2016/09/04 のログ
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にアナスタシアさんが現れました。
■アナスタシア > ―――『魔女』と疑われた者の末路とは、結局、ひとつしか無いのだと聞く。
繋がれた牢獄の中で、度重なる責め苦に耐えかねて落命するか、
晒し者にされた街の広場で処刑されて死に至るか、
―――けれど其れは何方も、嫌疑が濡れ衣であった時の事。
深夜、聖堂の地下に設えられた、武骨な石造りの牢獄。
天井からぶら下がるくろがねの鎖に両腕を一纏めに戒められ、
辛うじて足が床に着く高さへ吊り上げられている己の場合、
責め抜かれて命を落とすことも、処刑されて死ぬ事も、
―――余程で無ければ、出来そうに無かった。
審問、と云う名の拷問の場から此処へ戻されて数刻。
今宵も身体に刻まれた傷は、とうに癒えて。
見た目ばかりは清らかな姿なれど、感覚は残っている。
精神の消耗迄は、如何にもならないものなのか―――
もう、己はずっと此の儘此処で、飼い殺されるしか無いのか。
其れともいつかは呆気無く、首を落とされて果てるのだろうか、と。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」にフォレスさんが現れました。
■フォレス > (――――何者だ、との声が奥より木霊する。
何かとても、騒がしく大聖堂の地上部分で、慌しく人々が行き来している音が響いた。
そして――――…何人もの人間が、悲鳴を上げて倒れていくその音も、響く。
やがて、とても静かになったころ。
まるで水を這わせているかのような、そんな足音が階段より響くだろう。
べしゃり、べしゃりとまるでナメクジが張っているかのような、そんな湿った音。)
――――…やれやれ、騒がしいことですな……。
此れならまだ、バフートに探しに行くと言うほうが効率がいいというもの…。
ふぅむ……、私としたことが、判断を間違えましたかな?
(その足音の主は、男だった。
貴族のような礼服を着こなし、少しばかり眉をひそめながら地下牢まで足を踏み入れる。
かび臭く、誇りっぽく、そしてじめじめとした空気の中にある、まるで血をぶちまけたような鉄臭さ。
いくつもある牢屋を一つ一つ、目配せのみで男は見回った。)
――………やれやれ…。
(だが、男の眼鏡に適うものはまだ見かけない。
出来れば女を捜しているのだが、土の牢屋も空っぽか、もしくは人の手が入ったものばかり。
そんな女を見て、男はため息とともに首を振り、そして通り過ぎる。
そんなことを幾度か繰り返し――――アナスタシアの牢屋へと足を運んだ。)
■アナスタシア > ―――何処か、とても遠くの方で、誰かの怒号が、そして悲鳴が。
聞こえた気がした、けれども、唯の幻聴かも知れない。
如何でも良いのだ、己にはきっと、何もかも関係の無い事。
疲れ果てた頭が其れだけで危機感を覚える事も、
警戒心を呼び覚まされることも無く、意識も朦朧とした儘で、
従容と嬲られるのを待つ獲物の如き、無防備な姿を晒している。
湿った、と呼ぶべきか、濡れた、と呼ぶべきか。
兎に角も、足音が近づいて来る。
細く長く続く廊下の左右、太い鉄格子の填まった石牢のひとつ。
鉄製の扉は勿論施錠されているが、鍵は扉の脇にぶら下げられている。
其の、牢の中に―――ぼろぼろの布切れを裸身に纏いつかせた、
ひとりの女の姿が在った。
布切れ、はかつて、純白の修道衣だったもの。
身体の傷は癒せても、着衣を修復する術なぞ無い。
乳房も、下着を剥ぎ取られた秘部も、ほぼ、露わな儘で。
項垂れた面は乱れ髪に隠れ、鉄格子越しでは、意識の有無は判別出来ないか、と。
■フォレス > ―――…ふぅむ。
(男は、意識があるのかどうかもわからないアナスタシアの様子をじっと見やった。
いままで牢につながれていた女たちと同じなのだろう、そこには乱暴された後がいくつもあった。
しかし、その乱暴された後は衣服には見えるけれども――体にその後がない。
まるで誰かが、回復の魔法でもかけたかのように、彼女の体には傷がない。
そのことが――…不幸というべきだろう、男の興味を引いてしまった。)
――……くっくっく、どうやら少しは面白いものがいたようですね…。
(ご丁寧に、鍵は傍らに無造作に置かれている。
まるで、『どうぞ召し上がってください』とも言わんばかりの対応だ。
男は、そのカギを手に取りアナスタシアの牢の扉を開ける。
律儀、というべきなのだろうけれども――男はその扉をゆっくりと閉めた。)
……もし、お嬢さん?
(意識があるのかどうか…男には判別が難しかった。
乱れ髪で隠れた顔に生気があるのか、はたまた死人のように絶望しきっているのか。
男は、ひんやりと冷たいその手でアナスタシアの顎を持ち上げると、顔を其方に向けさせた。
意識があるならば、その瞳を覗き込み――自分の眼鏡に適うかどうかを判別する。)
■アナスタシア > ―――視線を、感じる。其れも、とても近くから。
また、新しい朝を迎えてしまったのだろうか。
其れとも僧侶のうちの誰かが、深夜の『お楽しみ』に出向いたのか。
何れにしても、逃げ場も抗う術も奪われた己としては、
唯、繋がれた無防備な肢体を晒すより無い。
施錠が外される音、扉が開け閉てされる音。
間近に歩み寄ってくる、誰か―――聞いた事の無い、声。
掛けられた声に応じるのも億劫で、黙した儘でいれば、
伸びてきた手指に頤を捕らえられ、仰のく角度に持ち上げられる。
瞳の色は紫水晶、然し微かに紅が滲む。
ぼんやりと、生気の無い眼差しの様に見えただろうけれど―――
「―――気、安く…触れないで、ください、ませ…。」
唇から零れ落ちる声は、言葉の気丈さを裏切って、か細く掠れていたが。
■フォレス > (持ち上げたその瞳に、やはり生気は宿ってはいなかった。
どこかぼんやりとしたその気魄に、男は一瞬だけ興味を失いかけた。
その無防備に晒された裸体、少女のような顔立ちなのに、随分と売れている印象を受ける。
だが、その口から漏れるか細くも気丈なその台詞は、大いに男の興味を引いた。)
…ほう、そのような口がまだ聴けるのですか……。
くくっ、此れは面白い…今宵は貴女にいたしましょうか…。
(男は、まるで気に入ったとでも言わんばかりに口を弧の字に描いた。
持ち上げていた顎をゆっくりと元にもどすと、ただ引っかかっていただけの白い布キレを払い落とす。
完全に、鎖につながれた裸体の少女に仕立て上げると、両手でその大きな胸を掴んだ。)
しかしながら……このような姿ではどのようにして私を拒むのですかな?
…否、拒む必要はないのでありましょうな……、このような場所にいるのですから。
逸れに、貴女様もずいぶんと「手厚く」扱われているようですし…?
(男は、掴んだ乳房を持ち上げ乳首同士を擦り合わせるように弄ぶ。
その口に、乳房を含めば音を立てて吸い上げながら、唾液?を塗りこみ。
弾ませ、元に戻る乳房似指を宛がい、その豊な胸に押し込むように、押し潰すと先端を指先で擽る。
じわじわと、その唾液が乳首を覆いつくし、そして皮膚から浸透していくのは…。
それが、ただの唾液ではないという事の表れだろう。)
■アナスタシア > 無力ではあるけれど、矜持を全て捨てた訳でも無い。
どれ程紳士的な見た目であれ、見ず知らずの男に触れられれば、
反射的に拒絶の言葉が口をつく、というもの。
然し、――――此度は其の矜持が、己が身を滅ぼすのかも知れない。
「――――、っ……!」
纏いついていた布切れが引き剥がされ、白い裸身が薄闇に暴かれる。
揺れるふたつの乳房を男の掌に捕らえられ、俯いた頬に恥辱の色が差した。
「は、な…して、……離し、なさい、っ……!
わ…たくし、は、……いや、…いやぁ、っ、…っっ……!」
瑞々しく張り詰めた膨らみは男の指に強い弾力を伝え乍ら、
彼の思う儘に歪められ、淡い色の頂は擦られれば直ぐに、
紅く熟れ尖った果実と化してしまう。
吸いつかれれば胸の芯に甘い疼痛が走り、びくん、と仰け反って
声を詰まらせるも、―――はしたない声を上げる事だけは、辛うじて耐えた。
身を捩って逃れようとしても、己の頭上で鎖が虚しく軋むばかり。
揉みしだかれ、押し潰され、男の唾液を柔肌へ塗り籠められて―――
――――――どく、ん。
「っ―――な、……っあ、…あ……!?」
男に弄ばれている乳房が、其の眼前で大きく弾む。
弓形に仰け反った裸身、仰のいた双眸が大きく見開かれて―――瞬く間に、紅く。
白い肌がじわじわと上気し、乱れ打つ鼓動に呼吸が浅く、忙しなく熱を孕んで。
―――何を、したのか。そう問いたくとも、咄嗟に言葉が出て来なかった。
■フォレス > (使われているその体は、聖女というのは少しほど遠いも乗った。
ヤルダバオート――神聖都市という名前とは裏腹に、地下では山ほどの女たちが、神にその身を捧げている。
男の慰み者になったとしても、女たちは祈りを辞めようとはしなかった。
上玉の女ほど、男たちに長く長く可愛がられる。
彼女もまた、その上玉の女の一人なのだろう。
だが――――男にとってそれは、非常に幸運なことだった。
何しろ、彼女のような気丈な教示を持つものを嬲れるのは、男の夢といっても過言ではない。
そして、その夢をかなえる術を、男はいくつも持ち合わせていた。)
くっくっく……このように乳首を勃起させておいて、何を辞めろとおっしゃるのでしょうかな?
すっかりと、美味そうに実らせておいでですし……くくっ、いままで何人にこの胸を味合わせてきたのでしょうか?
(男は、アナスタシアの羞恥を煽った。
立ち上がった乳首を、津用弾力を持つ乳房へと収納すれば、女は詰まった喘ぎを漏らす。
収納した先で、乳首を指先で擦りあげながら――男は乳首を濡らしていく。
収納された場所から、弾かれるように戻ってきた乳首は、桃色の液体で妖しく輝いているだろう。
その、刹那――――――。
乳首が、燃え上がるように熱く、どこまでも熱くなって行く感触に襲われるだろう。
弓形に体を逸らせても、その疼きは留まることを知らず、まるで乳首全体へと広がるかのように。)
くっくっく………。
(男はただ、紅く染まっていく瞳と、忙しなく紡がれる吐息に、喉を鳴らすように笑った。
べしゃり――と、不愉快な感触とともに乳房が男の胸で覆い隠され、また弾力に物を言わせて歪ませていく。
その、皮膚から『なにかの液体』が、摂取されていくだろう。
体を弾ませるたびに、大きく揺れる乳房を眺めながら――男はその股間へと、手を伸ばした。)
■アナスタシア > 囚われた他の修道女たちの末路なぞ、己が知る由も無い。
時折、何処かから聞こえて来る憐れな啼き声はあれど、
意図して其処からは意識を逸らしてきた。
―――唯、己に関して云えば、嬲る側にはそうするに足る『理由』が在った。
己は『魔女』であり、穢れているのだから。
清めねばならない、と云う大義名分のもとに、―――触れられた記憶が、
見ず知らずの男の手にも、容易く身体を綻ばせてしまう。
其れでも、と必死に身をくねらせて、逃れようとした、けれど。
「け、がらわ、し…こと、…仰らな、…で……!
いや、…も、いや、ぁ…っ、―――――あ、あ、あああ、…あ……!!」
硬くしこり始めた先端を、豊かに実る膨らみへ沈める様に。
執拗に弄り回す指先から逃れ、弾んだ先端は卑猥な桃色に濡れ光って。
――――乳首が、否、胸全体が、燃え上がるように熱い。
びくん、びくん、陸に打ち上げられた魚の様に跳ねる裸身、
堪え切れずに虚空へ放たれる、はしたない悲鳴。
男の体温で温められ、玩ばれ、白い丸みに薄く指痕が刻まれて―――
「――――あ、……あ、いや…っ…、
……や、触っ―――――ひ、ゃあああ、ん、あっ、あ……!!」
熱い、苦しい、もう、身体中が悍ましい熱に犯されて、
脳髄まで煮え立つような感覚に支配されている。
男の手が滑らかな恥丘を滑り、かたちばかりは慎ましげな秘花へ至れば、
其処はとうに嫌らしい蜜を湛えて、ずぷ、と指先を咥え込み、
物欲しげに戦慄きながら、きつく締め付けにかかるだろう。
■フォレス > (――――ただの、暇つぶし。そのひとつでここに来た男に、そこまでの事情は知る由もない。
聖堂による人々の視線を黙らせ、地下の入り口を見つけ、そこにいたアナスタシア。
その、少女に興味を引かれて弧の牢屋へと足を踏み入れた――…ただ、それだけの理由なのである。
桃色に光るその液体は、乳首から滴り落ちて、体を湿らせていく。
燃え上がるような熱さを灯らせた乳首は、男の手をより敏感に感じ取るだろう。
指の繊維一つ一つが、まるで鋼線の用に胸に絡み付き、それが痺れとなり、脳髄を焼く。
既に何人もの手を受け入れた乳房は、男の液体によって厭らしく染まり始めていた。
痙攣を伴い、その快楽を受け入れるしかないつながれた少女を眺め、男はその秘所へ指を突き入れる。
既に、そこはアナスタシアの愛液によって受け入れる準備は整っており、それも手伝って割とすんなりと受け入れられる。
しかし、物欲しげにうねるその膣内は、まるで指を食い締めてしまいそうなほど、締め付けを強めた。
悦んでいる――男は、そう直感し笑みをより一層深めた。)
穢らわしい……ですかな?
ふぅむ、人間というものは、その穢らわしい行為によって子を成すと記憶しているのですが…はてさて?
くっく………、しかしその行為にすら、貴女は快楽を感じているではないですか。
(男は嗤う。
アナスタシアの膣は、既に男の指を受け入れて戦慄き、離すまいと締め付ける。
その締め付け、男は指をその肉壁に押し付けるように拡げていく。
まるで、引っ掛けるように指を食い込ませると、少女を上下に揺さぶり愛液を飛び散らせる。
ジャラジャラと、拘束している鎖を響かせながら。)
いけませんなぁ、体に嘘をついては……。
くっくっく…なるほど、貴女がここにいるのはやはり、男を喜ばせるためですな…?
(…その、指から滴るあの桃色の液体は、少女の膣内にも流し込まれる。
まるで、意思を持っているかのように膣壁へと張り付いた液体は、少女の芯すらも、熱く蕩けさせていく。
覆いかぶさるように、男は少女の唇を奪う。
いやが王にも、人間ではないという事を思い知らせるために、少女の口内へとドロドロに溶けた液体を流し込んでいくだろう。)
■アナスタシア > ―――少なくとも、聖職者、と呼ばれる人種では無い。
何処ぞの貴族だろうか、仕立ての良い服を纏っているけれど、
彼らの振る舞いが身分同様、高潔とは限らない事も知っている。
だから、触れられる事自体には驚かなかったけれど―――
「い、―――っや、あ、なに、此れ…っ…、
どう、して、どう、――――っひぃ、ん、あっ、あああ、あ……!!」
滴る桃色の液体が滑り落ちた処から、肌が焙られたように熱く、
其の熱は直ぐに身体の芯まで伝わって、剥き出しの神経迄嬲られるよう。
視界に映るのは確かにひとの指であるのに、まるで無数に枝分かれした
異形の何ものかに、肌を隙間無く覆われ、甚振られているように―――
認めたくは無い、決して認めはしないけれど、全身を駆け巡る熱感は、
確かに、快楽の発露であった。
其の喜悦の儘に蜜を溢れさせ、膣肉を震わせて、男の指に食らいつく。
いや、と頭を振ってみても、眉根を深く寄せて耐え忍ぼうとしても―――
「ち……が、こんな、こんなのは、ちが、っ……、
―――あ、っあ、…――――っや、っあ……ぁ、……あつ、い、止めて、
熱い、壊れ、……っ……!!
ひっ、ひぃ、…っう、…あ……、あん、やめ、止めてぇ、ぇ、っ……!!」
こんなのは、違う。
新しい生命を授かる、神聖な行為とはまるで、違う。
唯、己の身体を玩具として、玩ばれているだけの―――其れなのに、
己は戒めの鎖を打ち鳴らし、ぎこちなく身をくねらせて泣き叫ぶしか無い。
男の指先が触れた処から何か、温かい液体が滲んだ、と思う間も無く、
傷ひとつ無い膣内の隅々迄もが、熱く、淫らに蕩け落ちてゆく。
絡みつく肉襞の連なりを男の指が揺さぶる度に、己の意思など置き去りに、
昇り詰めては愛液を弾けさせてしまう、浅ましい姿を晒して。
男が指を更に深く捻じ込めば、―――熟れ爛れた蜜壺には余りにも不釣り合いな、
薄い皮膜の存在が、其れ以上の侵入を拒んでいるけれども。
「んっ、――――…んぅ、…う、っ……!」
いや、止めて、もう、何もしないで―――
そんな言葉を全て封じ込めて、男の唇が己の其れに重なる。
抉じ開けられた唇のなかへ、流れ込んでくるどろりとした、何か。
唾液では無い、得体の知れない、―――撓る背筋を悪寒が駆け上り、
見開いた瞳が恐怖に彩られる。
目の前の、男が―――明らかに、ひとでは無い、という事実に。
そして己が、何か悍ましいものを、無理矢理飲み込まされている、という事実に。
悲鳴を上げたくとも、唇は封じられた儘。
■フォレス > (桃色に光る液体の正体は、既に彼女の体を蝕んでいる。
媚薬―――それも、とりわけ効能の強いもの。性欲を煽り、少女を根元から蕩けさせていくもの。
高貴なものの精神を貪り、喰らい尽くしてただの雌へと変えていく、魔性の液体。
胸を、そして膣内に塗りたくられる桃色の液体は、少女を更に女へと変えていくだろう。)
くくっ……その感覚から逃れる術をお教えしましょうか…?
ただ一言、気持ちいいと認めてしまえばよいのですよ、シスター?
(――――…快楽を、認めろ。
男はそのように、アナスタシアへと囁くように、耳元で喉を震わせた。
立ち上がった乳首も、いまなお指を食い締めている膣も、全ては快楽を訴えている。
気持ちいい、もっとしてほしいと体は言うのに、頑なな少女の精神はそれを認めないか。
首を大きく横に振り、今まで何人も同じ反応をしてきた――だからこそ、男は嗤う。
どこまで耐えられるのか、どこまでその精神が持つのか――……。
子供を成す、そんな神聖な儀式には程遠い陵辱劇。
人間の体を玩具にし、快楽を叩きつけてその身を焼き焦がしていく行為は、確かに違うだろう。
だが、膣内はそれでも喜び、男の指を食い締めているではないか。
薄い膜を感じ、男はそのかん色に笑みを浮かべると、少しずつ、少しずつその膜を押し込んでいく。
破りはしない、その幕の弾力を確かめるように、男はぎりぎりのところで少女を嬲る。
揺さぶり、愛液を溢れさせながら上り詰めていくアナスタシア。
その淫らな体を、男は笑みを以って迎え入れていた。)
くっくっく……さぁて、聖女様の泣き叫ぶ様はいつ見てもいいものですなぁ…。
いま、貴女様に流し込んだのは…あ、いえ。
その効能は身をもって体験していただきましょう?
(男は言うよりも早く、少女の中に流し込まれた液体――媚毒は牙を剥く。
まるで、複数回一気に絶頂したかのような衝撃と疼き、そして痺れ。
一気にそれが脳髄まで叩き込まれ、少女の体を焼き尽くす。
更に、男は淫核に狙いを定めたのか――そこを、指が巻きついて絞り上げ、別の指が押し潰す。)
■アナスタシア > ―――からだが、あつい。
ひと、の身に過ぎない僧侶たちが、気紛れに使う物の比では無い。
肌を焼き、身体の芯を蕩けさせ、頭のなかまで、淫らな衝動に支配され、
何もかも食らい尽くされてしまいそう。
―――粟立つ素肌が感じているものの正体、雌の本能が、渇望するものの正体。
其れ、を認めてしまえば、確かに、身体だけは楽になるのかも知れないが。
「い、いや、っ……!
わ、た…くし、は、…違う、……こんなの、ちが、うぅ、っ……!」
赤味を帯びた金髪を激しく打ち振って、否定の言葉に声を嗄らす。
決して、決して認めまい。一度膝を折ってしまえば、きっと二度と戻れない。
乳房を、先端の尖りを舐るように沁みてゆく媚毒、淫らに拓かれゆく秘肉が、
幾度と無くうねり、戦慄き、絶頂して迸らせる、甘い雌の香りを孕む蜜液。
何もかもが己の意思を裏切っても、決して―――
そんな、悲壮な決意すら嘲笑うよう。
男の指は探り当てた皮膜を、脆い『純潔』のしるしを、甘く、柔く弄び始める。
いっそ一思いに引き裂いてくれたなら、此れほどの恥辱に涙せずとも済むのに。
そうして、―――飲み込まされたモノが、己の理性に牙を剥いた、瞬間。
「ひっ、――――――ひぃ、っ、ああ、あああ、あ、……
っきゃあ、やめ、て、だめ、此れ、だめええ、っ……、
―――――っ、っ、……んんん、ぅ、あああ……!!」
其の瞬間、がしゃりと鎖を軋ませて仰け反った己の喉を貫いたのは、
正しく、雌の咆哮と呼ぶに相応しい絶叫だった。
此の身が、頭が味わった事も無いような、暴力的な快楽の奔流に焼かれて、
全身が激しく痙攣し、膣肉は男の指を、食い千切らんばかりに締め上げて打ち震える。
まるで粗相のように大量の蜜液が、勢い良く弾け散って己の足許へ
水溜りを広げ、己ばかりか彼の身体すら、雌の蜜で濡らしてしまうかと。
花芯に加わる苛烈なまでの刺激に、がくん、がくん、と腰が跳ね躍るごと、
新たな飛沫がはしたない音を立てて弾け散り―――
やがて。
長く、高く尾を引く悲鳴が尽き果てる頃、己の意識も深く沈む。
力無く閉ざされた瞼、鎖の戒めが無ければ、其の場へ頽れてしまうだろう、
弛緩した裸身は尚も、媚毒の支配を受けて淫らに濡れ綻び、
男の指を舐め嬲るように、膣肉を蠢かせていたけれど。
意識を手放した娘から興味を失くして立ち去るも、
或いは、弾け飛んだ蜜液が齎すやも知れぬ高揚感の命ずる儘、
更なる凌辱に及ぶ、も。
すべては、男の側に一任されて――――。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からフォレスさんが去りました。
ご案内:「神聖都市ヤルダバオート」からアナスタシアさんが去りました。