなもので、
時折扉が開いては、祈りに来る人々の姿があるだけ。
そんな人々も、椅子に座って船を漕ぐ姿を見ても、流民か浮浪者か、その程度の認識らしく声をかける者もいなかった。
武器は帯刀していたけれど、身なりも簡素であったし、聖職者にも見えないから、人々の認識も外れではなかったが、
如何せん夜通し護衛をして、ここまで来てから、昼過ぎまで施しの手伝いをしたとなれば、
さすがに眠気も襲うし、そこまで“神に仕えた”のだから、不謹慎ながらの居眠りも許されるはず。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からアインさんが去りました。